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「トルコはトップクラスのワクチン接種国」WHO

2021年07月04日 | 国際
7月4日 トルコはコロナウイルスのワクチン接種で、先頭に立っている国のひとつだと、世界保健機構(WHO)が6月3日、言いました。

Hurriyet

「トルコのワクチン接種率には非常に積極的な傾向が見られる」と、WHOトルコ・オフィスのバティル・ベルディクリチェフ代表が、アナドル通信のインタビューで語りました。「トルコはワクチン接種の普及に関して、先進的な国のひとつです」

トルコでは、あらゆる年齢層がワクチン接種を受けられるようになりました。多くの人々が2度目の接種を受け、3回目の接種も始まっていると、ベルディクリチェフ代表は言いました。「これは極めて重要なことです」

「私たちがウイルスの拡大を許せば、それだけ多くの人々が病気になり、多くの人々が残念ながらなくなります」と彼は言い、インドで最初に見つかったデルタ変異種が新たなリスクになっていると警告しました。「ですから、伝染を止めるためには、出来るだけ多くの人がワクチン接種を受けることが重要なのです」

ベルディクリチェフ代表はまた、人々にワクチン接種を勧めているセレブたちを賞賛しました。土曜に発表された公式数字によると、トルコは1月にワクチン接種キャンペーンを始めてから、5200万回のワクチン接種を行っています。


トルコ系ドイツ人の弁護士が「市民の勇気」省を受賞

ネオナチ・テロ・グループに殺害されたトルコ人犠牲者家族の代理人となったトルコ系ドイツ人の弁護士が、7月2日、「市民の勇気に対するルドヴィック・ベック賞」を受賞しました。

 Hurriyet

受賞したバシャイ・ユルドゥスさんは、ドイツ憲法第1条にある「人間の尊厳」を力説し、「国家から脅威を受けたら、私たちはどうすればよいのか。絶えまない脅しと攻撃がつづいたら、だれが私たちの名誉を守ってくれるのか」と問いました。「私たちはもっと話し合わねばなりません。それが信頼を生む唯一の道です」と彼女は付言しました。

バシャイ・ユルドゥスさんは、以前、自分も2018年8月から、ネオナチから死の脅しを受けてきたと言いました。彼女と家族は脅しを受けて、3月、新しい家に引っ越した後も、死の脅しを受けつづけてきたそうです。

彼女はドイツの新聞に、「地下愛国社会主義者」を意味する“NSU2.0”という署名のある手紙を受け取ったと語りました。NSUは2000年から2007年の間に、トルコ人移民8人、ギリシャ人移民1人、警官1人を殺しています。2019年、ヘッセン内務省の調査によって、数人の警官が逮捕されましたが、その後も、NSU2.0の署名のある死の脅しはつづいていると、彼女は付言しました。

5月、脅迫状に関して、1人の容疑者が逮捕されましたが、彼がどうやってユルドゥスさんの住所を知ったのかはまだわかっていません。


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