ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




旅館つたや。文京区本郷5-32。1988(昭和63)年10月16日

写真の道は胸突坂の通りで、菊坂の通りと本郷通りを結ぶ江戸期からある道。つたやの手前の向かい側に鳳明館台町別館がある。写真はつたやの裏側で、玄関は写真の通りの北の通りにある。その本館の裏側に2棟の別館が増築されたようだ。昭和22年の航空写真にそれらしいのがすでに写っている。その写真では空襲で焼けた跡に建てられたような感じだ。胸突坂の通りの北に沿った1軒分までが消失して、それに接する北側は焼けていない。不自然な感じで、その1軒分の線は本郷通りまで続いているから、建物疎開によって家が取り壊された跡なのかもしれない。森川町が空襲で焼けなかったのは、その防火線が効果を発揮したためなのだろうか。
東京情報BOX by Mediaport によると、つたやは昭和22年創業という。鳳明館と同様に下宿屋からの転業と思える。2011年8月に閉店した。「営業時はJTBなど多数の予約サイトと提携、独自のホームページも持つ積極経営型だったが、東日本大震災の影響で修学旅行生や観光客の激減の直撃を受け」とある。2012年8月には解体され、「Lierre本郷」(2014年2月築、5階建て37戸)という賃貸マンションが建った。

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