ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



文房堂。千代田区神田神保町1-21。左:1985(昭和60)年8月4日、右:1986(昭和61)年6月1日

左の写真はまだアーケードがあった頃のすずらん通りで、文房堂のある東の入口付近。
文房堂は1887(明治20)年に創業された洋画の画材店。写真のビルは関東大震災前の1922(大正11)年の竣工。1990年に改築されたがファサードは保存された。
文房堂のビルは塔屋が目立つビルのはずだったが周りを高いビルに囲まれて塔は見えなくなってしまった。右の写真は駿河台下交差点の向かいからすずらん通りの入口を見たもので、ビルの隙間からやっと塔屋が見えている。文房堂と書泉ブックマートの間のビルがヴィクトリア・レコードセンターになっている。


文房堂
1987(昭和62)年1月1日

文房堂ビルの裏は向かいが駐車場だったので、少し離れてビルを見ることが出来、塔屋も眺められた。

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コメント
 
 
 
Unknown (ナイジェル)
2012-08-20 00:16:29
楽しく拝見させて頂いております。

ヴィクトリアレコードセンターなつかしいです。
レコード時代は洋楽の輸入盤が買えたので重宝しました。
ここではCDフェアと登りがかかってますが、CDへの移行する時代87年くらいまではレコードセンターとしてあったと記憶してます。
その後久々に前を通ったら変わっていました。
現在でもこのビル自体はあると思いますが、今はカラオケ屋さんだったでしょうか。
 
 
 
>ナイジェリ様 (流一)
2012-08-22 15:30:57
ストリートビューで見る限りでは、すずらん通り文房堂の並びのビルは今も昭和末と変わっていないようですね。以外でした。文房堂のビルは正面を保存して建て替えられたわけですが。
ちょっと調べてみたら、CDが発売されたのが1982年。生産量がレコードを追い抜いたのが1986年なんですね。いまやデータだけを購入する時代ですか?
 
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