ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ミツカン中埜酢と日清製油。1986(昭和61)年6月8日

左右の通りは永代通り。左へ行くとじきに永代橋だ。



新川中埜ビル。新川1-22。1986(昭和61)年6月8日

建物は一目で金融関係の建物だったと判る。昭和33年発行の区分地図では三菱銀行になっていた。昭和20年代の地図だと「千代田銀行永代橋支店」となっている。昭和23.10から28.7の間、三菱銀行は「千代田銀行」と名乗っていた。占領軍の財閥解体政策によるものだろう。
コーナーの箱型の構造物は建築時のものとは思えない。あるいはここにも入り口があったのかもしれない。

ミツカン>歴史によると「ミツカン」の名前は四代目からで1887(明治20)年のこと。マークは「三」の下に「環」ということだ。1911(大正12)年に会社として組織変更されて「株式会社中埜酢店」となる。
『日本近代建築総覧』では「中埜酢商品部東京支社、T?、RC3、石張り、元銀行」(2008.04.08追記)。

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