ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




人形町2丁目の人形町通りの町並み。中央区日本橋人形町2-1。1985(昭和60)年5月5日

最近、この表通りの裏側にあった古い家々が取り壊されたが、写真の町並みはあまり変わっていないと思う。写真右手にすぐ水天宮交差点で右端のビルはその交差点に面する人形焼の重盛永信堂のビル。
写真左は和菓子の寿堂。黄金芋の評判がいい。店内も古そうな造りで商品ケースの向こうで応接して、お茶を出してくれたりもする。撮影時には店内にTVドラマのモデルになったときの写真と植草甚一の写真が掛かっていた。ドラマのタイトルは憶えていない。現在、店の建物は濃い灰色に塗装されている。

ぶるぼん(喫茶)
1985(昭和60)年10月10日

1枚目の写真の、昭和60年5月にはあったアーケードが10月には取り外されている。翌年にはモール街として歩道の整備が完成した。

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コメント
 
 
 
ここにも・・・ (とおる。)
2007-07-10 22:44:38
マンションが建つようですね。

せめて表通りには下町の商店街らしさの残る雰囲気がほしいですが、残念ですね。
 
 
 
>とおる。様 (流一)
2007-07-11 12:00:39
寿堂はまだとうぶん今の建物を使っていくように見えますがどうでしょう? 私は昭和初期の雰囲気が感じられる「ぶるぼん」の建物が好きで、変に改装などせずに長く使っていって欲しいと思います。
 
 
 
赤電話台7 (kzs)
2008-07-07 00:41:59
黄電話でした。
 
 
 
Unknown (DRAKO(ドラーコ))
2021-11-09 14:24:21
>>ブログ主の流一様

超お久し振りです。お元気でおられますでしょうか?

…さて、「壽堂がモデル(或いは「ロケ地」)となったドラマ」ですが、「あにき」ではないでしょうか?(局は不明、失念致しました)

何でも「高倉健が、唯一テレビドラマに出演(だか主演だか)した例」だそうです。やってた時期は昭和51年~53年の間の一時期の筈です。御参考まで。
 
 
 
>DRAKO様 (流一)
2021-11-11 10:49:32
久しぶりの投稿ありがとうございます。私は歳ですから元気いっぱいというわけにはいきませんが、まあなんとか。
「あにき」をネットで調べたところ、昭和52(1977)年に13話が放送されていました。出演者もすごいですが、脚本が倉本聰ですね。寿堂では7・8年も前のTVドラマの広告を貼りだしたままにしておいた、ということでしょうか。
ストリートビューで見たのですが、建物角に出してある菱形の看板は、アーケードの車道側の柱に店ごとに取り付けてあったもののようです。今や貴重なものかも。
 
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