いじめ １

朝から　テレビでは「いじめ問題」の話で
盛り上がっている
しかしいまいち　何か他人事に見えるのはナゼ？

上の娘も　小学生　中学生　就職してからも
イジメにあっていた
カラダも華奢で　マイペースなところがあったせいかも知れない
だからといって　イジメていいということにはならない・・　ゼッタイ




娘が二年生になる時に　亭主の地元に戻ってきたのだが
小学校は　一学年ひとクラスで　少ない人数だから　一見
アットホームに見えるが　そう思うのは　知らない者の思い


聞けば　幼稚園の時から　同じ面子で　小学生になり
卒業していくから　そこにはグループが出来る
そのグループには　リーダーがいて　外から来たものは
それに気に入られないと　中々入れない構図がある


娘はどちらかというと引っ込み思案な方だから　自分から
打ち解けるのに時間がかかる方だ
そこをガードの高いグループへ　入ろうとするのは至難のワザ



転校した当初は　親も　自分達の生活のリズムを作るのに
追われていた
なんせ　あのワンマンな義父とアテにならない
夢見る亭主じゃねぇ
だから子供らの学校生活は見えていなかった　



三人の子供のうち　一番に気付いたのは
長男だった
イジメではないが　担任から言われたことで
イナカでの学校生活が大変だと思い知ったのである
転校して半年後にあった授業参観のときに　たまたま
学校の玄関で息子（当時小４）の担任と一緒になったときだった　




「あんな状態じゃ　この先どんな子になるか　わかりませんよ」
「はぁ？」　である



聞けば　忘れ物が多く　宿題もしてこない子がいて　連帯責任で
余計な宿題が増やされてる班がいると　近所の婆さん（孫が同級）から
聞いていたのだが　息子のことだったのだ



それは　担任から子供を見放されたように聞こえてショックだった
担任としては　もっと親がしっかり子供を見ていないとダメだ
と言いたかったのかも知れない
でもそれならもっと前に　親に連絡してこない？
生徒のことが心配なら　そのぐらいの配慮が
あってもいいじゃないか？



未だに　その担任の言葉には　不信感を覚える
先生といえど　子供たちとも馬が合う合わない　があるだろうが
職業柄　それを表に出すのは　許されることではない


でも　サラリーマン先生は多いのが普通である
PTAの役員もしてみたが　新任の先生の中には　
ファッション関係の就職に落ちたから　先生になった　
というのもいて呆れたことがある
それにも関わらず　新任の教師には課せられることが多くて
提出書類が余りにも多くて　子供と一緒に遊べないと嘆いていた



それから２０年ぐらい経っているけど　
果たして今はどんなだろうか？
緊急提言だって　教師側への負担が増えるだけで　
子供と同じ目線の高さで話し合えることが出来るのか
甚だ疑問に思う


会津藩の　「什の掟」　なるものが　話題になっているが
昔は　当たり前のことだった気がする




　　　　　　　　　　

弁当とメモリー

早朝に出かけた亭主は　帰ってきたのは夕飯前だった
前日の酩酊にも負けず　早朝には自ら起きて　とっとと
出かけていったのだ

いちおう部屋の外から　寝ているワタシに声をかけた
長年の習いで　目覚めた途端に　ワタシが答えたのは


「朝ごはんは？」 。。。。健気な嫁じゃ

聞いた後で気がついた
あんな状態で帰ってきたのだから　入るワケがない


案の定

「・・いらない」

・・・・だよね。。。


それでも眠いのを鞭打って　玄関にたどり着いた時には
出かける後ろ姿しか見えなかった


「いってらっさ～～い」　


いちおう嫁の務め　だから　叫んどいた・・・間に合ったな
こっちは前夜　夢見も悪いせいで　亭主が寝付いたのを
確かめた後も　中々寝付かれず　結局浅い眠りに
ついたのは　明け方だったのだ



その甲斐あってか　それとも多少　うしろめたく
思ってか　帰ってきた亭主は　お弁当３個貰ってきた
夏場じゃないから　ちゃんと　ありがたく食した
・・・まぁまぁの味やね



その亭主　今度はメモリーが壊れたと言う
なんで　壊れるん？
いちいち差し込むときに　荒いんとちゃうのん？


まったく　この前はパソ本体だったし　
次から次に壊すの名人だよね？
そう言えば　この前も両替に便利なようにと　コインケースを
買ってきたのだが　次々と２個も　壊したのだ


「なんで　壊れるのん？」


亭主の言い草は


「壊れたんだから仕方がない」　



はぁ？　アンタの不注意から落としたんやろ？
それとも　腹いせに　引き出しに投げ込んだ？



亭主だったら　やりかねない
腹が立つと　ワタシのスリッパを机の下に　
蹴りこんでいたもんだ



人格疑うよな
それなのに　お客相手に　とうとうと説教まがいの講釈を
垂れるのだから・・・みんな騙されてるよ


ま、それはさておき　メモリーはまたまた
息子にお世話になることになった


あれこれ調べた挙句　亭主の欲しいのが息子経由だと　
うんと安くなるのがわかった
ほっとしたのもつかの間
息子のバカが気を利かしてか　予算内だからと　メモリーの容量の
大きいのをと奨めてる


おバカ！！
このオヤジならまたぞろ　いらない画像　動画を
ストックするだけじゃんか




こういうの　泥棒に追い銭っていうんだよね

帰宅

亭主が寝床に着地したのは　
すでに夜中の二時にならんとする頃だった　


うつうつと浅い眠りの中で見た夢は
怒りまくってる自分がいた　


夢の中でも帰らない亭主に腹を立てている　
勝手に家族みんなの布団を干したままなのを
ワタシに知らせないで出かけてしまったのだ　
*現実にはありえないことだが　
気が付いて取り込むも夜露で　じっとり　　


いらぬ手出しで余計手間をかける亭主に怒りは頂点に
達したところで目が覚めた　
時計を見てまだ帰らない亭主にムカつく　


送る車中では翌日も早朝に出るから遅くはならない
と言ってたのだ　

思い出した　
亭主は飲み会の時は前もって深酒しないでと言うと
必ず酩酊して帰るのが常だった
ワタシへの反発だと気付いてからは　
いつしか言わなくなっていた　守られた試しがないから　


今回は自分で早く帰ると言っていたので安心していた　
深酒→酩酊→からむ→第二の包丁事件　
こうはならないなと。。。　


この図式が脳裏からなくなることはないのかも知れない　
早く帰るとは我が家では少なくとも１２時前に帰ることを意味する

　
息子が気を利かして玄関の外灯を点けてカギも
かけないでいたが　灯り　は消してカギもかけた　
開けてほしくばチャイムを鳴らせばいいのさ



そうした途端に帰ってきた　絶妙なタイミングである
開かないドアノブをガチャガチャさせると
犬が狂ったように吠え立てた　
怪しいヤツに違いないからねぇ　
ドア越しに酩酊ぶりが判って開けるのが息子じゃないのを呪った　


いよいよ第二の包丁事件か　


えぇい　この際かまうもんか　


開けたのがワタシだと認識した亭主はふらつきながらも
シャンとしてる風を装う　
酔ってないゾと見せたいらしい　


「こんな時間まで飲んで・・明日　早いんじゃなかったの？　」


とつい非難がましく言う　


おお　ロシアンルーレットってキライだったよね



しかし酩酊度の確認がしたいという好奇心の方が
強かったらしい

　
亭主は足元にまとわり付く犬をかまいながら(唯一の味方)
居間に入ろうとしたが　さらに言ってみた　


あー今出したところよ　
アンタはもう自分の小屋に入るの
お父さんも　すぐ寝るから　　


ふらふらしながら亭主はいいさとか言いながらも　
犬を相手してたのをやめてトイレに　　


その間にこっちは二階に引き上げた　
長居は無用である　　
長年の経験から酩酊度があがるのは必至だからである　
犬も諦めて寝床に入った　


二階から耳をすましていたら亭主がトイレから出て　
あちこちの灯り　を消し始めた
　

ようし　こりゃ寝るな？　


後はちゃんと二階まで来れるかどうかである　
ふらつきながらもゆっくりと上がってきた　
居間で寝込まれたら大変だった
　

これで事件の勃発もクリアしたようだ　
亭主はひとつずつ手順を確認しながら寝床に
入ろうとしているが　３回も灯りを点け直しては
寝床の位置確認しているようだった　
ドスンと着地した音の後に続く長いため息が
はからずも亭主自身も警察沙汰は
二度と起こすまいとの意気を表している　


そりゃ二度目は自滅に繋がっているからねぇ　
かろうじて残った社会的な地位まで無くしては　
もう抹殺されたと同じだからねぇ　


決してワタシへの配慮じゃない
なけなしのプライドが許さないのだ　
あくまでも　あの発覚は
大したことではないとしなければならない　
よくあることなのだってね　


そうじゃないことは自分で知っているくせに。。　　
それを認めたら　ワタシの優位さを後押しするだけだから
癪なのである　


所詮それだけのオトコだったんだねぇ　


階下では寝ていたはずの息子が戸締まりのチェックをしている　

不甲斐ない父親の後始末である　
夕飯をステーキにしてよかったよ　


さて朝は予定の時間には起きられそうもないが　
果たしてどんな朝になるのやら。。。　

暗転

亭主のキゲンの悪さは　日々悪化している
これって　
バイオリズムの周期？
オトコにも更年期ってあるっていうし・・・


ひとつには　亭主独特の仕返し　ってことも・・　モラの発想
昨々日は突然　仕事を半日にする と言い出したが
予定は早めに言うように決めたはずなのに
相変わらず　改めないのだ


なんせ手のかかる亭主だから　出かける服すら
ふた通り用意しなくちゃいけない
その時によって　やっぱり上着はこっちがいいか・・なんてね


不倫発覚で　そっちは気にしなくてよくなったが　毎度　
何でもかんでも嫁のいいなりになるのは　断固呑めないらしい
普通の家じゃ　当たり前のことなのに　通用しないのが
モラたる由縁
だから　こちらもそれに振り回されるのはごめんだから
それなりの対応になる


よって午後からは　亭主の自由時間になって仕事ではないから
昼食は　自宅でするとして　ご自分で作ってもらうことにした
冷食なり　好きに材料を使って作ればいいが　多分作らない


亭主に言ったら答えた


「好きにするから　いいです」・・・敬語でっせ


と、いうことで　ゆっくりお使いさせてもらった
果たして帰ったら　亭主は趣味に没頭してか自室から下りてこない




ずっと下りてこんで　ええでぇ～～

　

台所の様子から　どうやら昼食はパスしたようだ・・・読みどおり
これは　ワタシへの当て付け＆ダイエットなのだ
なんせ　不倫発覚でかなり体重が減ったのを
自慢してる風でもあるから


オレはいわれもない罪で責められて　
こんなに身が細る思いをしている


ふん　ただの小心者なだけじゃん・・被害妄想なヤツ


大事なプライドが　嫁のせいで　もう立ち直れないほど
傷ついたって自分に言い訳して　罪の重さ　から
逃れたいだけなのさ
でも　それって自ら　証拠をばら撒いたアタマの悪さ　ゆえ
なんだけどねぇ




いちおう菓子パンを目につくところに用意しておいたが
結局　食べないでガンバった　
これって自己満＝オレって偉い　そんなところか
パンは息子の胃袋に納まったけどね


夕飯は　少し早めにしたが　まだ亭主のキゲンは
悪化しつづけてそのバロメーターには　夜中に起きたら　
ドアの下から電気スタンドの灯りが漏れていた


ふん　眠れないのかぁ？　　いい気味だ


でもそうもしてられないよね
なんせ今日には　趣味の会の忘年会が待ってるし
当然送りはワタシだろうからさ




という訳で　今朝は二日続いたフキゲンも
影をひそめて　挨拶運動も再開である
朝食食べつつ　やおら言い放つ


「今日は○時に　XXXまでだからね・・・」

これで送れ　ということである


「はぁ？　どこへって？」
ふふん　ワタシもイケズだからねぇ
さらに付け加える
「明日もなにか　あったんだっけ？」
「・・・・うん・・・」
「いくら用意しとく？」
「・・・・○○円あったらいいだろ。。。」
「ふ～～ん　○○円ね　ふんふん」　



このくらいにしとこか

反旗

今日は祝日～～旗日である
でも　うちは仕事日でもある


しかし　亭主はいつもの起床時間にも起きてこない
朝食も準備万端用意したのに・・・冷めるがな


部屋に起しに行ったら　なんとすでに起きて
何やら　趣味コーナー（部屋の隅っこ）でゴソゴソ


「もう時間よ」
「・・・あ～。。。」

おい　その態度はなに？　仕事したくないんかい
朝からムッとする・・ひと言加えるか


「下りてくる時　ラジオのスイッチ切ってきてね」
いつぞやは一日中付きっぱなしだったし。。。
後始末ができない亭主なのは承知だが　
これじゃシメシがつかないやね・・・ったく


程なく下りてきた亭主は　挨拶は勿論なしで新聞を
取り込んで・・・いつもならこのままトイレタイムだが
思いなおしてか中止・・当たり前じゃ　
そうそう　すでに出かける時間を過ぎてるし
そそくさと食卓について朝食をかきこむ


急ぐとノド詰まりまっせ　


別に会社じゃないから　決められた時間というのは
ないも同然
しかし商売なんだから　定時にオープンは必至である

そして遅れて出かけること１５分
しかも何か言い捨てた


「はぁ？」
ワカランがな　はっきり言わんかい
「今日は午後は上がる（仕事を終える）から」
「なんで？」　


亭主は無言で靴を履きながら上を指差す

？？　なんじゃ？
「ナニ？」
「趣味で遊ぶの」

はぁ～～？
うちは　いつからそんな呑気な経営状態になった？


「なんで出かける直前に言うのん？」　
「・・・」


おい　ムシかぃ
じゃ　一発かましとこか


「貧乏ヒマなしなんだけどね」　





返事がなかったのは言うまでもない　

ネコの目

昨日は久しぶりに仕事の忙しい日だった

そのせいなのかどうか　帰宅してからの亭主の態度が

デカイ



なんだ　こいつは？


ろくに返事もしないで　聞こえないフリをする


「どうしたの？」

と、ワザと顔を覗き込んでやる
いったい何様のつもり？　とは聞かなかったが


そこで　やっと気付いたのか　亭主はハッとして


「・・・別に」
しかもヤな顔をした


ふ～～ん？


またスイッチ入ったんかぁ？
息子も　注意報発令とばかりに　上目づかいに　オヤジを見る


まったく　ネコの目のようにクルクルと変わる亭主
ちっとは同じ顔を見せ続けられないのか？


亭主が台所で酒の燗をしてる間に
* 微妙な温度を希望するのでセルフなのである　

ちょっとヨイショのニオイを撒いてみる
息子相手に何気に話す


「今日はねぇ　忙しかったのよぉ～～」
「ほぉ～～　そりゃスゴイ」　


聞き耳立ててる亭主の　その後のキゲンは　上昇モード
家族にまでヨイショを要求する　こんなオトコはキライである




かくして明けて　今日も仕事場では　しゃべくりに　
いよいよ拍車をかけて客相手に　持論をぶっている




いつも　月夜の晩ばかりじゃないって言葉　知ってる？

片付け下手

あ～～～　疲れた

しかし　わが娘ながら　ナゼに片付け下手なのか
ダレに似たのかと憂えれば　それは亭主しかいないと


環境って大事だと思う
結婚して　亭主の実家に半年同居した
半年後に　仕事の都合で別居になったときは　思わず
バンザイしたもんだ


なんせ古い因習の中での生活は　嫁はお手伝いさん　なのだ
これは　実家が悪いのではなく　時代のせいなのである


義母はいい人だった
亡くなる数年間は　薬害か　年齢による脳軟化のせいか
妄想の世界にいたので　かなりしんどい期間になったが
それでも正常なうちに　叔母のひとりにワタシへの形見分けを
言付けてくれていたのだった



しかし元々の性格なのか　片づけはまったくダメだった



帰郷の数日は　大掃除（もちろんワタシ一人）と
親戚回り（孫の顔見せ）に費やされ　亭主も仕事の手伝いに
追われるだけの　帰郷だった


しかし台所のたたずまいを見るにつけ　ガックリ　ガクゼンの
オンパレード
前回（半年前）に片づけたまま　何の変化もなく　
そのままホコリと油にまみれていたのである



・・・・・・・・・・・・・・



ひたすら無言である
そんな環境に育った　主人は　当然片付け下手



かつて都会でひとり暮らしをしていた亭主の部屋は　
コタツの周りが唯一の生活圏で　物が溢れる中を　
まるで　けもの道のごとく　散乱する物の間に
道ができていたと言う



そんな因子が子に伝わらないワケがない


さすがに妹娘は　ひとり暮らし　してから　ワタシの血が
目覚めたのか　かつての姿からは想像できないほど　
片付け魔になった・・・続くことを祈る


しかし姉娘には　その因子が足りなかったらしい　
お蔭で　二日間　片付けと洗濯三昧で　ヘトヘト
妹娘が　活躍した母に言う



うちにもきてくれ～～～～～　


小遣い稼ぎのバイトにしようかな？



その間　亭主はお利口だったらしい
帰れば　使ったおカネに見合うレシートと　映画の半券があった
おや　おや外食はしなかったようだ
コンビニ弁当に　つまみが少々　そして珍しくこの寒い中　
ビールを頂いたようだった
しばし　自由な時間ってことか


ペットの世話も行き届き　おやつまで与えてくれていた
そして　予定の趣味の会は・・・・・行ってなかったみたい



おぉ～～～　神よ　あなたに感謝いたします


でもまさか　別の隠し事の煙幕じゃないよね？

段取り

亭主はすこぶる　ごキゲン

今日は　ワタシが娘のところに泊る予定の日
昨日の夕飯時に今日の段取り　を話した
亭主の夕飯のことになったら　やおら亭主が言った


今日は映画　観ようと思う


お～　よかった　よかった
やっと普通の反応ができた・・・うん？ひと晩考えた？


亭主と話すのは　爆弾の導火線に火がつかないかと
ヒヤヒヤもんである


どうもこの前から　テレビでも話題になっている
戦争物に執着していたから　かっこうの機会でもあるし　
おまけに大型モールであるから食事の心配もない
やれやれである



上機嫌なのは　別の意味　不気味でもある
しかし今回は　ちょっと様子が違う
風呂洗い　が続いてるのである・・・なんだろ？


このところ　ひとり大掃除で頑張っているワタシが
健気に見えるのか？
それとも　不倫オンナのアド隠し　の後ろめたさからか？



アンタが思うほど　あんたへの執着なんてないから
心配しないで　アドでも何でも隠すがいいさ



その副産物で　ラク出来る分　
ありがたや　ありがたやである


そんなモラには


「ありがとう～～～～」の乱発はかかせない


今までは　三日坊主だったから　言う気も失せてたが
こう続くと　本当に助かるから自然と口をついて出る
いい傾向だね


モラの亭主には　アメと鞭の使い分けが難しいと
つくづく思うが　モグラ叩き　の要領でジワジワと
現実を見極めさせる努力が功を奏した　のかも知れない


不倫を暴露された腹いせにこちらのない非を
あれこれとあげつらっては　後ろめたさの煙幕に
してた
しかし数字というはっきりした事実を　毎回
見せ付けられては　それもムリだと悟ったようだ



そうそう
アンタが腹いせに　日々ワタシを非難してる間も
ワタシは　キチンと家庭を守っていたのだからね



そのことだけでも　アンタの負け　なのさ


心の中では　何を考えたって目には見えない
先日の夢も　そんなアンタへの不満が嵩じた
ワタシのストレスなんだろうさ


夢でよかったじゃん

予知夢？

夕べの食事時に　亭主に週末の予定のことを言った
亭主も　趣味の会に行くと主張するかと思いきや


「ふ～ん」　


それで終わり
え？　何かリアクションもコメントもないんでっか？


しかし　家族への情愛が欠けてるとは言え　天敵の娘らの
ことになると　そう構えてしまわなくともいいのにねぇ


息子が言った
「オレも忘年会　入ってるから　ひとりだね」

亭主は無言のまま　息子を見てる



オレ　ひとり？・・・・・・ひとり？・・・・ひとり？　　ってか



ダメ押しにワタシが　追加
「あ～　ペットらのエサやり　お願いね
日曜は早めに帰るつもりだけど・・・」　



亭主は　何事もないかのように　無言


オレも出かけるんだ　って言わんのかぁ？
フム　そうきたか　　ダンマリねぇ
たぶん　黙ったまま行使するってことか
今までにも　そういったことが多々あったしね


まぁ　ええけどね・・・好きにしたらぁ？
しかし　陰気な　はっきりしないオトコだよねぇ


そうなると　後ろめたい気持ちは抱いたままになるのに
・・・気の毒なこと





この前　夢を見た　
なんと　母が亭主を包丁で刺しているのだ・・えらいこってすがな
しかもわざわざ　刺す場所まで見ているワタシに教えるのだ


「ここが一番　心臓に近いからな」


ちょっと　ちょっと待ってよ
・・・そこまでせんでも　ええんやからぁ
ヤバイ　ヤバイよぉ


でも　さすがに夢　　刺された亭主は　血も出てなくて
平気で歩いてる
慌てたワタシは　亭主を連れてその場を　逃げ出した


しかし夢の中の　亭主のご難はまだ続いてて　やっと車に乗って
動き出したものの　いつの間にやら　
ワタシが置いてけぼり　になってる
クルマには亭主と息子が乗ってて　
どうもワタシは娘のクルマに乗ろうとしてる？


確認しないで動き出した亭主のクルマを不満気に見ていたら
なんと　そのクルマの走行が乱れて　あっという間に　
見知らぬクルマとぶつかった　


いったい車中でなにがぁ？
あ、　亭主　息子と揉めたな・・・瞬時に判断できる夢の不可思議さ



この深層心理って　なんだろう？


ちょっと亭主に優しくしてやろうかな・・なんてね　

予定変更

週末の予定変更・・って　亭主ではない


亭主はまだ口をつぐんだまま　言い出さない
予定表では　未だ日曜の予定はキャンセルされてない


しかし　こっちに予定が入ったのだ
上の娘が　中々休みの取れないところ　この週末に
休みが取れたとのこと


年明けから　シングルになっての生活も　少しずつ形に　
なって　新しい家具を買ったとか
おまけに携帯まで　縁が切れた途端に不調になって
過去を振り切るかのように　こっちも新しくした


聞けば　一番新しいタイプだとか
そうなると　オンナの性（さが）で見たくなる
妹娘もそんな話だと　すぐにノル


車でもちょっと時間がかかるところなので
しかも年末年始は　休めないというので
この際　オンナ三人で　部屋のリニューアルを
兼ねて　ノンビリいたそうかと・・・ということで決定



そうなると問題なのは　亭主の予定
こっちの手前　アンタのは　なし！とは言えないし
まぁ　断わったなら仕方がないが・・・
まだ様子伺いしてるなら　解禁してやろうかねぇ


しかしペットのエサやり　が条件かなぁ
まぁ　こんなところで点を稼ぐ　のも大事ってことで
よろしくお願いしますよ



でも言い出すまで待っとこう～～