ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




屋敷。台東区池之端4-16。1989(昭和63)年8月5日

上野動物園の裏手の水月ホテルや旧忍旅館の前の道路を北へ行くと、車は山中旅館のところで東へ曲がらなければならない。写真はそこを曲がったところで、上野桜木1丁目へ向かう坂道だ。かつては坂道の両側に写真のようなお屋敷が並んでいたようだ。現在ではそのほとんどが建て変わって両側ともマンションが立ち並んでいる。
旧町名の「谷中清水町」でネット検索して、この坂道は「三段坂」と名づけられていると知った。戦後の命名だという。坂道表示の杭は昭和59年の設置。三段坂を取り上げたサイトで説明文が引用されている『台東区史』は、1955(昭和30)年と1966(昭和41年)年発行のものがあるようだが、1950年代には名前がつけられていたと考えてよさそうだ。



1990(平成2)年2月18日

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コメント
 
 
 
上野界隈 (バタ)
2009-12-11 17:09:09
こんにちは。鵠洋小学校の後輩のバタです(^^)

僕は大学が上野公園の中にありましたので(今でもあります)この界隈はよく歩きました。
建築科の友人はスケッチのモチーフには困らないと言ってました。


僕の娘も同じ大学で桜木に下宿してましたので、同じくこの界隈を散歩したそうです。

祖父も同じ大学でしたが、大正時代なのでちょっと違う風景なのかなと思います。変わらないところもあるでしょうけど。

 
 
 
>バタ様 (流一)
2009-12-11 20:19:36
バタさんのお宅はもしかして芸術一家なのでしょうか?
上野桜木、池之端は戦災での焼失を免れた地域なので、20年位前ならかなり戦前の面影をとどめていたと思います。住宅地なのでビルが立ち並ぶということありませんが、マンションが増えましたね。しかし今でも高級住宅地の雰囲気は残っているように感じます。
 
 
 
流一様 (バタ)
2009-12-11 22:42:39
うちは全員芸術家ではないですが、芸術家密度は高いかもしれません(笑)

娘が下宿していたマンションは桜木で最初に出来たマンションで、築35年くらいです。僕の在学中に完成して「あれがマンションというものだ~」とみんなで感心していたマンションです。
その周りは当時とほとんど変わりません。「桃林堂」という和菓子屋さんも当時と同じです。
そこから言問通りの方に行くと昭和の香りがプンプンしますね。
いいところです。
 
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