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トルコはフィンランドの加盟にOKしたが、スエーデンについては延期

2023年03月18日 | 国際
3月18日 トルコは、フィンランドのテロ組織に対する具体的で誠意ある対策の結果として、フィンランドのNATO加盟を批准すると発表しましたが、スエーデンの加盟は延期しました。

 Hurriyet
フィンランドのニーニスト大統領(左)とトルコのエルドアン大統領


「われわれは最近、フィンランドの具体的で誠意のある処置を見てきた。わが国の合法的な安全保障への懸念に対するフィンランドの理解の結果として、わが国は加盟承認の手続きに着手することにした」とエルドアン大統領は、3月17日、トルコを訪問中のフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領との共同記者会見で言いました。

「この決定が、わが国とNATOにとって、最善の選択となるよう願う」と、エルドアン大統領は言い、トルコはつねにNATOのオープンドア政策を支持してきたと強調しました。

「フィンランドの加盟によって、NATOはさらに強化され、世界の安全保障に重要な役割を演じると信じる」と大統領は言いました。ニーニスト大統領はこの発言を歓迎し、この決定についてエルドアン大統領に感謝し、「これはフィンランド全国民にとって、非常に重要なできごとだ」と言いました。

フィンランド大統領はスエーデンのNATO加盟に言及し、「フィンランドのNATO加盟は、スエーデンが加盟して完全なものになります。なぜなら、われわれは共同の安全保障関係にあるからです。両国はバルチック海に接しています。私はヴィルニウス・サミットで、両国が32加盟国と同盟国になることを願っています」と、7月中旬に開かれるNATOリーダーのサミットに言及しました。

エルドアン大統領はスエーデンに関しては、テロリストを受け入れ、テロリストによる反トルコのデモを首都の街頭で行うことを許可しているとして非難しました。

「私はスエーデン首相に、120人のテロリストの引渡しを望むと言いました。首相は良い人物ですが、それができなかった。それがスエーデンの加盟を認めない理由です」と大統領は強調しました。


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