ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




渡辺電化商事。台東区浅草橋3-33。1987(昭和62)年6月7日

店の正面に金文字が残っている。東京海上火災保険の代理店だったようだ。
写真右の道を奥へ行くとすぐ蔵前通りの鳥越神社前交差点に出る。
左右の道は蔵前橋通りの1本南の裏通りで、現住居表示になる前は浅草向柳原2丁目と浅草鳥越2丁目との境だった。町境になっていたのはここを三味線掘から来る鳥越川が流れていたためで、これらの堀川は大震災後に埋め立てられた。この道は渡辺電化商事の辺りから南のほうへカーブしていて、周辺の直線の道路とはパターンが違っている。鳥越川の名残としては、江戸通りの須賀橋派出所という交番の名称と甚内橋遺功の碑(ぼくは確認していないが渡辺電化商事の向かい側らしい)とがある。

菱川印刷所
浅草橋3-33
1987(昭和62)年6月7日

蔵前橋通りから狭い路地を入った所。

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