ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




早川商店の並び。台東区浅草橋3-7。1987(昭和62)年頃

看板建築の商店が5軒並んで残っている。銅板張りの前面が残されている2軒の家はファサードのデザインがそっくりだ。左の家の看板の字は「川崎雑貨店」。
『東京路上細見4』(清水谷考尚・子守隆吉著、平凡社・1989年刊)には、『家は昭和3年の建築、明治からこの地で飴づくりと卸を営む、初代が創始した金太郎飴が同店の名物だったが現在は製造していない、その他は同店で製造した飴を売る』とある。

早川商店
1987(昭和62)年頃

看板の絵は金太郎が飴の塊を伸ばしているところだろうか? かすれている字は「梅干飴」「さらし飴」か?
現在も建物は現存しているが商売はいつのまにか辞めてしまっている。店の前にすわっているおばあちゃんは今も健在だろうか。

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