ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




安藤家。中央区日本橋箱崎町21。1983(昭和58)年6月

写真手前の道路を左へ行くと首都高速の下を抜けて蛎殻町になる。かつてはその首都高の下は箱崎川で、新永久橋が架かっていた。木造の日本家屋が2棟並んでいるようにも見えるが、たぶん大きな住宅が1棟あるのだと思う。現在はメインステージ日本橋箱崎Ⅳというマンション(2003年10月竣工)。
写真右の洋風の家は証券日報社。



証券日報社。1985(昭和60)年9月29日

『日本近代建築総覧』に「建築年=1930(昭和5)年、木造、モルタル・タイル張」として載っている。「証券日報」という業界紙でも発行しているのかもしれないが、看板には「高級美術印刷・一般○○印刷」とあり、町の印刷屋さんなのかもしれない。側面の前だけを白く塗ってしまっているのが残念だ。



1987(昭和62)年4月29日

建物の後ろの部分(住居になっていたらしい)がすでに取り壊されている。現在の建て替わった藤岡ビルは1988(昭和63)年の竣工なので、証券日報の建物も撮影後じきに解体されたのだろう。写真右に喫茶店だった仕舞屋と中華の博龍。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 都立日本橋高... ヤクシ化成倉... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。