ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




亀島橋。中央区八丁堀2。1984(昭和59)年6月17日

八丁堀1丁目と2丁目から新川2丁目へ、亀島川を渡す橋。道路は八重洲通りである。写真の親柱は八丁目2丁目になる。震災復興橋梁の1本で、1929(昭和4)年12月に完成した。大震災以前は、このあたりの大通りは現・平成通りと鍛冶橋通りの2本で、大震災後の道路整備で新大橋通りと八重洲通りの2本が新たに通された。橋の構造は「鋼鈑桁コンクリート橋」とか「上路2ヒンジソリッドリブアーチ」と資料に出ている。施工は横河橋梁製作所。
東京駅八重洲口のほうから亀島橋を渡る車は新川に用がなければたいていは永代橋から深川方面に向かう。それが現在は隅田川に中央大橋が架けられて佃島のリバーシティにまっすぐいけるようになり、車の流れも変わったかもしれない。
亀島川には5本の橋が架かる。現在は南高橋を除いて4本の橋が架け替えられた。高橋が1983年、霊岸橋が1985年、新亀島橋が1995年、そして亀島橋が2002年である。架け替え前の橋を写真に撮ったのはこの亀島橋の1枚のみで、残念無念だ。

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