ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

お釈迦 2

2009-11-14 11:26:10 | 分析

さて その日の夕飯時
妙にキゲンいい亭主・・・もちろん 体裁だけなのは承知である 
どうしたって 買ってもらいたいが 自分の口からは言えないらしい
それで ご機嫌伺いしてるらしいが 長年の習いから ウザイだけである
ちょっとイジメてみよう



「どう? 直った? モニター直ってないのは百も承知
「・・・ムリだった
「○○(息子)に聞いたら モニターだけなら結構安いってよ



 

実は 亭主が帰ってくる前に電話したのだ・・息子
亭主よか先に 情報を知る必要があるのは今までの習得した戦略のひとつ



そうしたら 亭主も朝早くに電話してたらしい・・・
息子の会社なら なんでも転がってると思っている亭主は 
自分からは何一つ 手を差し伸べたこともないくせに 
イザ自分が困ると 子供からでも搾取するのは平気なのだ



しかし イジメてみたものの ないと仕事に困るのも目に見えているから 
息子に相談したら 早速に 価格と 機種など調べてくれたのだった



話題が出たとあって 一気にキゲンがアップした亭主
が ここでしっかりダメ押しはかかせない・・悲しい習いである




「今はおカネないからさ・・・・あなた いくらぐらいなら出せるの?
「・・・・・・  



見つけられないヘソクリの あぶり出し作戦である
常々あやしい素振りには気がついていたのだが
小銭は見つけていたが どうにも大きなの方が見つけられないんだなぁ




さぁて 突然のヘソクリ査察に 目が点々になった亭主
食べてる最中だから いつものトイレでのシンキングタイムも取れない
ここがミソなのである 考える隙を与えてはいけない



さてここから某所の取調室の 刑事と犯人の様相になってきた・・ドラマの見すぎ
鬼と仏の捜査官の両方をしなくっちゃなんないが 仕方なかんべ




「んなもん ないよ・・・・ ん? ナゼにシラを切る? ピ~~ン
「今までのこともあるしね・・ ないことはないやん・・ん?」 ほれ どうや
「・・・ないって ガンコなヤツ ほな役柄チェンジ
「うちはね ○○(息子)のお式に合わせていたから 今はないのよね 
支払いもあれこれ まだ残ってるし 協力してくれると 助かるけどな
・・ちょっとぐらいは あるでしょ?

「・・・・
「・・・ねぇ?
「・・・うあ?」 なぁに すっとぼけてんだい? 鬼になってもええんやで
「ちょっとならさぁ? ん?」 後 ひと押しか
「結婚式の牧師さんも言うてたやん『隠し事をしてはいけません』って」
そんなワタシに根負けした亭主 ポロっと口からこぼれた・・入れ歯じゃない


「・・・そんなにはない。。。




ピンポ~~ン



ちょっと 奥さん 聞きはりましたぁ~~? 
『そんなには・・・』ってことは  あるってことやんか




その後 下手なことは言うまいと 貝のように口をつぐんでしまった亭主 
 


ふふん オモロイから もうちょい 放っとこかなぁ~~





お釈迦

2009-11-13 10:52:00 | 分析

とうとう お釈迦になってしまった
いやいや 夫婦関係のことではない・・そっちは とっくに壊れてるし



亭主のパソコンの液晶モニタが壊れたのだ




以前から 調子が悪かったのだが
きっと いじり倒したせいではないのかと 疑ってい
というのも オレさま 機械いじるの得意人間だからと ことあるごとに
部品を入れ替えては グレードアップを計ってきたから



そして それはこの春に ワタシのパソが新しくなったこともあって 
余計拍車がかかっていた
でも 液晶モニタは 息子からのお古だが年数は経っていないのを
もらってまだ半年にもならないハズ



息子は会社から 新しいモニタをもらったので 日ごろの父への不満
に替えて オヤジにあげたのだった・・・親孝行な子だねぇ



亭主は 仕事がヒマなときは ゲームから映画から
暇つぶしには事欠かない
最近はチェックしなかったので エロ関係のは知らない・・知りたくもない



それでも今まで なんとか安定していたのに 息子の結婚式
済ませた途端に 壊れたのは 
ひょっとしたら 息子のオーラが切れた証拠かもしれない



勝手知ったるモラの流儀には 都合で どうにでも豹変できるってのがある




亭主が 豹変して 馴れ馴れしく にこやかに言い寄ってきた
オイオイ また ロクなこっちゃないで。。。



「モニタ 壊れた・・・」 やっぱり しかも以後ダンマリである


だから ナニ?  
いつもの通り みなまで言わずとも察しろという 
ご都合な言い回しかい?



いやぁ そうはいかんよ キミ



このところの出費のかさみで どう逆さに振ったって 
小銭もおまへんで
あ、今日は 先に言うとこ


「おカネ ないよ。。。」 あっても言うもんか




素知らぬ顔で パチャパチャとマイパソで 仕事を続ける
しばらく ダンマリでいた亭主 ピシャッとドアを閉めて 読書に戻った



あ~~ 静かでええわぁ~~



しばらくして出てきて 言う
「ちょっと 道具取ってくる。。。


返事も待たずに 自宅に戻って行った 
かなりのご立腹である



自宅は仕事場から 目と鼻の先にある
程なくして 戻った亭主 買い物袋を下げている



「ナニ? それ?
「ハンダ・・
「ふ~~ん それで直ったらええねぇ
「直るかどうか・・・どうせ ぶっつぶすんだからいい。。。」 


おやおや 過激なお言葉でんな いつもの脅しに豹変でっか?


ちなみに バックライトの交換で済む場合もあるって知ってる?
機械には詳しいボクちんだから 言わずともねぇ


で、 しばらくしたら また むっつりと読書してらっしゃいますな
直らなかった・・・らしい
ふ~~む 機械いじりが得意だったはずだが さすがに今回はムリだったか




ク ク ク~~~ なんだか愉快なんだけど 不謹慎かちらん