ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




八百峰商店。千代田区富士見2-11。1985(昭和60)年8月4日

JR飯田橋駅の西口を出ると早稲田通りで、その通りを南に向かうと駅に近い辺りは商店街である。八百峰は東京警察病院の先にあった。『昭和の東京3千代田区』(写真:加藤嶺夫、発行:デコ、2013年、1800円)の写真を見るとかなりの間口である。出桁造りの日本家屋だが二階の高さがやたら低い。二階の床は一階の屋根の付け根より半間くらい下にあるはずだ。出桁造り商家のなかでも明治期など早期に建てられたものに見られる構造らしい。現在はビル(峰ビル―八百峰の「峰」?―、1階は東京厨房、1994年9月竣工)に替わった。


小池薬局。富士見2-11
1988(昭和63)年1月15日

写真右は木村ビルで八百峰の左にも写っているビル。その1階は飲食店のようだが、その店構えは現在の「YamiTuki」というカレー店でも使われている。
小池薬局はモルタル仕上げの洋風看板建築で、代表的なデザインの一軒。現在はビル(馬場ビル)に建て替わって、その1階で店は続いている。

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