娘のお式が迫ってる中 件の女史から ハガキが来た
亭主がワザとらしく ワタシの机に置いていた
内容はと・・・ふん?亭主に宛てたメールと同じじゃん
次回の研修(見学)の許可を改めて請うているのは
亭主宛のハガキだが 明らかにワタシへの打診である
しかし 亭主へのメールにあった 個人レッスンの部分は
省いてあるのは 何ゆえ?
しかし 亭主のやり口にはムっとした
後はアンタ次第ですと言わんばかりである
そうか ならば切って返してもよいということだわね
ハガキを持って仕事場に入る
亭主の机に 置きながら あくまでも事務的に言う
お客がいるから ポーカーフェイスでね
「これ 断わっといてね」
そのまま亭主の顔も見ないで 退去
亭主の気が 張り詰めて 静かになった
キゲン悪化は 間違いないところだ ステップ1である
そのまま 考える時間(怒る時間ですな)を昼まで与える
そしてランチの告知に 更に拒否権を発行した
「12月にもってあるけれど お断りしてね」
「・・・『アンタがイヤだと言ってるから』って言うのね」
来た来た いつもの責任転嫁・・計算どおりだわ
ここでプチっとキレることにした
「あのさぁ 来る前からワタシは『1回こっきりでね』って言ってたよね?」
「だから ハガキでお伺い立ててきたんじゃないですかぁ?」
出た出た 敬語
では ステップ2に行かせてもらいます
「だったら 断われるわけね?
てっきりこの前に あなたがOKしたのかと思ったわ」
「・・・・」後の祭りってこれだね?
「あのさぁ このひと(見学者)見てるとね どうしても(不倫者のひとり)
思い出すのよねぇ
同じパターンじゃないの?
あのひともこのひとも この業界に入ってまだペイペイ(新しい)でさ
あなたから ノウハウ聞きたさに 近寄ってきてるじゃない?
だからって 今回のひとが不倫に発展するとは思ってないけどさ
ヤ~~な感じになるのよね」
本音はね ワタシの目の届くところで あなたがヨイショ口撃を
受けて ふんぞり返って教養者ぶってる態度見たくないのよね
亭主が口を開いた
「まぁだ そうなんですか?」 まだ引きずるかと言いたいらしい
では とどめのステップ3です
「そりゃそうでしょ?何年経っても そっちが変らずにいるから
仕方ないわね
(ヘソクリ然り 不倫者たちのメルアド然り=つい最近まで隠してた)
自業自得じゃないの?
手紙が来た時から ガマンしてきたんだけどね
あなたの面子を立てて 一回は付き合ってあげたのだから
今度は そっちが付き合う番よね」
ワタシの口撃に 言い返せないままの亭主を残して
お使いに出た
断わる言い訳 考えるんだわね
子供も母も言った
「あれだけの人数が講釈(講義)聞いただろうに 習いたいっていうのが
時間持て余してるオバサンひとりじゃなぁ
昔のことがあるから おいそれとは納得できないね?」
これが常人の考えですな
反省して 真摯な態度できたならともかく
言いたい放題 やりたい放題じゃ
舐めるのもいい加減にしろよと ダレでも思うよ
案の定 その夜は帰ってきても キゲンが悪いまま
思うツボだけどね
そして肝心の 仕上げのステップ4でっせ
帰ってきた姉娘の 今後の身の振り方の相談があったのだ
何でも駆引きの材料にするモラだから これと引き換えに
ズルズルと見学者を取り込もうという腹だったのは 判っていた
妙にキゲンいいのが 続いていたのが やっと合点がいった
だから たぶん 娘のことにはいい顔はしないはず
ましてや 元祖天敵だから なおさらかも
みんなが揃った食卓で 話しかけても案の定だった
ムシ シカトのオンパレード
そりゃ ステップ4に突入開始だぃ
「ねぇ あなたとワタシの間のことは
夫婦のことだよね(いちおうね)
そのことは この際置いといて 娘のことを
たまには親らしく考えたらどない」
ワタシの強い語気で 食卓のみんなは 固まってしまった
当然 当の亭主も固まっているに違いないが
平静を装っている・・たぶん聞こえないフリ
そのまま 何事も無かったかのように 食事は進み
テレビのお笑いにも笑い声が出る
亭主の出方を待っているのだ・・・丁か半か
そして緊張の食事も終って 亭主が黙って席を立った
ふん シカトのまんま またフェイドアウトか
と、思ったら トイレで仕切りなおしをしてきたらしく
居間に戻るやソファに どっかりとテレビを眺めてる
そうだそうだ
子供の前で罵倒されたまま オメオメと引下れやしないよね
亭主が口を開いた
「で、 ○○(娘の名前)は どうしたいのかな?」
・・・・・スイッチ切り替わったがな
亭主の変わり身に 驚きながらも こんなチャンスは
二度とないとばかりに 一斉に亭主の前のテーブルを囲んで
家族会議が開始した
しばしの時間が経過して 何とか話がまとまって
とりあえず大団円・・・ふぅ~~
芝居染みた亭主の変わり身が いつまで持つかは未定である
みんな お疲れさん~~~~
亭主がワザとらしく ワタシの机に置いていた
内容はと・・・ふん?亭主に宛てたメールと同じじゃん
次回の研修(見学)の許可を改めて請うているのは
亭主宛のハガキだが 明らかにワタシへの打診である
しかし 亭主へのメールにあった 個人レッスンの部分は
省いてあるのは 何ゆえ?
しかし 亭主のやり口にはムっとした
後はアンタ次第ですと言わんばかりである
そうか ならば切って返してもよいということだわね
ハガキを持って仕事場に入る
亭主の机に 置きながら あくまでも事務的に言う
お客がいるから ポーカーフェイスでね
「これ 断わっといてね」
そのまま亭主の顔も見ないで 退去
亭主の気が 張り詰めて 静かになった
キゲン悪化は 間違いないところだ ステップ1である
そのまま 考える時間(怒る時間ですな)を昼まで与える
そしてランチの告知に 更に拒否権を発行した
「12月にもってあるけれど お断りしてね」
「・・・『アンタがイヤだと言ってるから』って言うのね」
来た来た いつもの責任転嫁・・計算どおりだわ
ここでプチっとキレることにした
「あのさぁ 来る前からワタシは『1回こっきりでね』って言ってたよね?」
「だから ハガキでお伺い立ててきたんじゃないですかぁ?」
出た出た 敬語
では ステップ2に行かせてもらいます
「だったら 断われるわけね?
てっきりこの前に あなたがOKしたのかと思ったわ」
「・・・・」後の祭りってこれだね?
「あのさぁ このひと(見学者)見てるとね どうしても(不倫者のひとり)
思い出すのよねぇ
同じパターンじゃないの?
あのひともこのひとも この業界に入ってまだペイペイ(新しい)でさ
あなたから ノウハウ聞きたさに 近寄ってきてるじゃない?
だからって 今回のひとが不倫に発展するとは思ってないけどさ
ヤ~~な感じになるのよね」
本音はね ワタシの目の届くところで あなたがヨイショ口撃を
受けて ふんぞり返って教養者ぶってる態度見たくないのよね
亭主が口を開いた
「まぁだ そうなんですか?」 まだ引きずるかと言いたいらしい
では とどめのステップ3です
「そりゃそうでしょ?何年経っても そっちが変らずにいるから
仕方ないわね
(ヘソクリ然り 不倫者たちのメルアド然り=つい最近まで隠してた)
自業自得じゃないの?
手紙が来た時から ガマンしてきたんだけどね
あなたの面子を立てて 一回は付き合ってあげたのだから
今度は そっちが付き合う番よね」
ワタシの口撃に 言い返せないままの亭主を残して
お使いに出た
断わる言い訳 考えるんだわね
子供も母も言った
「あれだけの人数が講釈(講義)聞いただろうに 習いたいっていうのが
時間持て余してるオバサンひとりじゃなぁ
昔のことがあるから おいそれとは納得できないね?」
これが常人の考えですな
反省して 真摯な態度できたならともかく
言いたい放題 やりたい放題じゃ
舐めるのもいい加減にしろよと ダレでも思うよ
案の定 その夜は帰ってきても キゲンが悪いまま
思うツボだけどね
そして肝心の 仕上げのステップ4でっせ
帰ってきた姉娘の 今後の身の振り方の相談があったのだ
何でも駆引きの材料にするモラだから これと引き換えに
ズルズルと見学者を取り込もうという腹だったのは 判っていた
妙にキゲンいいのが 続いていたのが やっと合点がいった
だから たぶん 娘のことにはいい顔はしないはず
ましてや 元祖天敵だから なおさらかも
みんなが揃った食卓で 話しかけても案の定だった
ムシ シカトのオンパレード
そりゃ ステップ4に突入開始だぃ
「ねぇ あなたとワタシの間のことは
夫婦のことだよね(いちおうね)
そのことは この際置いといて 娘のことを
たまには親らしく考えたらどない」
ワタシの強い語気で 食卓のみんなは 固まってしまった
当然 当の亭主も固まっているに違いないが
平静を装っている・・たぶん聞こえないフリ
そのまま 何事も無かったかのように 食事は進み
テレビのお笑いにも笑い声が出る
亭主の出方を待っているのだ・・・丁か半か
そして緊張の食事も終って 亭主が黙って席を立った
ふん シカトのまんま またフェイドアウトか
と、思ったら トイレで仕切りなおしをしてきたらしく
居間に戻るやソファに どっかりとテレビを眺めてる
そうだそうだ
子供の前で罵倒されたまま オメオメと引下れやしないよね
亭主が口を開いた
「で、 ○○(娘の名前)は どうしたいのかな?」
・・・・・スイッチ切り替わったがな
亭主の変わり身に 驚きながらも こんなチャンスは
二度とないとばかりに 一斉に亭主の前のテーブルを囲んで
家族会議が開始した
しばしの時間が経過して 何とか話がまとまって
とりあえず大団円・・・ふぅ~~
芝居染みた亭主の変わり身が いつまで持つかは未定である
みんな お疲れさん~~~~