ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





立会川橋。品川区東大井2-23・3-28
2015(平成27)年5月30日

立会川橋は第一京浜(国道15号線)の、立会川に架けられた橋。一応、親柱と欄干があるのだが、橋長、つまり川の幅は10mしかないので、車で通行する場合は橋を渡っているという認識する間もなく通過してしまうだろう。
『ウィキペディア>国道15号』によると、第一京浜は1885年(明治18年)に国道指定にされた「1號國道」がもとになっている。大正期になると交通量の増大で改築が必要になり、神奈川県が1918年(大正7年)に工事に着手、東京府も1920年(大正9年)に八ツ山橋から六郷橋までの工事に着手する。東京側の工事は1927年(昭和2年)11月28日に完成した。なお、1919年(大正8年)と1921年(大正10年)に幅員を広くする工事変更を行っている。「一級国道15号」に指定されたのは1952年(昭和27年)12月4日。



立会川橋。左:2015(平成27)年5月30日、右:2017(平成29)年6月24日

「1号国道」に架かる橋ではあるが、ごく短い橋のせいか、「大正十三年八月竣工」の銘板がある親柱も、コンクリート板のような欄干もごく簡単な造りだ。

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