ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




みづほ(飲み屋)。中央区入船2-6・5。1986(昭和61)年頃

見にくい写真だが資料として掲載する。新大橋通りの1本東の裏通りだ。写真左手が6番地、路地があって銅版貼りの松島屋から右が5番地。

左:松島屋呉服店。入船2-5。1986(昭和61)年6月15日
右:紀伊国屋。入船2-1。1987(昭和62)年5月3日

松島屋呉服店の建物はあるいは現存しているかもしれない。撮影時にはすでに廃業しているのかもしれないが、建物の状態が良好で、ほとんど建設時のままのように思える。銅版貼りの看板建築の見本のような建物だ。
紀伊国屋は松島屋の向かいにあった。雑貨店だったようだ。


広橋精版。入船2-5。1986(昭和61)年6月15日

1枚目の写真で右端に写っている。『下町残影』(村岡秀男著、朝日新聞社、1988年)に岡田昇氏の談で「船乗り相手のカフェとして建った建物」と記載されている。消えかかった正面の看板は「廣橋精版」で、普通は「製版」だが「精巧な組版」をアピールする社名だろうか。

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