ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

その後

2007-11-27 14:13:00 | バトル
娘のお式が迫ってる中 件の女史から ハガキが来た
亭主がワザとらしく ワタシの机に置いていた


内容はと・・・ふん?亭主に宛てたメールと同じじゃん


次回の研修(見学)の許可を改めて請うているのは
亭主宛のハガキだが 明らかにワタシへの打診である
しかし 亭主へのメールにあった 個人レッスンの部分は
省いてあるのは 何ゆえ?


しかし 亭主のやり口にはムっとした
後はアンタ次第ですと言わんばかりである


そうか ならば切って返してもよいということだわね


ハガキを持って仕事場に入る
亭主の机に 置きながら あくまでも事務的に言う
お客がいるから ポーカーフェイスでね


「これ 断わっといてね」


そのまま亭主の顔も見ないで 退去

亭主の気が 張り詰めて 静かになった

キゲン悪化は 間違いないところだ ステップ1である


そのまま 考える時間(怒る時間ですな)を昼まで与える
そしてランチの告知に 更に拒否権を発行した


「12月にもってあるけれど お断りしてね」
「・・・『アンタがイヤだと言ってるから』って言うのね」


来た来た いつもの責任転嫁・・計算どおりだわ 
ここでプチっとキレることにした


「あのさぁ 来る前からワタシは『1回こっきりでね』って言ってたよね?」
「だから ハガキでお伺い立ててきたんじゃないですかぁ?」


出た出た 敬語 
では ステップ2に行かせてもらいます


「だったら 断われるわけね?
てっきりこの前に あなたがOKしたのかと思ったわ」
 
「・・・・」後の祭りってこれだね?
「あのさぁ このひと(見学者)見てるとね どうしても(不倫者のひとり)
思い出すのよねぇ
同じパターンじゃないの?
あのひともこのひとも この業界に入ってまだペイペイ(新しい)でさ
あなたから ノウハウ聞きたさに 近寄ってきてるじゃない?
だからって 今回のひとが不倫に発展するとは思ってないけどさ
ヤ~~な感じになるのよね」




本音はね ワタシの目の届くところで あなたがヨイショ口撃
受けて ふんぞり返って教養者ぶってる態度見たくないのよね



亭主が口を開いた
「まぁだ そうなんですか?」 まだ引きずるかと言いたいらしい


では とどめのステップ3です


「そりゃそうでしょ?何年経っても そっちが変らずにいるから
仕方ないわね
(ヘソクリ然り 不倫者たちのメルアド然り=つい最近まで隠してた
自業自得じゃないの?
手紙が来た時から ガマンしてきたんだけどね
あなたの面子を立てて 一回は付き合ってあげたのだから
今度は そっちが付き合う番よね」



ワタシの口撃に 言い返せないままの亭主を残して
お使いに出た


断わる言い訳 考えるんだわね


子供も母も言った
 
「あれだけの人数が講釈(講義)聞いただろうに 習いたいっていうのが
時間持て余してるオバサンひとりじゃなぁ
昔のことがあるから おいそれとは納得できないね?」




これが常人の考えですな
反省して 真摯な態度できたならともかく 
言いたい放題 やりたい放題じゃ
舐めるのもいい加減にしろよと ダレでも思うよ


案の定 その夜は帰ってきても キゲンが悪いまま  
思うツボだけどね
そして肝心の 仕上げのステップ4でっせ


帰ってきた姉娘の 今後の身の振り方の相談があったのだ
何でも駆引きの材料にするモラだから これと引き換えに
ズルズルと見学者を取り込もうという腹だったのは 判っていた
妙にキゲンいいのが 続いていたのが やっと合点がいった


だから たぶん 娘のことにはいい顔はしないはず
ましてや 元祖天敵だから なおさらかも


みんなが揃った食卓で 話しかけても案の定だった 
ムシ シカトのオンパレード
そりゃ ステップ4に突入開始だぃ


「ねぇ あなたとワタシの間のことは 
夫婦のことだよね(いちおうね)
そのことは この際置いといて 娘のことを 
たまには親らしく考えたらどない




ワタシの強い語気で 食卓のみんなは 固まってしまった
当然 当の亭主も固まっているに違いないが
平静を装っている・・たぶん聞こえないフリ

そのまま 何事も無かったかのように 食事は進み 
テレビのお笑いにも笑い声が出る
亭主の出方を待っているのだ・・・丁か半か
そして緊張の食事も終って 亭主が黙って席を立った


ふん シカトのまんま またフェイドアウトか


と、思ったら トイレで仕切りなおしをしてきたらしく 
居間に戻るやソファに どっかりとテレビを眺めてる


そうだそうだ
子供の前で罵倒されたまま オメオメと引下れやしないよね 
亭主が口を開いた


「で、 ○○(娘の名前)は どうしたいのかな?」


・・・・・スイッチ切り替わったがな


亭主の変わり身に 驚きながらも こんなチャンス
二度とないとばかりに 一斉に亭主の前のテーブルを囲んで 
家族会議が開始した


しばしの時間が経過して 何とか話がまとまって 
とりあえず大団円・・・ふぅ~~
芝居染みた亭主の変わり身が いつまで持つかは未定である



みんな お疲れさん~~~~ 

見学者 ②

2007-11-16 22:51:40 | 不遜
見学者は賑やかなひとで 裏にいても 笑い声が響いてくる

一所懸命 その場に馴染もうとしてるのか 
客にもいちいち愛想を言う
いつもの客が なんとなく退いてるように見える


「会計して~~!!」
いきなり 仕事場からの怒鳴り声
一瞬ダレに言うてるん?と戸惑ったが さすがに会計までは 
初めての見学者には ムリだったわね
慌てて行ったらば 亭主はムスっとして 「お茶 ひとつ持ってきて」
なんだ そういうことか


いつもは そっとドアを開けて 「お茶ね・・」と言うのだが
いきなり 怒鳴るのは 見学者のヨイショ攻撃でテンションが高くなってた?


単純な亭主は ヨイショに弱い・・・限りなく
だから見学者の手前 いいとこを見せたかった・・らしい


バカめ  まだそんな態度を取れるほど 
ワタシはキミを許しちゃいないのさ



客も何だかいつもと違うゾと お茶を勧めるワタシに 苦笑い
そんな客の気持ちを懐柔しようと いつもよか長く世間話をする


客と笑いあうワタシを クレオパトラ いや女史が
鋭く観察している


(この人の 立場はいったい?)とワタシの役割を 
見定めているような目だ


ワタシはね ここの影の経営者 兼 プロデュース 兼 会計係り
兼 お茶汲みなのよ・・よろしくね
 

亭主は 仕事は出来るけど 他は一切ダメなのよね 
あなたのその 尊敬してますって目で 亭主を眺めたって 
ひと皮剥けば汚い根性しか 見えないわよ ゴメンね


ランチは言われた通り いつものコンビニ弁当だったが 
フルーツを切って出したり いちおう良妻らしく ふるまって 
話し相手にもなってあげた


亭主が 逐一 目でチェックしてるのが おかしい



大丈夫よん アンタの面子を潰すようなこと 
口走らないからさ 





 
そしてひと晩明けた朝 亭主に それとなく聞いてみた


「なにか言うてはったん?」 (言ってらっしゃいましたか)
「・・・また来るかも知れんよ・・・」 
「はぁ? なんでよ? 一回こっきりって言うたでしょ?


亭主は聞こえないフリで フェイドアウトして行った
・・・オイってば


チッ またぞろ いつものやり方かい
勿論 こっちは不倫へ移行するなんて 考えていないよ
モラ亭主の 『やめられまへんなぁ病』のひとつに
「ヘソクリ」がある
それとは別に まだ『賞賛』というのもあるのだ


モラの条件には他人からの賞賛(評価)もあったっけ?・・
ようするに外面がいい それも半端なくってことだ


果たして転送メールのチェックをしたら 
昼間とおやつの時間にメールが来てた
・・しっかりメルアドは交換したらしい
内容は賛美に継ぐ賛美で 亭主の高くもない鼻が 
十二分に高くなったのは 間違いない


そして案の定 「来月はいつ来たらいいでしょう?」と来た
ハイハイ 念押ししといてよかったよ
一度目の念押しは ムシしたようだから 
二度目の今朝の念押しは フェイドアウトしたって
聞こえてたのは 承知だからさ
さぁて どんな返事をするのかね?



長々 不倫発覚後のケアもなく それでも肩書き
持ってる亭主の後押しは最底限してきた
今回も一度は面子を立ててやろうと ガマンして
付き合ってやったのに この体たらくかよ



天に代わってお仕置きを~~って ことかいな
なんなら代わって お返事してもいいけどぉ~~?  




 

見学者 ①

2007-11-15 21:48:39 | 不遜
亭主が先日 口パクした講習会のファンが手紙で
『見学したい』と言ってきてたが 当人が昨日来た


前日の昼間 亭主が 
「明日 9時半ごろに駅に着くとか言ってたけど・・・弁当買っといて
・・・・・・・・一緒すれば・・・・・・・・・」



はぁ?なんでっか? 語尾をはっきりせんとワカランけど?
何が一緒だって?
アンタが一緒に食べるのは 納得だけど ワタシもってことでっか?
いやぁ 良妻ぶりを発揮するのは 疲れるからご一緒するのは
カンベンしてもらいますよ


で、夕飯時に クギを刺しておいた

「見学は 一回こっきりってことでお願いしときますね」
「・・・そりゃぁ 一回だけだろ。。。。。


いやぁ 今までの例もあることだしね
『一回だけじゃなんだから またの見学を』・・・なぁんてことにも
なりかねないのは いつかのアシスタントのことで懲りてるし・・
ワタシの思惑はそっちのけで またぞろ決められちゃ 
かなわないしね?


ま、その代わり ランチ後にでも ゆっくりと
いろいろご教授して差し上げたら どない?




その朝はいつもより 早めに仕事場に行った
とりあえず迎えるマナーは守りたいからね
しかし入り口開けたら 香水の強い残り香が プ~~~ンと


あれま やっぱり このタイプでっか
見学して 勉強しようというもんが 
客より強い香水つけてくるか?
ましてや 言ってた時間よりも早いお着きとあれば・・・
これはこっちも前もって考えないではなかった


(早く来るなら かなりの意欲満々のひとだわね 
しかもこちらの都合を考えないタイプかも~
 



が待ち構えてたように顔を出した


「アンタ 知ってたん?」
「あぁ 聞いてたけどな・・挨拶しはったん?」
「いやぁ ワタシ二階におったし・・・
アンタ知らんかもと電話しようかと思ててん
よっぽどパパに『●● 知ってますん?』って言うたろかいなって。。」

「ハハハ。。。


いつまで経っても 挨拶や引き合わせる気配がないので 
こっちから顔を出した


およ? クレオパトラがいる? 

ザンギリヘアにメガネで 同世代のバリバリウーマンがおりました
・・・香水プンプンは然りでんな


挨拶しながらこちらを査定してるように見えるのは
哀しいオンナの性(さが)なのか 
たぶん 尊敬する先生の奥方が 先生に相応しいかと? 


どないでしょうか?


こりゃ いよいよいつもの パターンのようで
亭主の得意とするタイプ


しばらくして客にお茶を出すのに入ったら あらま 
女史は メガネをはずしてケースにポイしておりました
なにか?見えないライバル心 


夫婦仲は最悪だから そんなこと気にしないで
ゆっくり勉強あそばせね  
せっかく朝早くから起きて出てきたのですもの



ほら 先生 しっかりご教授なさいませ~~~~~~  





一難去って また一難

2007-11-07 17:14:22 | 独り言
今月は超多忙なり 
まず下の娘の結婚式がある 

勿論企画から執行まで総プロデュースは娘である 
このところ彼女はピリピリモードで みんな腫物に
触るみたいにしている 


娘は短期集中型で何でも一気にしてしまわないと
気が済まないタチだ 
これはワタシに似たのやも ただ違うところは
中々妥協しないところ 
ワタシはアキラメは早い方である 
一応シャカリキにはなってみるが ちょいムリかと判断したら
切り替えは早い 


粘りがない 雑であると小さい時から言われた由縁でもあるが 
娘は反対に 
その分ワタシよりは出来はいいかと 親バカに思うのだが 
時に周りを巻き込むクセがあるので 閉口すること多し 


多分これは亭主の因子の影響かも イコール小モラ因子でもある
しつこいっていうのか 満足するレベルが高いというか。。。
しかも周りに要求することが多い割に 反対になると気を遣うことが
苦手になるというところもそれに加わるので 扱いにくし 


そしてそんな娘の手足になるべく亭主以外の家族 
(ワタシと息子だが 引越し時にアテに出来ない状況になったのだ 


上の娘 すなわち姉娘が妹娘と入れ代わりに帰ってくるのが
決まったのだ 




離婚してひとり暮らしを謳歌していたのだが・・・飽きたらしい 
思う程に おカネも貯まらず 元婿もチョロチョロしては
元彼女の今の嫁から あらぬ疑いまでかけられては 
少々疲れ気味にもなるというもんだ 


元彼女の嫁はかなりの悋気持ちで 元婿もそれのせいで
別れて娘と一緒になったのだ 
それでも何のかのと携帯に電話はあったらしい 
一人暮らしのせいで、重いものやら男手のほしい時などに


娘は気にならない方だったので 許可していたらしい 
ワタシには不可解なことだが で、離婚してから今度は
反対に娘が男手のほしい時に元婿に頼む時があって‥
これまた不可解だが 元婿も未練があるせいかホイホイ来るのだとか 
すると元彼女の方は気にいらないとなる 


普通の神経なら 当然だけど 元彼女の嫁も けっこう自分勝手だね
たぶん 元婿の中に未練のあるのが判るせいかも。。


離婚してからも 娘が住みだしたマンションに近いところに
居を構えた元婿は 生活の便利さに元彼女と同棲しはじめたのだった 
彼いわく「他に知り合いがいなかつたから」 


まったく理解できない所業である 
当然 生活環境も被ってくるので出会うことも増えて 
いつぞやには本屋で遭遇したら 元彼女が睨み付けてきたとか

 



娘にしたら 元彼女と同じことしただけなのにということらしい 
そんなこんながウザくなったらしいと、そこへきて
妹が家を出るとなれば 帰ってくる場所も出来て 
万事帰る条件は揃ったのである


それにしても娘ふたりにこき使われるこっちは まさに八面六臂
活躍ぶりである


下の娘の部屋を 今度は上の娘が使えるようにと 半強制的
『さっさと荷物をまとめて出ておいき』ばりに ダンボールの箱を
積み上げているから さらに下の娘のピリピリモードに拍車がかかる


しかし そんなことを言ってる場合じゃない
ここはシビアに 能率よく明け渡して
いただきたいのである


思えば上の娘とひとつ屋根の下で暮らすのは 10年ぶりになる
就職してから そのまま結婚 離婚してからも一人暮らしだった
その経緯はまた 別のときにでも


亭主がポツリと言う


「何だか心配だ」

そうそう 天敵がひとりいなくなるも 元祖天敵が帰ってくるのだから 
こりゃ手強い
上の娘もワタシに言う


「うまく対応できるか(オヤジと) 心配」

ふふ こっちは 何となく 重い荷物をまたダレかと一緒に持てるような
安堵感もあって ついついニンマリしてしまう


亭主にとっては 一難去って また一難って感じなんだろうなぁ~~


お疲れ~~~~








変化

2007-11-03 09:17:31 | 独り言
このところ 亭主のキゲンはすこぶる いい

妙なもので キゲンがいいと気になってしまう
キゲンが悪いのが当たり前になっているからか
思い当たることと言えば


1つ.この前の口パク(講習会)でファン?が増えたらしく
   見学したいと手紙を届けたオバサンがいる
   (これは要注意なのだ・・・今までの不倫の経緯はコレからが多い

2つ.週末の山行き(泊り)がある

3つ.嫁が天敵1号のところに出かけるので 山行きの許可が出たも同じ

4つ.新たにヘソクった?

これぐらいしか思い浮かばないが どれも さもありなんなのがねぇ


それに加えて 夕飯どきから 妙に浮ついて 
ペラペラしゃべりまくっていたので
子供ら共々 目で(なんで キゲンがいいのん?)
警戒信号を発したもんだった
そうしたら ワタシが早めに就寝した後 亭主が娘に
言ったのだった


「あんたの式(結婚式)のときだけど 花束贈呈なんかするの?」
「なんで?
「お涙頂戴のセレモニーは止めてほしいなぁ・・・
どっちも(ワタシ?)涙もろいから」

「・・・・・
 

娘は二の句が継げなかったらしい

なんで オヤジに言われないといかん???


そもそも オヤジに 言われるほどの親しみもないし?
そんなことで涙なんか流す理由など あったっけ?


結婚していなくなるってんで 嬉し涙を流すというなら わかるがねぇ?


毎日毎日 ネコの目のように クルクル変わるオヤジのキゲン
翻弄されてちゃ 育ててもらった感謝の念もとっくの昔に消えうせてる



ここまで 自分本位に考えられる亭主って シアワセだよね?
まったく娘の心を理解できていない
親らしいことを 今までしてくれたのは 子どもが小さくて
自分を慕ってくれてた時代だけじゃん
反抗期になって いちいち反抗し始めてからは 
まったくと言っていいほど父と娘の会話も感情も 
すっかり無くなってしまってるし


だって 『歯向かうヤツは すべて敵』の枠にはめてしまって
自分から子どもらを理解するなんて 一度もなかったしね?
それを また自分の中で育てた風でもないしね
・・自分の仕出かしたことで潰れたのが 判ってないらしい 


なのにお式の時は 人並みに泣いてみたい?
不倫以来 娘のために 心砕いたことなどひとつでも
あったっけ?
なぁんにも なかったんじゃないの?
それとも 他人の手前 親密な親娘像を演じてみたいとか?
でもさ上の娘の時だって 泣きもしなかったし・・
花束贈呈のときに 少ししめっぽい顔してたのが
フシギだったけどね?



アンタは お式で泣く資格はないと思うよ 




クセ?

2007-11-02 11:40:57 | ヘソクリ
亭主のヘソクリ癖はたいてい半定期的に出てくる 


数日前 お使いの帰りに仕事場の駐車場の前を通りかかったら 
見慣れたクルマが うちの駐車場じゃなく隣の駐車場に止まっていた 
そっちの方がよりうちの仕事場に近いのだ 


仕事場と駐車場がちと離れているせいなのだが  そのクルマは
亭主の仲間の同じ穴のムジナのクルマだった 
特徴があるのですぐわかる どうせ仕事ついでに話もあってなのだろう 


ふふん この分も亭主はヘソクリにしてたんだよねと思い出しながら 
うんチェックもしとかないとなと 通り過ぎる間に 頭の中を流れた 


それから間をおくこと数日・・・すっかり忘れていた
思い出して 帳簿の詳細を見る・・・客の名を記録してあるのだ


え~っと何日だったっけ?と 次々と見るも・・・名前がない!

ふ~ん またかよ・・ともう一度見落としていないかと確認するも
・・・ない!!

よっしゃ これは 没収ってことやな
速攻 亭主がのほほんとランチしてる間に いつぞやのヘソクリの
隠し場所を見れば・・・ホホホ まだ ご在宅


この前 ワタシに暴露されてから 却って手を
つけられなくなったらしい
もちろん その分は すでに家のヘソクリから
差し引いてあるからいちおう 残りは趣味の会の分になる
(亭主の言い分を信じるならば
いつ無くなるのかなぁ~と たまにチェックしてたが そのままだった
普通は バレたなら そこから引き上げるもんだが
未だに 手付かずなのは そのまま(やっぱりヘソクリでございました)
言ってるようなもんだ


ということで 新たなヘソクった分として 
ちょうだいつかまつる
お蔭で 冬用のカーペットを無事買うことができた  


まいどあり~~

ついでに 家の分もチェックしとくかなと 例のヘソクリ袋を見てみたら


やっぱ同じ額だけ増えてるし~~


こうして二重のチェックで しっかりヘソクったのが判明した


夕方 帰ってきた亭主が 新しいカーペットを見て 


「ほぉ 新しくなったな」 
アンタのお蔭で 今年の冬も温かく過ごせますがな 
おおきにぃ~


順番に帰ってきた子供らに コトの顛末を知らせたら


息子「ハァ~~ またかいな
娘  「有効に使えて よかったね・・・カーペットの領収書を
  代わりにヘソクリのとこに置いといたら ええやん・・・
  『役に立ってよかったなぁ』って思うんちゃう?」

ワタシ「ワハハ さて お父さんは ヘソクリが無くなったことに 
   いつ気づくでしょうか?」




あなたのお蔭で また家族の団欒が増えました
・・・感謝 感謝