平成17年頃からADR(ミディエーション)に興味を持ち、以来4年ほどの間で様々な研修を受け、20冊以上もの関連書籍を読みました。コミュニケーションスキルのトレーニングは多重債務の相談に不可欠と考えたからです。
実際、学ぶ前の相談者に対する回答(メール)の内容は淡々として冷たい印象を持ちますが、学び始めてからの回答は入力に時間が数倍かかったものの以前と比べて温かみのある内容だと自負しています。
それほど意欲的に取り組んだADRでしたが今ではすっかり冷めてしまいました。必要性は依然として感じるものの以前ほど燃えません。
理由は多分、昨年4月から千葉司法書士会調停センターのセンター長を務めていることにあると思います。当初は平の委員でしたが、役員改選の時期に10名中7名が辞めてしまったことで仕方なく引き受けました。私も本当は辞めようと思っていたのです。言うタイミングを逃しました。そのような状況の中で、いきなりトップスピードになったわけです。これは精神的物理的にかなり負担となりました。心の準備ができていなかったのですから。
土曜日や日曜日が結構潰れることにも参りました。平日もそこそこですが、どちらかというと私の業務は週末や祝祭日のほうが忙しいのです。面談や再生、破産の書類のチェックにまとまった時間が必要だからです。家内もフルで働いていますので、家事の手伝いもあります。もちろん余暇も必要です。時間が大幅に足りなくなりました。
今思うと、趣味の範囲で留めておくべきでした。
その頃は心から楽しめたのです。
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では、また明日。
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--司法書士 松鵜孝之(HN:佐季papa/サキパパ)--
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