ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




新橋駅銀座口前交差点。港区新橋1-12。1987(昭和62)年12月27日(2枚とも)

JR新橋駅や地下鉄の新橋駅から銀座へと向かうと駅前の広い通りを渡ることになる。その見慣れた光景であるが、すでに20年前の写真である。十仁病院の建物が解体されたのは2006(平成17)年ということなので(『 廃景録 十仁病院』)、写真の景観が見られなくなったのは割りと最近かもしれない。現在は「ヤマダ電機LABI新橋生活館」のビルと「光和ノナビル」が建った。
写真では十仁病院が並んでいるような塩梅だが、見えているのは看板だけで、病院そのものはこの横と裏になる。矢印で迷わないように場所を示しているのだが、かえって間違えて別の家に入ってしまうのではないかと心配になる。
1986年の住宅地図では写真左の家が交差点角のナイニプラザ、以下右へ、花幸、ナイニファーマシー、登亭。写真では角の家は「JUJIN PLAZA」の看板だ。ネット検索すると「十仁プラザ」という婦人服の製造販売の会社があるからそれだろうか。



十仁病院

1枚目写真と同じ街区の西側、外堀通りに面したほう。写真左のビルは康楽ビル。中華料理店が建てたビルらしい。
左へ行って首都高をくぐると銀座8丁目。首都高は汐留川の上に通されたのだが、川があった時代に架かっていたのが土橋で、御門通りとの交差点名になっている。

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