ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




三上喜一郎商店、文集社印刷。中央区入船2-6。2008(平成20)年7月10日

新大橋通りの入舟町一丁目交差点の一つ南の横町を東へ入ったところ。周りはほとんどがビルに替わった中で、取り残されたように戦前から建っていると思われる古い家がわずかばかり見られる。現在は看板建築の文集社印刷は取り壊され、材木店は廃業したらしく、家は残っているが「電承社資材倉庫」の看板に替わっている。建物の左右の中途半端な位置にある庇はなんだろうと不思議に思う人は、少ないだろう。
写真左手、ビル2棟の先にトタンとモルタルの看板建築(車庫と共正社島佐製本所)が残っている。



平田建設。入船2-1。1988(昭和63)年1月4日

新大橋通りの入舟町交差点を東へ入ったところ。「平田建設」は1979年の地図にあったもので、1986年の地図では「ソーコ」。右の路地は奥で左へ曲がり、新大橋通りへ出る。
現在、入船2丁目1番地は「住友入船ビル入船ハイツ」(1990年2月築、14階建て地下2階)というビルが建っている。そのビルの敷地かと思えるような新大橋通り沿いには「RICO」という一軒家のカフェがある。古い看板建築が残ってしまったものだが、入船ハイツの平面プランはその家にだいぶ影響されたようである。

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