ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

作業前夜

2007-04-30 15:45:12 | バトル
亭主が宴会から帰ったのは一時半にもなろうかというとき
しかも かなりの千鳥足
あんなにこの前の二の舞はごめんだと脅しといたのに

送るクルマの中で ちょっと凄んでみたのだ

「同じこと繰り返さないでよね
いい加減 ガマンしてるんだからね



かなり低い声で 斜めに救い上げるように隣りの亭主を
睨みつけながら・・・我ながら ええ小芝居やな


亭主は 返事をしたものの 例の如く上ずった声
なにか後ろめたいと声がうわずるクセがある


にも関わらず この帰宅時間
酔い潰れる寸前まで呑むつもりだったんだね
確かあの包丁事件もこの会のあがりだったよね


この地域は男尊女卑を地でいくところだから 酒が入ると
小心者同士が意気投合して歯止めが効かないで
そのまま帰ってくることになる・・・メイワクなことである
いっそのこと道端で寝るなりなんなりしてくれれば
却って有り難いのだが


亭主はなんとか音も立てずに自室に到達した 
いつもなら階段のあがる音がしたら寝たフリしているのだが
今回は灯りを点けて起きてることをわからせてやった
何も言わないで自室に入っていった


ビクビクしてんのかぁ?



10分も経つのにまだパジャマに着替えられないらしい

サッサと寝ないと明日の作業しんどいよぉ 


亭主は 作業のことをワタシのいないところで
娘に言ったそうな


「(明日の)作業なんか 出来る者がすればいい」だと・・・バチアタリめ



ふふん アンタがするんだよ
口達者な分 ちゃんと動けるかを 見届けてあげるからね

連休の予定 2

2007-04-28 11:07:21 | バトル
仕事場のカレンダーが すでに5月になっている
切り離した古い分は ワタシの机に置くのが常習になっていたのに
・・ない
亭主の予定の確認に要るのである・・・表向き


この数年 禊の一環としても 連絡事項の伝達には 口を酸っぱくして
言い聞かせてきたのに 最後の抵抗とばかりに 守らない
それでも 言った言わないの確認にはなるのでないと困る


「切り離したのはどこ?」
「そこにあるだろ?」
「ないから聞いてるんだけど


亭主が ガサゴソ探すが見つからない
ふんぞりかえった亭主が 言った


「ここにないなら・・・捨てました!」
客がいるのに この態度


なんで捨てるねん アホが・・口パクで言ってやったが 通じたかね?


裏のくず入れも探すが ない
すると 程なくして亭主がワタシの机に 切り離したのを
黙って置いた
どうやら自分の机に置いてたようだ・・・証拠隠滅


なんか言わんのか?

最近は以前のように 詳しい確認はしなかったがヘソクリの件以来
また注意することにした


しかし あんなにあった行事事が 殆ど書いてない
実は 今週末の予定が知りたかったのである


どうやら日帰りの山行きは断わったようだが 口実
地区の役員会(呑み会)があると言っていたのだ
・・・まったく関知していない
確か 数日前まで 書き込みもなかったと思うのだが
・・・見たら書いてあった 



いつ 書き込んだのかどうかは不明であるが 
前日の勉強会は数日前にも確認してるから 
たぶんここ一両日に書き込んだものと思われる


ハイ 減点2 やな   
信頼度である
すでにマイナスだから えらいこっちゃやね?




で、連休の作業の詳細を 亭主と話すが ささいなことが伝わらない
電報みたいな受け答えしかしないからであるが 気に入らないときは
尚更である
そして  「ナゼ今ごろ言う?」


やっぱり 忘れてたようだ


「材料も揃えたのに いつまで経っても(一年も)
動かないから言ったんだけどね
放っておいたら デッキ腐るんじゃないの?」

「オレが言った?」
「ふ~ん 忘れた? ・・・・結構なこっちゃな?
言えば言うたで うるさがるし 言わなきゃいつまでも動かんし?
家長の自覚を いい加減持ってもらわないとねぇ・・」
 



どうもヘソクリの一件で 口調も強くなる
自分の遊びを優先なんて・・・厚かましいわぃ



「それで 週末の予定はないのね?」
「・・・・あぁ・・・・あ、土曜は 地区の集まりの『解散式』」
「また 呑み会? その会って まだ続くんじゃないの? なのに解散?」
「一旦解散して また新たな人選があるんじゃないんですか」 敬語か
「ふ~~ん 今月は呑み会ばっかりやね?
翌日は動けるようにしといてね  二次会 三次会はお断り」



先日の二の舞は断固 拒否する

そこへ 午後の客がきたので お開きになったが
これで 山行きの費用のことを加えたら  
『怒髪天を突く』になるんかしらん? 


*この日「解散式」の2日後に人選する集まりがあると通知あり 

連休の予定

2007-04-27 11:59:44 | バトル
亭主はいつもの勉強会からキゲンよく帰ってきた 
子供のことを話しても ごく普通に応じる


うん? 何かあるのか?・・・・あった 

「今度の連休 泊りで山だから 
 

え?転送メール日帰りの分はどうした?変更なのか?
というか 行くと言う前に 行ってもいいかと聞くべきだろ?
家長を維持したいなら それなりの責任があるのを自覚せよ

 
来月は 娘の相手の両親との顔合わせもあるから
前もって片付けたいこと連休にと思ってたのに。。。


しかし先を越される前にと 子供にはこの日に
予定を聞いていたので亭主から言われた時には 
先手必勝とはこのことかとニマッとした


さぁて ひとつカミナリを落として有頂天の頭を冷やしてやるか 
そんな思いが瞬時に 浮かぶのも数年の亭主の
体たらくのお陰かも・・・ありがたや ありがたや  


「泊りで出かけられる程 うちは余裕あるのん?ないでしょ?
今日の集まりは その準備だったんかいな
まったく たまには家のことも考えてもらわないとねぇ




時ならぬ嫁の反撃に 言い返す言葉も見つからない亭主は 
いつもの如くダンマリトイレに退散・・・言い訳思いついたら 言ってよねぇ
あらら そのまま 自室にフェイドアウトしてしまった


ま、ひと晩じっくりイヤな思いでいて頂戴



娘が来たので顛末を話したら もっと手厳しかった


「会のお仲間とは 実入りが違うの わかってないんじゃないの?
費用は ヘソクリあるんだから そっちを使ってもらえば?」



勿論 そうさせてもらうけど・・・アンタ強くなったわね。。。 
でも家計を省みない態度には ワカラナイならワカラセようと思うものね


しかし 泊りの留守の魅力も 抗しがたいし・・・と
息子も参加しての 予定の調整が続いて 
何とか間を縫って消化することにした



で、今朝のこと 
一応仕切りなおした亭主の 朝の挨拶の声も大きかったので
次の段階に移った


「連休の予定だけどぉ~~」
「・・・・・・・」 戦々恐々か?
「子供らとの予定の間を縫ってってことにしたわ」
「え~っと ナニをするのかな?」 ちょっと ホッとした?
「デッキのペンキ塗りと 家の門まわりの整理・・・」
「デッキって?どこの?」 仕事場にしかないがな
「仕事場ですが?」 
亭主がいつかしようと言ったから材料はその時に用意してある
さすが モラだけあって とっくに忘れてたのね

 
今日はここまでの話にしといた
山行きの費用については この次のお楽しみってとこで  

* ヘソクリの変動はなし 
山の民宿での一泊には充分な額である
それまでに減らないように おまじないかけとこ
 







 

へそくり 

2007-04-26 11:23:19 | バトル
亭主のゾンザイな態度は 時に鼻持ちならないときもある


午後に会館の予約をしなくちゃならないと言うので 
いくらか要ると言う
勿論 必要な分は渡している
だから金額を聞いて その通りにあげたら 困惑顔


なんじゃ?

すると もう少し要ると言う
これがモラゆえなのかどうかは判らないが 言った金額よりも
多目に出せと言いたかったらしいのだ
言下に。。。。


小遣い なら それはしているが 仕事関連
只の予約金である・・・しかも毎回している
足りないなら 初めから金額を上乗せして言うべきだろ?


それを気が利かないヤツめとアンタにそしられる
謂れはない 


それにこっちだって支払いの予定があったのだ
お蔭で 予定がズレてしまった
立てた予定は消化しないと 気持ち悪いもんである


亭主が出かけた後は 滅多とない捜索タイム
日ごろ 亭主は一日中 机の前にいるから これは
チャンス到来!!である


仕事場の亭主の机は チェック対象である
しかも最近 していない
先日のヘソクリのこともあるから 前からある仕事場の分
チェックしとかないとねぇ



ピンポ~~ン 当たり~~~~


増えてた
しかも小額紙幣ばかりじゃない!


全額没収するか 一部に止めておくべきか 迷うなぁ~~
そのうち 亭主が帰ってきた


いつの予約なのかと聞いたら 来年の分だと言う
じゃ立替分はいつ戻るのかと重ねて聞いたら それも来年だ言う



はぁ~~~っ? 
こんなわずかな立替金ですら 来年まで戻せない会?



事務用品とかコピー代じゃあるまいし おかしいじゃない? 
といつになく突っ込んで言ってやった
冗談には聞こえないよな
そうしたら 来月 理事会があるからと吐いた


今までこっちがいちいち聞かないことをいいことに
こうやって亭主は ちまちまとヘソクってたんだね
・・・セコイヤツ


やってほしくもない会長なんぞ引き受けるもんだから 
手出しばかりで やりくりにも拍車がかかる
嫁のわずかな給与も提供している現状と 
ちまちまとヘソクっている亭主


高飛車な物言いが 許されるハズがない


と言うことで亭主が遅いランチをしてる間に
一部没収することにした
勝手知ったる亭主の引き出しの中
そ~~っと 一部抜き出したら 
あらら~~~他のも貰っておくれとついて来た
・・・・・・ま、いいか もらっとこう 



毎度ありぃ~~~~~~




ネット

2007-04-25 11:17:09 | バトル
昨日は朝から ネットが通じなくて 亭主は大慌て

亭主にとってはイノチのラインとも言うべき存在だから 
ムリもないか 


ワタシがパソで娘のウェディングの試着の写真を整理してたら
わざわざ裏まで来て聞いてきた


「アンタのネット繋がる?」
「ん? 知らん まだ繋いでないから・・・」
「ちょっと繋いでみて こっち繋がらん・・・」


普通の受け答えできてるね? ナゼいつも出来ない?


それはさておき やっぱ繋がらない
「やっぱり・・・電話しよう。。。。」
そうだね しないと折角会員になったところにも行けないしねぇ


お客がひとしきり退いてから サーバーに電話してる
「ハイ・・・開きました・・・・ハイ ありますね 
うん? 数字読み上げます  ○△■x~~~。」

おい 読み上げる数字間違ってるがな
すかさず で画面を指摘
「・・・・あ、 ○▲■x~~~でした。


その後も いい間違い連発だし指摘された場所さえ
わからない・・・また指差ししてやる(フォローしまくり


結果サーバーには問題がないのが判った
今度は電話会社に電話するも繋がらない


そこで思いついて あれこれ電源を抜いたり入れたりを
したら あれま 電話まで通じなくなった
焦った亭主は 携帯よこせ言いだす始末


繋いでから手渡したら また一から 説明し始めたので 
時間がかかると踏んで 用足しに。。。


そうしたら亭主の足音がして なんと亭主はいきなり
個室のドアをノックもなしに開けたのである 


「携帯の番号!」
「(チッ 折り返してかけるぐらいの知恵はないのか) 
○○○(番号)・・・・」



オウムのように復唱する亭主・・・・なのに違ってる
(またまたフォロー)
おまけにドアも閉めないで行こうとするし
閉めろってば


亭主は一度に二つのことが出来ないんだった


で、ひとしきりしたら また亭主が ガバッと開けた 
ささやかなマナーすら忘れた亭主には呆れる・・・今度はナニ 
「切り方 ワカラン




思い出した
義弟とか なんらかの相手と交渉しないといけない時
・・・一大事なときだけど
ワタシが いつも後ろから指示出ししてたこと・・・


それと息子がまだハイハイしてたとき 
こっちがトイレに立つと泣くので仕方なく トイレのドアを開け放って 
相手しながら用足ししたっけ


同じか。。。



違うのは 亭主の幼児性には 可愛気もないし 面倒なんか 


ちっとも見たくないってとこやな  






新たなる発見

2007-04-23 11:02:25 | バトル
亭主が休日前に言った


「明日 集まりあるから・・・・」


だから? どうしろと? 送り迎え? 連絡しただけ? 


何でも尻すぼみになるの 得意だけどさ
子供じゃないんだから 最後まで 言ってよ


で、みんなのスケジュールを聞いてみた


息子=夕方外出予定
娘 =朝から デート  
亭主=昼前に出るから


で、亭主に こっそり尋問開始

「うん?アンタは何の会だっけ?」
「趣味・・・・ ○○であるやつ」

ふむ いつものアレか 後で調べてみようっと



転送メールで 調べるも先週の話


ん? 何だ? 反省会 先週じゃん 明日も反省会ってか?
んなわけ ないわな・・・・ふ~~ん ちょっとタガが弛んできた?


なんかクサイ


娘に聞いてみた


「どう思う?」
「ふ~む 予定がないなら 付き合ってもいいけどね」


ほぉ? 尾行しろとな?

息子に聞いてみた


「どう思う?」
「ふ~ん・・・・・・・・・・・・・・・」

このところのオヤジの態度に辟易してるから 
肯定も否定もできないよねぇ
もうちょっと 調べてみるよ
      :
      :
      :
おぉっ  あったじゃん  別の人のメールにあった 
ふむふむ 反省会は先週で 明日は運営委員会だと?
息子に言った


「あった あった 明日は言ったとおりの会だわさ」
「そうだろ? 懲りてんだからさ・・・ふむ よかった」


相変わらずの親で ごめんね 
ついつい疑うクセがついてて 疑っちゃったい



不信感しかないもんだからさ
疑いがあると ついつい連鎖反応しちゃった


不審→確証がない?→そのためのおカネは?→またちょろまかし?

一気にそこまで いっちゃうんだよね・・・信用のない証



しかし その連鎖反応は 根元は間違ってはいなかった 
翌朝 亭主が出た後で チェックしたら 案の定ヘソクリ発見



おやおや 小額紙幣じゃ 仕方ないなぁ・・没収もできない 
増えるの待つよ 
で、今朝 再度チェックしたら・・・わずかに増えておりました



もうちょっとだ ガンバレ 亭主よ 




モラ対小モラ

2007-04-21 12:15:46 | バトル
このところの亭主は なぜかテンションが高い
朝のご挨拶も 明るいし・・・・夢見がよかった?


いやいや そうじゃない
転送メールで知ったのだが 自分だけで遊べるサイトを見つけたらしい
もちろん健全なサイトだけど 一部オタク系もあるときたら・・・


亭主のテンションの高さに ふっといつものアンテナピピッっと
それとなく様子を伺っていたら どうもパソにのめりこんでいる?
こりゃ 何かあるかもって待ってたら 転送メール


しかも 『会員登録ありがとうございます』って?
でも 無料?・・・ならいいか?


しかし 別のことで妙な感心をしてしまった
亭主って 転送メールの存在 まったく知らないんだねぇ
疑いもしないってぇのは 単純なのか おバカなのか?
お蔭で きっちり動きが読めて助かってるよ


亭主のテンションの高さは 新しいサイトのせいじゃない
ワタシの知らないところで 楽しみを見つけて秘密にしてること
してやったりなのだろう


一年前ならそんな気分じゃなかったから 許さなかったろう
でも 今じゃ基本的なところさえ しっかりツボを押さえてりゃ
後は 泳がしておいた方が ウザクないってか



そんなせいで 規制が弛んだと勘違いしてる亭主は 
たとえキゲンが悪くなっても立ち直りがメッチャ早くなった


実は 数日前の夕飯時に あわやモラ騒動が勃発や?と
緊張したときがあった



小モラの娘は 小食である・・・親に似ない子なのだ
でも それは自制してるせい
会社から帰ると スナック菓子を一袋空けるのが習慣になっている
いつも食事前なので 小言を言うのだが 娘にとっては
ストレス解消のひとつになっているのだ


で、その日の夕飯時 小モラが ため息ついてをとめた
まぁた お菓子の食べすぎで入らないってか?


すると亭主が 娘を凝視して・・・・何か言うのか?
亭主は何も言わないで クビを振った・・・
まるで呆れたような小バカにしたような


小モラムッとしたらしい
オヤジを睨んで 発した


「ナニ? なんか言いたいの?」


亭主は 驚いたような顔をしたが なんと聞こえないフリして 
そっぽを向いた
小モラは食い下がる

「ねぇ?なんなの?言いたいことあったら言ったら?


オヤジは依然と 聞こえないフリでテレビに熱中してるフリ


プチッ・・・今度はワタシが キレた


亭主の態度に いつも感じてたイライラが 爆発した
ワタシだけじゃなく 子供にも見せるモラっぷり
ガマンならなかったのだ


「ねぇ どうしていつも聞こえないフリすんのよ?
言いたいことあったら すんなり言えばいいじゃない」



時ならぬ ふたりの反撃に固まった亭主
それでも亭主は ダンマリを続けて何も聞こえてないように 
食事を続けた
スイッチが入った瞬間だ


息子が メンドウそうに食事を終えると 席を立った

「ご馳走さん!」

緊張の糸は そこで切れて またテレビの音が大きく聞こえてきた
娘に 目で『何も言わないで おしまいにしなさい』目力発揮



亭主のそんな態度の理由に思い当たった


その数日前にも やはりおかずを残したに 亭主が言った


「食べないなら お父さんが食べるから」
しかも例の如く 仕方なく喰ってやるんだゾニュアンスで。。。
カチンときた娘は 断わったのだ



そこで間をとったワタシが大皿から取り分けようとしたら 
亭主は速攻「いらない!」と答えた



亭主にすれば(娘の食べ残しぐらい始末してあげるゾ)
思いやりのつもりだった
なのに 娘に拒否されてしまったからムクれたのだ


しかしねぇ いつもそうなら娘だってわかったろうに 
思いついたように親しみを見せてくれても 
キショイだけなんだよね


それ自体 周りに甘えてるのだと思う
(オレさまの気分に合わせろ)とね・・メイワクなんだよね


かように おかずの食べ残しでさえ 亭主には大いに含むところがあって 
それに合わさないと ムクれてスイッチが入ってしまう


そして夕べだったから 


(やっぱり残しやがって)=(おバカな娘の後始末はしてやらない)


こんな思考回路を 理解するには 至難のワザである
思考翻訳機なるものが出来ないかねぇ
そうしたら亭主のノドに巻いとくんだけどねぇ


あ、イヌじゃなかったわね 






考察

2007-04-20 12:14:58 | 独り言
仲間との食事会「行かない」と一大決心をした亭主を
見ているのは おもしろかった


その表情は ネコの目のようなめまぐるしさで変わる
自分の本能的な欲求と それを律する理性との闘いなのか



転送メールの存在を知らない亭主にとって 自分の胸ひとつ
収めていると思い込んでることが かなりの自尊心
くすぐっているに違いない
心の中が 見えるようである


オレって エライ   


しかし もし強行していたなら また締め付けが強くなって 
折角勝ち得た自由に かげりが見えたやも・・クワバラ クワバラ
なんちゃって?



見ようによっては どっちつかずの態度でいれば 
どっちにも転べると したたかに思っている亭主のズルさかも?
この計算高さは 世間で生きる手段にはいいが 
それを家庭に持ち込むところが 普通じゃない
・・モラ的発想なのか


元々持っていた素因に 義父の傘下から逃れて
自由に浸っていた7年間が大きく作用しているんだろうな




こっちに帰ってきてから 休日に大きなスーパーに
行ったことがある
今ならショッピングモールのはしりみたいなところ
休日ということで 家族連れで賑わっていた
お昼時だったので フードコートもいっぱいだった


何か食べようよと亭主に言ったら なんと
亭主は鼻で笑ったのだ


「こんなとこで食べるの?」
はぁ? なにか問題でも?


亭主は都会にいた7年間で こんなところでは
メシは喰えない身分に おなりになっていたのだ


都落ち 


よく吐いていた 亭主の言葉である
母親の病気のせいで 帰らざるを得なかった我が身
立場を そんな言葉で括っていたのである



しかし 当時はそんな亭主の心意など判らなかった
目の前にある 子育て 義父母との付き合い イナカでの処し方
すべてが一気に押し寄せてきたのである
その中で 頼りになるはずの亭主は ただただ身の不遇
嘆くばかりでアテにならなかった



アテにしろと言うクセに いざアテにすると
肩透かしを食うのである
で、結局いつもワタシに判断させるのが
普通になってしまっていた


上手く行けば自分の手柄 ミスったときはワタシのせい
 

これって サイレントモラの一種?


当時は ただ亭主がフキゲンになるのは
義父のせいかと 亭主をフォローしては義父とぶつかった
しかしその陰で 亭主は裏切っていたのだ


その平気で裏切れることが フシギだったし 
今も怒りの原点でもある


そんな亭主を
「オトコは未熟だから」 
「オトコってそんなもんだから」 

上手くあしらうのは賢い奥さんの仕事と周りは言う


そんな言葉は聞き飽きた
結婚して以来 亭主が好きに生きてきた分 
今度はこっちが好きに生きるよ 

 
だからワタシが今まで支えてきた分を 
今度は アンタが支えになってくれればいいんだよ
うん?精神的にはムリだろうからね 経済的に
支えてくれるだけでいいのよ
贅沢は言わないからね



世間では それを慰謝料っていうんだよね?  






結果

2007-04-18 11:27:38 | 独り言
亭主の 不気味な無言はとうとう夕方まで続いた
次の手を待ったが・・・・結局行かなかった


ふ~む あの収支決算が効いたか それとも病院行きか?


そう言えば この亭主 検査のことを話したら


「ふん あそこ そんな機械入れてるんか?」 なんだかヘン?
「・・・??? そりゃ大きな病院だから あるんじゃないの?」
「へ?


この亭主は ワタシが二年前の検査入院以来 昨日まで
病院を替わったことを 知らなかったのだ
ま、 こっちもワザワザ言わなかったまでだが
中途半端な気遣いは いっそしてくれない方が気がラク


そもそも この亭主はワタシが入院してる時ですら 
担当のドクターに 挨拶ひとつしなかった
これには母も憤慨してた


自分の嫁の担当医に挨拶ぐらいは 言われんでもするもんや!



まぁまぁ いいのよ そんなオトコだし 担当は
独身の女医さんだからまた 妙な気持ちを持たないとも
限らないしさ
でも きっと自分の付け焼刃な知識を否定されるかもと 
逃げたんだと思うよ


どっちに転んでも 非難される亭主であった



なにはさておき 今回は合格である
現実をちゃんと直視できたと褒めてつかわす・・・いちおう


しかし これが自らの判断であったなら 上出来なのだが
こちらが先回りして現実というタネを ポトポトと
蒔いておいたから
イヤでも目に入ったのだから出来たこと


以前の亭主なら それさえも無視してただろう
それに お膳立てしなかったら無視どころか 
見えもしていなかっただろう


この一年間 亭主の邪推に耐えて 
収支決算を見せ続けた成果だね




ここまでしてみせないと現状を把握できない 
亭主の頭の悪さには ほとほと呆れるが 
確実にこちらの てのひらの上にあると確信できた




キミの人生のスポイルは着実に進んでいるねぇ





メール

2007-04-17 14:59:25 | 独り言
亭主のキゲンは 毎度波の如くだが今は維持してる


昨日 亭主のお仲間からのメールで 亭主へ
お食事の誘い があった
何でも よく利用する料理屋で「河豚」が久しぶりに
入ったとかで 毎年 年明けにしていた
「『ふく(福=ふぐ=河豚)の会』は如何?」との打診


さぁて どうしたもんかねぇ
今月は 年度初めとあって あらゆる会合の総会 花見と出費も
続いているからねぇ
ここは 福は福でも我が家の福を呼び込んでもらいたいところだから
ぐっとガマンしてもらおうかな


早速に遅れていた収支決算書を提出したら コワイ顔で眺めてる


ふむ ちょっとしんどいとこやね?

と ささやいてみる
このひと言は 結構大きいのだ



そんなに目を皿にして数字を睨んでも 数字は
ごまかしてないよぉ



どんな返事を出すのかと 半分ワクワクしながら待っているが
転送メールによると 例の同じ穴のムジナ殿は 今日がいいと言ってるし 
もうひとりのエロビデオ担当者は 用事が詰まってるとかで 
今回はパスらしい


早く返事をくれと 保留者の名前の中に 亭主の名前があった


ふむ 様子伺いだね?

こちらのキゲン次第で 行こうと目論んでいるのは見え見え
ならば しっかりキゲンは悪くしとこう


今日はたまたま いつもと違った検査がある日だった
その分 費用もかかって 芝居しなくてもキゲンは
よろしくないのだ
仕事場に帰ってきてから 亭主はず~っと顔色を伺っているが
ワタシのキゲン以前の問題やろ


それに「どうだった?」ぐらいは聞いたらどないやねん?
ひたすら 何かを考えてる風に見えるのは 
「行きたい」と言い出すタイミングを計ってるからだね?


キゲン悪いから 下手に言い出さないがいいよ


昨日の収支決算書 今日の病院行きもハードルになってるし
それを越えるチャンスは 後はもう帰ってくる間際に 
電話をよこして一気に言うか
帰ってから 「大事な会合ができた」ウソをかますかやな?


どっちにしたって ちょいしんどいなぁ
あんたのなけなしの誠意のかけらを集めたって 
遊ばせる分には届かんからなぁ

だけど今ここで 新たなウソをついたら 
「福」どころか「禍」になりかねんしねぇ





まぁここは ひとつしっかりと 所帯主の顔を見せてんか  な?




そうそう病院の待合で 久しぶりの友人にバッタリした   



思わず話し込んでしまったが 場所柄お互いカラダはどうかと
労わりあう
彼女は 心臓の検査が済んだばかりで 異常無しで
ホッとしたとか
でも不眠症になって薬と仲良しになってしまってるとも
で、今日は件のダンナに付き添ってきたんだとか 

杖をつきながらもおしゃれなダンナだが 嫁が友人と
顔を寄せるように話してるのを見るのは なんとなく
自分のことを言われてると感じるのか イヤなようだった
たぶん をついてる姿を見られるのもだったろうか
友人は 名残惜しそうに立って 付き添って帰った


彼女の奮戦記は ダンナの父が倒れた時のことが印象深い
それまでも気難しい義父に 嫁として精一杯仕えようと
物言えぬ義父に ひらがなのボードを渡した


欲しい物があるかと聞いたら 義父はなにやら うなる
早速ボードの出番だと 重ねて聞いたら やおら義父は
ボードを指し示した


「う」 「る」 「さ」 「い」 


なんちゅう ジジィだろうか と憤然としたとか・・ワカル ワカル


そんな義父を送った後で 今度は亭主が同じ病で倒れるなんてね
そりゃ 不眠症にもなるわさ
でも 今日の彼女は 以前のようにおしゃれで化粧もきちんとしていた
何だか安心した


お互い 自己中な一族を相手に よく闘ってるよね
最後に嗤うのは自分だと信じて ガンバろう~~~~っと