ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

画策?

2008-07-28 16:39:51 | バトル
毎度 亭主に振り回される憂き目には 
情けないことこの上ないが これも試練だと
割り切れるときもあるが そうはいかのナントカみたく 
業を煮やすこともある



気分次第で冗舌になったり無言になったり 
それでも気にいらないと 
小馬鹿にしたようにダンマリのまま見るのは
いつになっても慣れないものだ


終ることの無いゲームのようで 慣れている子供でさえも
超 超 超 ウンザリになるらしい
ときには 不満を吐く母親のワタシにさえも
耳を塞いでいるように見える 


挙句に 「ふたりで解決して!」 と言う


もっともなことだ
成人してでさえ こんな親の体たらくが毎度じゃ
頭を抱えて気持ちを遮断してしまうよね


しかし 一段落すると やはり母親が気の毒
父親は仕方の無いガキとして見てくれるのか また愚痴にも
付き合ってくれる


それでもそんな気遣いにさえ気づかないバカ親父の亭主
却って 居丈高になって これ幸いにとワンマンぶりを見せ付ける
やっぱり根性は甘えしか持っていないらしい



それはもう父親としての顔ではなく 敵に対する
ように見えて キショイ 

 
普段の生活をナゼ勝ち負けだけで評価する? 



 

このところのフキゲンのスイッチは先週の休日に入ったようだ

 
前夜には何も言ってなかったのに起きるなり 
庭の草刈りを始めたのである 
明らかに含むところありと見た 
なんせ手柄を立てて
「大都会へ資格を取りに行こう会」
参加する目標があるからねぇ 


しかし亭主の草刈りは 体裁だけのものなのだ 
目立つとこだけしてお仕舞いにする腹なのは見えている 
決して家族のためではないのは いつものこと 
というワケで即刻参戦することにした 



カンタンに終わって恩を売ってもらっちゃ困るのさ



これが 趣味小屋の手伝いなら喜んで行くのだ 
それは誉めてくれる仲間がいるから 
家じゃ当たり前としか思われない 



当然じゃん



我が家を維持するための手入れではないか 
誉めてくれなきゃしないのじゃ 一家の主ではない
 


あ~もう言われたくないか 
しかし世間の手前 ボクちゃんやめたから知~らないでは
済まないのよね 
同じするならキレイにしましょうよ 我が家の庭ですもの 



果たして亭主とワタシは互いに無言でカマを持ち 
はびこる雑草に立ち向かったのである 
とても和気靄々の作業ではなく 互いに敬遠しながら 
手順を進めていく二人


手を抜こうとすると それとなく指示してやる
当然 気分が悪くなるらしい・・・命令されるのはキライだもんな


しかし 気を利かすことも出来ないのじゃ 
指示されても仕方が無いやろ
キレイにするための草刈りですやん


お蔭で 2時間ほどで キレイになった
歯を喰いしばってた亭主は やおら機械(草刈り機)を置いて
ワタシを睨む


うん? ナニか?


これでまた 一人勝ちの予定が狂ってしもうた?


ふ~~ん ザンネンやなぁ
あらら おまけにまで痛めた?
うん 大丈夫よ 3日もおとなしくしてりゃ治るってば
ワタシも そうだったから・・アンタは知らん顔やったね?



お疲れさん 





家庭の中の懲りない亭主

2008-07-22 23:15:47 | バトル
久しぶりの亭主のヘソクリが発覚して以来 
亭主のキゲンは まるで今の時期の天気のようだ


バレてしまった怒りで浮き沈みの激しさに拍車がかかったのか?



ヘソクリが発覚した数日後に 泊まりの遊び
予定していた亭主は 出かける時に 
悪びれずに言ってのけた 


「お小遣いぐらい置いといてくれないとぉ~~」 


この横着さは いったい? 
だから言ってくれた 



「はぁ? 会から出るんじゃなかったっけ? 」
「それは泊まる分だけ」 
「この前はそう言ってなかったじゃん 



勿論ヘソクリがバレなきゃ こっちだってじゃないから
小遣いくらいは仕方ないかって思ったさ 
しかし改めてこの時期に『協力してね』と下手に出ているにも
関わらず平気でヘソクる神経が許せない 



そして尚且つこちらを小馬鹿にした言いざまには
キレてよしだわさ  


いつも亭主がする手を返すことにした 
玄関へフェイドアウトしながら言ってくれたのだ




「それじゃ ヘソクリから出せばええやん」 





チラっと振り返ったら 亭主は鬼の形相で睨みつけていた    
しかしこの亭主がおとなしくするワケがない 
クルマを使うだろう健気な嫁は 急いでお使いして
帰ったら すでにいないではないか
してやられたのだ



案の定 売り上げから勝手に持ち出したのである




ええ根性してるやんけ




とひとり 気炎を吐いていたら 娘が帰ってきた
オヤジを仕事場まで送ったとか
仲間のクルマで行くことになってたらしいのだ 
もちろんワタシの耳には入っていない
裏をかいたつもりだろう



そして娘がオヤジに ワタシのことを尋ねたら


「知らん どっか行った」 だと



なんと意地の悪い亭主だろうか 
こちらが気を利かしたことさえも このバカ亭主には
通じてなかったらしい 
しかも鬼嫁が帰ってこないうちにと焦ったせいか 
二度も 忘れ物を取りに 引き返したそうだ
そのせいか 娘に尋ねたそうだ


「おみやげ ナニがいい?


晴天の霹靂の娘は しばし考えた挙句 


「なんでもいい


兼ねてから 気遣うオヤジなら 甘えもできるが 
とってつけたような振る舞いには 
どうにもついていけなかったらしい



こっちはこっちで怒りも倍増になったが 
引き換えになった 亭主のいない夜の快適さは 
子供らとともに 堪能できた
もちろん この夜も ささやかな焼肉パーティと相成った



明けて 早い夕方に帰館した亭主 
娘に差し出したみやげ
一見 ご当地の特産らしい


しかし 後日 いつも行くスーパーで同じ物を 
格安で見つけたのには 笑ってしまった 




さてさて こんな亭主に振り回される日々だが
キゲンがいいといいで ついつい疑いの目
見てしまう自分がいるのは仕方の無いことか 



ネコの目のような目まぐるしいキゲンの変化だが
立ち直りが早いのに驚く 
それすらもこの数年の 哀しい習いから不審の対象になる 
するとやはり転送メールに該当するものがあったのだ 



業界の新しい規約のために 些細な資格を取ることになるらしい
仲間で『大都会まで 資格を取りに行こう会』とある 


この数年縁がなかった遠出・・・いや禁足をくらっていた都会へ 
公の口実で いよいよ大手を振って行けるではないか 
しかも彼の地は勝手知ったる不倫三昧の夢の地でもあるから 
忘れていたニオイがオレを呼んでいるってか 



ケッ そうは問屋が卸さないのさ 



人数が限定ってことは 是が否でもってことじゃない? 
ならば アンタがノコノコ行けるほど は済んでは
いないから こりゃ却下だわね?



さぁて これからまた面白くなったね?
またぞろギリギリになって言う?・・・のだろうねぇ
けどそんなワンパターンな策を弄するほど頭は悪かった? 



う~ん 悪かったよね? 



さぁて 明日からまた新たな攻防戦の始まりでんな


 
せいぜい ガンバリなはれや~~