■そして当日。2泊したホテルをチェックアウトして、でかい荷物を抱えてアストラムラインの駅へ。ロッカーに荷物を放り込み、午前中は昨日と同じく某女子大へ。
昼過ぎに会場を抜け出してアストラムラインで紙屋町まで戻り、ロッカーの荷物を取り出して球場隣のそごうでAOIさんと合流、路面電車で本日の宿「金屋旅館」へ。ことし公遊会で押さえた宿で、既に10人ほど到着していた。中には一度市民球場まで出掛けて、外からでもじゅうぶん聞こえるリハーサルを聞いてきた人もいた。どうやらシークレットゲストが2人あるらしく、名前が分からないように厳重に隠されていた部分があったらしい。さて誰だろう?
■部屋に入ってスーツ姿から着替え、出発の準備を終えると、歩いて球場へ向かう。例年の長崎と違うのは「歩いて」宿から会場まで行ける点。途中、コンビニに立ち寄って飲み物を買い込み、紙屋町の地下街「シャレオ」から市民球場へ上がると…ものすごい人混み。これでは事前に告知のあった「参加券の本人確認」などできる筈もない。グッズ売り場も何処にあるのか分からん。入場後も席位置が分からず暫く探すことになり、人も多く通路も狭く、しかも立ち見客もいる状態で着席まで手間取ってしまった。
グラウンドを眺めると、ステージは小さな円形のもので、ステージ表面は緑色(人工芝?)をしており、セカンドベース上あたりに設置されている。この位置は以前に奥田民生がやった時とほぼ同じ模様。バックバンドのメンバーは円形ステージの下でステージを囲むように配置されて演奏するようだ。また、1塁側・3塁側ダグアウトからステージ表面と同じ緑色の道が花道として設置され、たぶん選手ロッカールームがそのまま出演者の楽屋になっているのだろう。
■席を探している間にウグイス嬢の先発メンバー紹介が始まった。1番:石川鷹彦、2番:島村英二、3番: 岡沢章、4番: 宅間久善、5番: 松原正樹、6番: 倉田信雄、先発投手: さだまさし、という構成。
そして始まったイントロは…え? 広島なのに「長崎小夜曲」? と思っていたらカープのユニホームを来てさださん登場。背番号は市民球場開設50周年ということで「50」。で、「長崎小夜曲」なんだけど「Nagasaki-City Serenade」のところを「Hiroshima-City Serenade」に変えて唄っていたけど、ほかの歌詞と微妙に整合がとれなくなるよな(笑)。しかもさださん、たぶん本気で間違えて「Nagasaki-City Serenade」のまま唄っていた部分があったし、後半は広島・長崎を交互に出していましたが。
2曲目に「がんばらんば」。今年もやるとは思わなかった(笑)。もっとも前の曲を歌っている最中に、花道にダンサーがぞろぞろと並んでいたので歌う前から何をやるのかは分かったのだけど。ステージが小さいので、ほとんどのダンサーは花道で踊っていた。
■今回は「野球にちなんで」出演者の登場ごとに1回、という形をとっていた。(最初の2曲は始球式?) 1回の攻撃は佐田玲子、2回の攻撃がチキンガーリックステーキ。このあたりはここ数年の「長崎から」と同じ。3回の攻撃はSeptemberという女性3人のグループで、知らなかったため事前に調べてみるとユーキャン(旧フォアレコード)の所属で、つまりレコード会社側の後押しで出演したのだろうと推測。
実は、このあたりまではいわゆる大物の出演もないので会場内もけっこう微妙な雰囲気が漂っていたように思うのだが、4回のコロッケ登場で雰囲気が変わった。アストロビジョン(市民球場のものは松下製なのでオーロラビジョンではない)で表情が大写しになるので効果てきめんである。ま、3万2000人が詰めかけた野球場で、しかも円形センターステージでネタを披露した芸人は空前絶後なんじゃないだろうか(笑) ネタはほとんど去年やったのと同じだった気もするけど。最後に「千の風になって」をオチなしで唄いきったのはなかなかであった。
■そして5回。そろそろサプライズゲストが出るかな、という期待感で見ていると、さださんが「代打にこの人を用意しました…」。そしてアストロビジョンに映し出された名前は、なんと
山崎まさよし
これほど驚き、震えがきたサプライズは久しぶりである。15年前、小浜で開催された「長崎から」に小田和正が現れた時。あるいは2003年7月の小田和正の名古屋でのコンサートのアンコールに「YAH YAH YAH」のイントロとともにASKAが現れた時。今回はそれ以上だったかもしれない。
山崎まさよしは10日前に西武ドームで初めて生で聴いた。以前からライブに行きたいと思いつつ、なかなかチケットが取れなかったり日程の都合で縁がなかったし、3年前に「長崎から」に出演た時は僕が学会のために北海道にいるため行けなかった。今回は学会のために前年の公表段階で参加を決めていた広島で彼を聴くことができた。それも10日間で2度も。これも運というか巡り合わせだろうか。
曲目はこちらで。↓
昼過ぎに会場を抜け出してアストラムラインで紙屋町まで戻り、ロッカーの荷物を取り出して球場隣のそごうでAOIさんと合流、路面電車で本日の宿「金屋旅館」へ。ことし公遊会で押さえた宿で、既に10人ほど到着していた。中には一度市民球場まで出掛けて、外からでもじゅうぶん聞こえるリハーサルを聞いてきた人もいた。どうやらシークレットゲストが2人あるらしく、名前が分からないように厳重に隠されていた部分があったらしい。さて誰だろう?
(終演後に撮影) |
グラウンドを眺めると、ステージは小さな円形のもので、ステージ表面は緑色(人工芝?)をしており、セカンドベース上あたりに設置されている。この位置は以前に奥田民生がやった時とほぼ同じ模様。バックバンドのメンバーは円形ステージの下でステージを囲むように配置されて演奏するようだ。また、1塁側・3塁側ダグアウトからステージ表面と同じ緑色の道が花道として設置され、たぶん選手ロッカールームがそのまま出演者の楽屋になっているのだろう。
■席を探している間にウグイス嬢の先発メンバー紹介が始まった。1番:石川鷹彦、2番:島村英二、3番: 岡沢章、4番: 宅間久善、5番: 松原正樹、6番: 倉田信雄、先発投手: さだまさし、という構成。
そして始まったイントロは…え? 広島なのに「長崎小夜曲」? と思っていたらカープのユニホームを来てさださん登場。背番号は市民球場開設50周年ということで「50」。で、「長崎小夜曲」なんだけど「Nagasaki-City Serenade」のところを「Hiroshima-City Serenade」に変えて唄っていたけど、ほかの歌詞と微妙に整合がとれなくなるよな(笑)。しかもさださん、たぶん本気で間違えて「Nagasaki-City Serenade」のまま唄っていた部分があったし、後半は広島・長崎を交互に出していましたが。
2曲目に「がんばらんば」。今年もやるとは思わなかった(笑)。もっとも前の曲を歌っている最中に、花道にダンサーがぞろぞろと並んでいたので歌う前から何をやるのかは分かったのだけど。ステージが小さいので、ほとんどのダンサーは花道で踊っていた。
■今回は「野球にちなんで」出演者の登場ごとに1回、という形をとっていた。(最初の2曲は始球式?) 1回の攻撃は佐田玲子、2回の攻撃がチキンガーリックステーキ。このあたりはここ数年の「長崎から」と同じ。3回の攻撃はSeptemberという女性3人のグループで、知らなかったため事前に調べてみるとユーキャン(旧フォアレコード)の所属で、つまりレコード会社側の後押しで出演したのだろうと推測。
実は、このあたりまではいわゆる大物の出演もないので会場内もけっこう微妙な雰囲気が漂っていたように思うのだが、4回のコロッケ登場で雰囲気が変わった。アストロビジョン(市民球場のものは松下製なのでオーロラビジョンではない)で表情が大写しになるので効果てきめんである。ま、3万2000人が詰めかけた野球場で、しかも円形センターステージでネタを披露した芸人は空前絶後なんじゃないだろうか(笑) ネタはほとんど去年やったのと同じだった気もするけど。最後に「千の風になって」をオチなしで唄いきったのはなかなかであった。
■そして5回。そろそろサプライズゲストが出るかな、という期待感で見ていると、さださんが「代打にこの人を用意しました…」。そしてアストロビジョンに映し出された名前は、なんと
山崎まさよし
これほど驚き、震えがきたサプライズは久しぶりである。15年前、小浜で開催された「長崎から」に小田和正が現れた時。あるいは2003年7月の小田和正の名古屋でのコンサートのアンコールに「YAH YAH YAH」のイントロとともにASKAが現れた時。今回はそれ以上だったかもしれない。
山崎まさよしは10日前に西武ドームで初めて生で聴いた。以前からライブに行きたいと思いつつ、なかなかチケットが取れなかったり日程の都合で縁がなかったし、3年前に「長崎から」に出演た時は僕が学会のために北海道にいるため行けなかった。今回は学会のために前年の公表段階で参加を決めていた広島で彼を聴くことができた。それも10日間で2度も。これも運というか巡り合わせだろうか。
曲目はこちらで。↓
2007 夏 広島から さだまさし 2007.8.9 at 広島市民球場 |
さだまさし 1.長崎小夜曲 MC 2.がんばらんば |
1回攻撃:佐田玲子 1.電車の中で MC 2.どうせ捨てるものならば |
2回攻撃:チキンガーリックステーキ 1.Yes-No(オフコース) MC 2.メンバー紹介~氷の世界(井上陽水) MC 3.LET'S GO TO THE LIVE! |
3回攻撃:September 1.花明かり MC 2.蒼い羽 MC 3.A moment to remember |
4回攻撃:コロッケ 1.かあさんのうた(松山千春) 2.チューリップ(田原俊彦) 3.ずいずいずっころばし(和田アキ子) 4.だんご3兄弟(堀内孝雄) 5.おさるのかごや(北島三郎) 6.契り(五木ロボットひろし) MC 7.千の風になって(秋川雅史、オチなしで) |
5回攻撃:代打・山崎まさよし 1.アンジェラ MC 2.妖精といた夏 3.One more time, One more chance MC 4.晴男 |
6回攻撃:BEGIN 1.恋しくて MC 2.島人ぬ宝 MC 3.かりゆしの夜 MC 4.涙そうそう (with さだまさし Violin) |
(ウェーブ発生) 7回攻撃:代打・根本要(STARDUST REVUE) 1.木蘭の涙 MC 2.ブラックペッパーのたっぷりきいた私のつくったオニオンスライス |
8回攻撃:加山雄三(ジェット風船飛び交う) 1.星の旅人 MC 2.メドレー:蒼い星くず~夜空を仰いで~夜空の星 MC 3.旅人よ (with さだまさし) MC 4.海 その愛 |
9回攻撃:さだまさし 3.きみのふるさと MC 4.関白宣言 MC 5.戦友会 MC 6.道化師のソネット MC 7.修二会 MC 8.広島の空 9.長崎の空 MC 10.祈り (全員) |
延長戦:Encore1 11.天然色の化石 12.51(新曲) ~ 13.落日 |
延長戦:Encore2 14.遥かなるクリスマス |