ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



旧松井証券。中央区日本橋茅場町1-2。左:1986(昭和61)年1月19日、右:1985(昭和60)年4月14日

左の写真は下半分が影になって見せられるようなものではないが、立地環境がわかるものも入れたいためにあえて載せた。隣の大沢証券のビルも撮っておけばよかった。
鎧橋の通りから亀島川までは茅場町1丁目になるが、一般には昭和通りから新大橋通りの間は兜町というふうに認識されているのではないだろうか。
ビルにはなにも看板がないが、撮影時は住宅地図では「日本共栄証券分室」。少し以前まで「赤城屋証券」だったことが『東京路上細見2』(林順信著、1987年平凡社刊)で判る。
昭和20年代火保図では「松井証券」。「マルロク」のマークは松井証券の屋号だった。松井証券の「沿革」によると、大正7年の創業。屋号の言われも書かれている。
歴史的建築総目録データベースによると昭和3年の建築。



旧松井証券・ビル上部。1986(昭和61)年1月12日

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