ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




風見酒店。荒川区南千住1-55。2007(平成19)年8月3日

日光街道(国道4号)沿いに円通寺がある。彰義隊士の墓や黒門、それに吉展ちゃん事件で有名だが、その裏手の路地のような裏道に風見酒店があった。長屋風の家の1階の屋根がベランダになっていて、その下の壁をモルタルで凝った看板にしている。それも2棟の家にめぐらしてあるようだ。銅板を貼って作った文字で「和洋酒食料品」「風見本店」「電話浅草七七七五番」と右から読むように貼られている。上端には雷紋。
隣はミナミという美容院だか床屋。「本日は閉店…」として以来開店したことがあったのだろうか? ドアに斜めに渡した取っ手がとにかくレトロ。
現在は2棟の住宅に建て替わっている。



ミナミ美容院。南千住1-55。2007(平成19)年8月3日



四軒長屋。南千住1-52。2007(平成19)年8月3日

区立瑞光小学校の南の路地に残っている四軒長屋。玄関などは改装されているが、瓦屋根や2階の壁や戸袋の下見板が見られる。

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コメント
 
 
 
もしかしたら・・・ (定マニア)
2018-04-18 09:25:17
J:COMを契約されていればいいのですが・・・。4月23日の月曜日、夜9時から、チャンネルNECOで、「戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件」が放送されます。テレビ放送されたのが1979年だったそうですから(私は子供でしたから当時は見ていませんよ)、円通寺や三ノ輪、南千住の今はなくなってしまった建物などが、ロケシーンに出てくるかもしれませんね。下谷の公園近くに吉展ちゃんの自宅があったそうですが、今はマンションになっていますね。ロケ当時はどうだったのでしょう。板張りの壁の工場?があったのを記憶しています。それは、当然ありましたよね。
 
 
 
訂正 (定マニア)
2018-04-18 11:14:47
下谷じゃなかった、入谷南公園でしたね。工場?は、住所でいうと、松が谷3丁目21から22あたりだったと思います。
 
 
 
>定マニア様 (流一)
2018-04-24 09:38:43
チャンネルNECOの放映を観ました。1979年のテレビの2時間ドラマですね。事件の詳細が分かるかという興味からですが、かなり引き込まれました。犯人の行動はいきあたりばったり、まったく計画性はないようですね。当時「天国と地獄」が公開されたということですが、それとは対照的です。
ロケ地がどこかは判りませんね。現地で撮る必要性もないことですし。下谷警察署の旧庁舎はおそらく写真を出しているだけと思われます。
 
 
 
私も見ました (定マニア)
2018-04-24 22:02:52
ドラマのタイトルや、恩地日出夫監督関連で色々検索しました。ロケ地は、やはりさくらトラム三ノ輪駅周辺、事件現場で撮影でした。録画したのでこれから何回も見ることができますが、小原保が女将と同棲していた「おでん屋」は、線路沿いの白龍大明神のすぐ横。吉展ちゃんが殺害されるシーンは円通寺でした。他に、公衆電話を使って、身代金要求するシーンは、日暮里駅の谷中墓地近く。借金を返す時に利用した喫茶店は、アメ横のギャラン?と思われます。上野か下谷の警察署として使用された(ソノシートを知人達が聞きに行く)立派な建物はどこなのか気になります。
 
 
 
>定マニア様: (流一)
2018-04-25 16:20:15
ロケ地が事件の背景になった場所にかなり忠実になぞっているとは驚きました。時計店が密集する御徒町にあった喫茶店ですか! 小原保の故郷にもロケにいったのかもしれませんね。
 
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