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アクサライのセルジュク時代のハマムが修復される

2012年12月04日 | 観光
12月3日 アクサライに残っているセルジュクのスルタン・クルチアルスラン時代のハマムが、観光のために修復されることになりました。
ソフラル地区にあるそのハマムは1度も修復されずに残っていたのです。

 Hurriyet   

アクサライ県のネヴザト・パルタ知事とアクサライ博物館の学芸員ユスフ・アルトゥン氏は、ハマムとその内部の遺物を展示公開するプロジェクトに調印したそうです。
調印式で、パルタ知事はクルチアスラン時代のハマムはアクサライ観光の目玉になるだろうと語りました。

「作業はもうスタートしています。文化観光省の必要な許可も取れました」とパルタ知事は言っています。発掘作業には学者たちも参加するそうです。
プロジェクトの顧問になったセルチュク大学建築学科のデュルゲルレル教授は、非常に古いハマムだが、1964年まで使われていたと言っています。
「その後は放置されていましたが、発掘し、洗浄すれば昔のようになるでしょう」

セルチュクは、9世紀、カスピ海とアラル海の北に住んでいたオグス・トルコ族を祖としています。セルチュク家はトルコのスンニー・ムスリムの王朝でしたが、次第にペルシア文化を採り入れ、中世の西南アジアのトルコ=ペルシアの伝統に貢献しました。

・・・カッパドキアとコンヤの間に、スルタンハヌともうひとつ寄るところができますね。


プーチン大統領とエルドアン首相がイスタンブールで会談

エルドアン首相とロシアのプーチン大統領がイスタンブールで会談、話題は貿易から始まって、当然、シリア問題へ。

 Cumhuriyet
イスタンブールを訪れたプーチン大統領(左)とエルドアン首相


プーチン大統領との共同記者会見で、エルドアン首相は「ロシア=トルコの経済協力が発展していることは大いに喜ばしい。貿易量は7倍に増えた。
ロシアはトルコの第2の貿易パートナーになった。年末には貿易量は350億ドルに達するだろう」と語りました。

トルコはとっくにアサドの友人ではなくなっていますが、ロシアはいまや数少ないシリアの同盟国です。
トルコは国連に、シリア国境へのパトリオット・ミサイルの配備を要請していますが、ロシアはこれに異を唱えています。ミサイルの配備は国境に紛争を起こすことになると言っています。
トルコはミサイルの配備はあくまでも自衛のためだと主張しています。


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