ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




片山・松本邸。中央区入船1-7。1987(昭和62)年12月20日

窓が少なくて倉のようにも見える。どうも戦後の建築のようだ。昭和20年代の地図では「両国郵便局第一寮」となっているが、一時的に借りていたものだろう。



松本家のポンプ。1986(昭和61)年6月15日

1枚目の写真のバイクの後ろに写っているポンプ。始めてみたときは「井戸がある」と思ったがよく見ると井戸のポンプが置いてあるだけのようだ。写真では青く塗られているが1年半後の1枚目の写真では赤く塗りなおされている。「津田式」と浮き彫りされている。津田式ポンプは大正9年に津田喜次郎が発明し、戦中から昭和20年代に全国に普及したものだという。台になっているコンクリートブロックに松葉と本の字が掘り込まれている。松本家で使っていたものに間違いない。

左:久長商店。入船1-6。1987(昭和62)年12月
右:CP計画。入船1-5。1986(昭和61)年6月15日
久長商店の建物は住居に改装されている。工具店だったらしい。住宅地図に「CP計画」とある家はたぶん「中川医院」として建ったものだ。

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