ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




正則学園高等学校。千代田区神田錦町3-1。1986(昭和61)年6月8日

正則学園のHPには「昭和8年12月3日、新校舎落成」「平成15年7月18日、新校舎改築工事開始」とあり、写真の校舎が使われていた期間が分かる。
敷地の制約などがあるのだろうが教室の立方体を積み上げたような外観だ。玄関口の枠を全体のデザインに溶け込むようになんとかすればスマートに見えそうだが。



錦城学園高等学校。千代田区神田錦町3-1。1992(平成4)年5月4日

『日本近代建築総覧』には「S10、設計:復興建築助成会社、施工:深井工務店直営」とある。正則学園の校舎より遅く竣工しているようだが、戦前の建物であることはすぐ分かる。校舎の後ろに校庭がある。

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コメント
 
 
 
宮内初太郎 (グズグズ)
2012-03-24 22:16:18
流一さん度々すみません。正則学園高校も宮内初太郎設計、宮内建築事務所施工だそうです。
出典元を記しておきます。
「宮内建築事務所と宮内初太郎について」で検索してください。「CiNii論文PDFーオープンアクセツ」をクリックしてください。またはプレビュー画面をクリックしてください。近代建築を検索するとよく流一さんのサイトがヒットします。詳細を調べる上で大変助かります。
 
 
 
>グズグズ様 (流一)
2012-03-26 09:18:10
ご教示いただいたレポートは宮内初太郎を紹介するものとしては、簡単ながら私のような一般人には十分なものですね。表にある作品では、現存するのは教会が多いかと思いますが、どのくらい残されているのでしょうね。戦後の作品もほとんどなくなったようですし・・・。
 
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