ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




銭谷自動車工業。千代田区神田淡路町2-7。2006(平成18)年10月25日

外堀通りの昌平橋の南の1本西の裏通りで、現在はワテラス・アネックスのビルが建っている辺りになる。コンクリートの柱が並んでいるのが銭谷自動車工業の整備工場。写真は裏側で、表側は外堀通りに面している。左写真は南方向を見ていて、切妻屋根の3階建ては銭谷自動車の倉庫だろうか。その隣のビルは「淡路町安田ビル」、次の3階建てのビルが「丸善淡路町ビル」。その向かいに、かつて区立淡路小学校があった。
右写真は逆方向を見たもので、奥の4階建てのビルは1986年の地図では月極駐車場だから、わりと最近建ったものだ。そこは「神田シネマパレス」という映画館があった場所で、ぼくは目にしたことがあるのかもしれないが、まったく憶えがない。昭和30年代後半には閉鎖されたされたらしい。
銭谷自動車工業の工場は相当古い建物に見える。昭和22年と38年の航空写真を比べると、写っているのは当然屋根だけだが、どうも同じ建物のように見える。戦前に建てられたものかもしれない。


神鈴荘。神田淡路町2-13
2006(平成18)年10月25日

上の写真の向かい側。手前は民家で、瓦屋根の2階建ては、1986年の地図では「神鈴荘」となっている。緑に覆われているのは淡路町画廊

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