ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

ムスメの会社 3

2017-02-17 10:42:25 | 家族

昨日の夜 帰宅したムスメに尋ねた

「電話したこと 社長に伝えたの?」

「・・・うん ちゃんと話したよ。。。

 

何だか 奥歯に挟まった言い方

「怒られたん?

「いやいや それはないけどさ

今日さ 昨日電話した上の会社=支店でもある(課長の前の職場)の

支店長が来た・・・なんかな えらいことになってるかも。。。

 

「エ~~~~ッ? それって アンタらが電話したせいなん?」

ムスメが慌てて 否定する

「ちゃうけど なんかなぁ。。と トーンダウン

 

そりゃ 社長も電話して確認してるんだから そこから

今朝まで ムスメらが電話したことは 社長は知らないから

支店長が来ることは その前に決まったことになる

課長を ムスメらの支店へ 回した前職場の責任者

引き受けた側の責任者の社長との 話し合いってことらしい

 

「なんだって?」

「いや わからん・・・その支店長と社長が10分ほど 会議室で

話してて その後 課長が呼ばれて支店長と やっぱり10分か15分くらい

話してたみたい

その後 なんの話もなく 支店長『じゃ帰るから』って帰ってった

社長『オレも 出るかな』と出たら 後で課長が 社長を

追いかけて 駐車場で なんか 話してた

あぁ その前に 社長が 来週の週明けに 私ら事務員に

15分くらい話あるから』って言ってた

 

週明けってことは 今日一日 何らかの上同士での話し合い

あるってこと? 支店長 社長 本社の三者かいな?

 

課長も出かけて行った後で 残された事務所の面々には

支店長(ムスメらの)からお知らせがあった

 

「今回の 慰安旅行の手当のことだが 今回のみ特別に

支給することになった

今後は きっちり書類に明記して 各支店に本社から 送付

されることになるから それに従うようになります」

 

やっぱり 課長のポカは 大きな問題に繋がったのかもしれない

各支店は小さくとも 動くおカネは大きいから 無責任な

発言 思い込みは 許されないところ

 

そういったことを ひと通り話した後で ムスメが言った

「はぁ~~ なんで学習せんのかなぁ

サルでも 高い木になったバナナ取るときは 台に乗ってから

棒でたたいて 落としてから食べるやん

「いや サルと比較するなんて ちょっとヒドくない?

「なんでさ サルでも 最初出来んでも 何回かしたら

ちゃんと順序考えて やってるやん(いつかテレビで見た)

そういう順序 なんで 出来へんのかなぁ~~

 

ムスメなりの心配なんだろうが いかんせん課長さんには

通じないもどかしさなんだろうな 

 

さて 次の週がやってくるのが 怖いねぇ。。。

 


ムスメの会社 2

2017-02-16 15:47:00 | 家族

毎日 まるで連作ドラマのように 語られる逸話

かの課長さんのことだが 彼が別支店に応援(出向)している間に

社長と ムスメら事務員(数人)と話し合いがあった

本人がいるんじゃ やはり話しにくいだろうということ

 

それでも みんな気を遣っての話になるが

結局 とどのつまり 現時点手一杯のところにきて 

別支店の業務も しばらくしなくてはならず 

その上 課長に 手取り足取り教えると 時間ばかりかかって

普通の業務ができなくなる

それも覚えてくれればいいが 同じミスを繰り返すことで

時間が経つだけ

結果 定時で帰る課長を 横目で見ながら残業しなくては

ならなくなっていると・・・

 

社長は 黙って聞いていたが ひと言

「わかった・・

が しかし 彼のために もう少し時間をくれ   

彼にはここを辞めたら 行くところがないのだ

なるべく 彼の仕事を軽くして みんなの負担を軽くするから

 

ムスメは 黙っていたが 腹の中では答えていた

 

時間をくれ・・・かれこれ一年になるし

行くところがない・・・知らんがな

仕事を軽くして・・・いつも うちらがしてるけど

みんなの負担・・・みんな順番に倒れるかもしれん

 

結局 今までどうりってこと しかも教えるときは

懇切丁寧な言葉遣いをしてほしいだと

 

イヤイヤ それはうちらじゃなくて 社長自身への戒めなんじゃ?

 

そんな時 慰安旅行があって ムスメも参加した

かの課長は 水を得た魚のごとく 楽しそうにはしゃいでいたらしい

社長が言ってた 『どうやら ウツだったらしいゾ』ってホントなん??

その課長 週明けに みんなに声をかけた

「お知らせで~す 慰安会にかかった分は出ます~~

 

みんなはキョトン 社長まで「ほんとかい?

今まで がないので ムスメらも首をかしげた

が 喜んだのは営業さんたち

速攻 二次会だかなんだか 交通費まで 言ってきたから

仕方なく 事務員のムスメらは 処理して支払ってあげた

 

けど やっぱ なんかなぁ~~ ???

違う時には 会社のおカネのことがからむから

課長のカンタンなミスとは言えなくなるし~と

他の事務員と相談して

夕方 課長がいない間に (目の前で電話するワケにもいかない)

支店を総括している上の会社(実は課長の前の職場)

担当に電話してみたとか

 

やたらテキパキしたオバサンが出たと言う

そして ひと言

「出るワケないっしょ

そして もうひと言

「彼ね 電話してきたから 何度も説明したんだけど

・・・やっぱり分かってなかったねぇ。。

あ、本社に一応 聞いてみてから また返事するね」

5分もしないで 彼女から電話がきた

「いちおう説明してみたけど やっぱり 出ないってよ・・

あ~~さっき お宅の社長も電話してきたんで そう言っといたよ

 

あれま 社長もやっぱり 気になってたらしい

さぁて 明日 電話したことを社長に言うべきかどうか 

ムスメは悩んでいる

 

イヤイヤ ここはちゃんと伝えるべきでしょう

でないと みんなで勝手なことしていると受け取られたら

みんなが困るだけやしな

 

ムスメがため息をつく

「あぁ~~~~ なんで こんなに気を遣わんならんのかなぁ~

 

お疲れでしょうが これも 一種の人助けですがな

これで またひとつ 課長さんも学習したんちゃうかな・・せんかな?

 

いやはや お勤め ごくろうさまです~~

 

※ これは 事実を羅列しているだけで 決して 課長さんの悪口では

  ありません

  十人十色とはいいますが こうも社会の枠に はまらない方も

  いるのかと思うと 小さいころからの 躾とは 大事なものだと

  思うばかりです

  孫たちが のびのびと 責任あるオトナに育つよう 願うばかりです 

 

 アンニュイなニャンコ・・ひなたぼっこ中

 こっちもアンニュイ・・ストーブ独り占め中

 ムスメがもらってきた花たち・・婚活中・・もう遅いか

 

 


ムスメの会社

2017-02-05 11:18:13 | 独り言

風邪も治まりつつあって 大きな心配事もない日々である

おかげさまで ムスメも何とか 正規雇用が叶って 親として

肩の荷が下りた思いでいる

 

しかし ここのところ 残業続きで 多忙である

ニュースになった 大手の会社の残業問題とは ちと意味合いが違う

ムスメの会社は 2年ぐらい前に 別会社と合併して少し大きくなった

支店もあちこちにあって 各々小さいながらも 今までは何とか

スムーズに運営できていたらしい

のだが ここに来て 立て続けに 事務員の欠員が生じて

派遣を入れるも 間に合わないらしい

ベテランの事務員の定年退職も重なって 引継ぎに見合う事務員

見つからないから さぁ 大変

 

とりあえず ムスメの支店の課長をそっちへ出張させて 間をつなごうと

したのだが この課長がまた使えないときた

歳は40そこそこで 昨年の春から来たのだが 合併した会社からの

いわゆる たらいまわしで来たヒトなのだとか

仕事が まったくできないのだ

 

前職場では 総務部だったらしいが それも数か月で お手上げだったようで

欠員ができた ムスメの支店にこれ幸いに回されたらしい

 

少しずつわかったことなのだが 合併した会社のバックに 大きな会社(超有名)が

あって その重役の 御曹司らしいのだ

どの部署についても 仕事ができない 仕事の内容の把握ができない

言われた仕事も こなせない・・・らしい

 

フツウに聞いても あり得ない話である

狭い事務所の中で イヤでも目に付くのは ナニをするでもなく

パソコンを じっと眺める姿 それもボンヤリしてるような・・・???

 

余程 前の職場で 意地悪されて ちょっとお疲れなのじゃないかと

半年ぐらいは みんなで大目に見て ささいなミス(そうでもない)は 

しりぬぐいをしてあげていたのだ

ところが 別支店に応援として 出張する毎日が二か月経った頃

問題が発生

そろそろ仕事の引継ぎもスムーズにできる頃かと 社長(支店を掛け持ち)

課長に声をかけた

「どうかい そろそろ終わりそうか?」

「・・・ハイ。。。。

 

ところが 社長が あれこれ試してみたら

まったく 仕事を覚えていないのだ

 

瞬間湯沸かし器タイプの社長だから 大いに怒った

「二か月も いったいナニしてたんだ

その日から 猛特訓が始まったが いかんせん ゼロに等しいから

毎日が 怒鳴られる日々で 萎縮する課長

 

普段の社長は 社員思いの 情の深いヒト

おしゃべりで 話すときに やたらツバを飛ばすクセがあって

社長のデスクはパソコンを含めて その跡だらけ

その上 汗っかきで 毎日 濡れたタオルを持ち歩いている

冬でもである

しかも そのタオルは ムスメが 事務所にある手拭き用のタオル

余りに汚れているので 時間があるときに 熱湯につけ漂泊して

柔軟剤で ふんわりさせていた

社長は 帰ってくるたびに キレイなタオルを持ちだして

バッチィのは置いていくのだ

 

そりゃ 社長だから好きにしていいんだけど 仕事以外に

また漂泊する仕事が増えるワケで ムスメとしては 自分のタオル

家に持って帰って洗ってほしいと思うのだが・・・仕方がない

 

多分 社長もわかってて気持ちいいタオルが使いたいなんじゃないのかね

 

ムスメの仕事は 他にも増えた

社長がいない時 社長のデスクを除菌スプレーで 拭きまくること

どうもムスメのデスクに近いので エアコンの風で 漂ってきそうだとか

ダレに強要されるワケじゃなく 気持ちよく過ごしたいだけなのだが

ため息まじりに グチる

「家でも ああなんだろうねぇ ・・ったく

 

いつもキレイにしてもらって 感謝してるよきっと

 

社長とは長い付き合いの部下が ランチを一緒に外でした時の話

狭いテーブルで向き合って 食事してたのだが おしゃべりな

社長が 食べてる間中 しゃべりまくるもんだから 部下のトレーにも

いろいろ飛んでくるのだと。。。

「とうとう オレ 喰えんかったと 事務所に帰ってきて嘆いたとか

その部下も たまに怒鳴られるのだが 納得できない時には

同じような剣幕で 社長に言い返すそうな・・ヒェ~~

そうしたら 言われた社長は しょぼくれて 答えたとか

「そんなに 怒んなよ。。。

 

かように 怒るときは 怒るが 情のないヒトではないのがわかる

 

その社長が 件の課長に 怒鳴りつけるのは ミスを叱るだけなのではなく

鼓舞して なんとか仕事させたいというところもあるのだ

しかし 打てど響かぬ 破れ太鼓  ヌカにクギ 暖簾に腕押し

馬耳東風 言葉はいろいろあるが そのまま萎れた様子でいるだけらしい

 

余りの体たらくに さすがの社長も 業を煮やして

「明日から 課長扱いじゃなく 新入社員扱いで 外回りさせるぞ

言ったとか

そうしたら その課長 普段は萎れてるだけなのに 速攻 本社に

チクったとか

本社としては そんな訴えがあること自体が 困るワケで

結果 社長が 「パワハラで訴えられたら困りますから言わないように」

反対に叱られたらしい

 

仕事しないで 叱られたことだけを訴えるって何だろうか

これって いわゆるモンスター社員なのじゃないか?

結果 彼の仕事を 他の事務員たちに丸投げされて 尻拭いさせられる

ハメになるのだ

どうりで どこの部署からも たらい回しされて 安穏と 仕事しないで

お給料だけもらうのがフツウになっている

みんなが残業してるのに 彼だけは定時で帰ってしまうのも

納得できないところ・・・アンタの仕事しないせいで 残業してるのに

彼の直属の部下になる 派遣のおばさん(尻拭い係)がボヤイた

「明日から辞めていいですか?

 

熨斗つけて 本社に帰ってもらいたいと思うよね

 

屁理屈は達者でも 使えないオトコって いるよねぇ

・・うちにもさぁ~~~