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今シーズン最初の「東方急行」が発車した

2023年12月13日 | 国内
12月13日 ツーリストの間で人気の「東方急行」の今シーズン最初の列車が、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相も出席した式典の後、首都アンカラから、雪に覆われた東部に向かって旅に出ました。

 Hurriyet
今年初の「東方急行」を見送るウラルオール運輸相(中央)


ウラルオール運輸相は、アンカラの鉄道駅で行われた式典で、わが国の鉄道は、1856年にイズミル=アンカラ間に初めて敷設されて以来、167年間、人々にサービスしてきたと語りました。

「わが国の列車は人や貨物を運ぶだけでなく、私たちの連帯と団結にも貢献してきました。列車の旅は近過去の想い出を呼び起こし、ノスタルジックでもあります。鉄道の旅はひとつの文化体験と言えますね」と運輸相は付言しました。

「東方急行は74年間、平均26時間かけて、アンカラ=カルス間の1360キロを走ってきました」とウラルオール運輸相は言いました。「東方急行はサービスが始まってから1億キロメートル以上を走ってきました。これは地球を2500周するのと同じ距離です」

「東方急行は、世界で最も美しい列車ルート・トップ4のひとつとされていますが、この列車の他に、2019年5月には、もっと快適にトルコの美しさを満喫できる“観光東方急行”も発足しました」と運輸相は言いました。

「東方急行はあらゆる年齢層の乗客、とくに自然愛好家や写真撮影グループに人気があります。東方急行は2019年に始まって以来、6万6000人の乗客を運んでいます」


トルコはガザから1000人以上を避難させた

外務省報道官の声明によると、トルコは、10月8日にイスラエルの攻撃が始まって以来、トルコ人、トルコ・キプロス人と、その親族を含む1047人をガザから避難させました。

 Hurriyet

12月13日のオンジュ・ケチェリ報道官のX投稿によると、ラファ国境検問所のエジプト側に到着した避難者たちは、トルコの外交官に迎えられた後、陸路、カイロへ輸送され、その後、空路イスタンブルへ運ばれました。ケチェリ報道官は、避難を待っている市民のリストも発表しました。

ファフレッティン・コジャ保健相は、ほかに68人の患者が、ガザからトルコに移送されたと発表しました。これら患者の中には、37人の嬰児と子供のほか、4人のがん患者もいました。患者たちは、61人の付添者とともに、エジプトのエルアリシュ空港から、首都アンカラのエティメスギュト空港に運ばれ、コジャ保健相の出迎えを受けました。

コジャ保健相は避難者たちの健康状態を気遣い、患者ひとりひとりに声をかけました。彼らの多くは子供で、医療スタッフと話し合い、その後、待っていた救急車に運ばれました。この避難者たちは、ガザからトルコに運ばれた5番目の患者グループで、総数は182人の患者と359人の付添者でした。


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