ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




伊勢屋和菓子、不言堂薬局。千代田区神田神保町2-3
左:1986(昭和61)年9月23日、右:1991(平成3)年6月30日

靖国通りの神保町交差点と専修大前交差点の中間に、三階建ての古い建物の矢口書店がある。その横を南へ入ったところにあった洋風の看板建築。写真右に行くとすぐにさくら通りで、1930(昭和5)年に建った三井住友銀行別館―撮影時は第一相互銀行別館―が建つ四つ角だ。
建物は看板建築の三軒長屋だろう。二軒分を不言堂が使っている。1961(昭和44)年の住宅地図では伊勢屋は「伊勢屋食堂」である。1991年の写真では「建築計画のお知らせ」が張られていて、撮影後まもなく取り壊されたかと思う。現在は1993年に建った中(あたり)質店のビルに替わった。
東京―昭和の記憶―>神保町界隈』に、不言堂の方から撮った写真が載っている。

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