ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

余韻

2008-05-28 14:29:52 | 独り言
さすがのモラ亭主も 月に3回(毎週ってか?)の山行きには
気が引けたらしい


遭難もしないで(ザンネンなり) 夕方早めに帰ってきた亭主は 
何も言われずとも 山での汚れ物を 洗濯機にかけ 
残った道具も 片付けた



そうそう いい心がけだね・・・これからもね



おまけにビールの缶を出して見せながら


「これ コンビニで当ったから・・・と冷蔵庫へ


なんとかゼロっていう 今流行りのビールである
最近 ワタシももっぱらこれを頂いているが
亭主には 発泡酒系は ビールじゃないと豪語していたから
ふん 多少気遣ったってか?


「・・・・ふ~~ん・・・ よかったね と言葉少なめに言う



余りの早い帰館に 夕飯の準備に追われているせいもあったが
なるべく口を利きたくないからでもある
そんな気配に 亭主は自室に消えた
そうそう そうやって気を遣うがいい


ニッとしながら犬を見下ろして 「やれやれだね?と言ってみる
犬も 亭主がいつも自分が寝そべるソファに座っているので
いつ いなくなるかとワタシの足元で 亭主の動向
伺っていたのだ


これは最近気づいた
亭主が ソファに座ると ピッタリ横につけるか 
その隙間がないときは ナゼか ワタシのそばにいて 
亭主の方を見ているのだ


遊んでほしいのかなと思ってたが どうも違うらしい
『早く ボクちんの場所空けてって思ってたのだね?


その場所は たまにワタシの昼寝の場所にもなるが
その時はジャマもせず一方のソファに同じように寝ている



おもしろいもので って相手によってスキンシップの仕方が違う
息子がソファの前の床に寝そべってテレビを見るときには 
ソファから身を乗り出すようにして(かろうじて届く
息子のおでこを舐めるのだ・・気色が悪いが服従のつもりらしい?
息子が拒否すると おとなしくしている



そうそう ハリポタの小人の『トビー』って感じなのだ
息子には 絶対服従のようだ・・愛ゆえか


娘がソファで寝そべるときは ナゼか膝の上か おなかの上に乗る
下の娘が 温かいからとワザワザそうさせていたから 
上の娘にもするのだ



ということは亭主には それを求めないし 
気まぐれに遊んでくれる オッサンってことか?


犬にとっては 息子がご主人さまで ワタシはオカアサン
娘たちは 姉妹か遊び相手
亭主は もはや 同格かもしくは格下としか 見ていない?



亭主が自室に消えた後は 犬は安心して 亭主が今まで
座っていたところに ノビノビと寝そべった・・・ふむ やっぱり



そしてみんな揃っての夕飯時
亭主が 先ほどのビールを出してきて 「これ呑もうか」


えらいサービスやな


自分はコップに入れて残ったのを缶のまま ワタシのところに置く


だったらばと先日 娘がくれたサーモスのカップを持ってきて
残った分を注いで呑む・・・このカップ最後まで冷たいので重宝している
ちょうど一杯分だった


でテレビを見ながら 呑んでた亭主 コップが空いたので
また注ごうとチラッとワタシのカップを見て 
缶には残っていないのを悟る


え? お代わりするつもりだったん?


発泡酒なんか呑めないなんて言ってたから 残りはてっきり
ワタシにかと・・ワリいね



心でそう思いながらも 知らん顔してたら 
亭主はいつものお酒を注ぎに席を立った
アンタはやっぱお酒が似合ってるわ
その代わり この次の山行きは 当分なしにしておくれって
言いたかったけどガマンしといてあげるよ



これが 公平というもんさ










代償?

2008-05-26 11:39:44 | 分析
昨日は 亭主は山行きだった

前夜から雨の降りしきる中 亭主は山行きの準備に余念が無い


今月はこれで3度目である
仲間からのお誘いは転送メールで数日前に知ってはいたが
亭主が通告したのは二日前である


誘われれば断わらないのが 亭主の流儀だが
ひと月に3度は多かろう
ま、これもたぶん ワタシがお遊びに出かけたことへの代償ということか?
代償だらけやな


あ~ヤダヤダ モラってぇのは 限度が無いからねぇ



しかしこちらも内心は 亭主のいない時間を過ごすのが嬉しい
が、タダでは済まさないのが ワタシのモットー
逐一イヤミを 言っておくのだ
なんせ 山は不倫のアイテムだったから 諸手を挙げて 
賛美していないのだと 意思表示しておくのだ
もちろん今度も ムサイ輩どもが一緒なのは判っているが



「あらぁ? またですかぁ?」とか
「まだ支払い残ってるから動いて欲しくないんですけどねぇ」とか
「この雨でも 登るんですかぁ」とか・・・遭難しても知らんよ



亭主は口を喰いしばって ひたすらダンマリである
あ、入歯はずしてたんか・・・その後の調子は依然と悪そうやね?
でも こちらのキゲンを損なわないようにしてるフシもある
そうなのだ そのせいで この数日間のフキゲンは どっかに吹っ飛んでいる
自分の要求を満たす時は コロッとまた豹変するのが
モラ亭主の得意ワザである



目的を遂げれば また同じフキゲンさに戻るのも得意だから
まことに厚かましいヤツだと思う




山といえば不倫発覚後に このワタシを山行きに誘ったことがあるが



ダレが 不倫オンナと過ごした山なんぞに 一緒に出かけたいなんぞと
思うものかぃ




まったく 無頓着というより ひとの気持ちを逆撫でするのも
平気なんだと思う
そういったこともあって面と向かっては 不満だと
言いたげにするのが 多少なりとも 亭主のひけ目を誘発して 
心から謳歌できないように仕向けるコツである



これぐらいしないと割りに合わないからね



ふむ?先ほどから 亭主がバタバタと回りで動いている
どうやら探し物らしい


「どうしたの?」 プププ 妙に焦ってるじゃん?
「う~ん あの・・・ 免許証がない


はぁ? 亭主は大事なものとか 書類とかを保管できた試しがない
前々回は 不携帯のまま出かけたし・・・帰ってから気づいたらしい
クルマやら カバンやら ジタバタ探したあげく やぁっと自室で見つけた
余程 ホッとしたのか自室から叫んでいる


「あった あった!」 ほぉ~ そりゃザンネン



不携帯に懲りて 前回はウェストポーチに入れてたのを元に戻して
いなかったのだ
ってことは その後にあった会議には またまた不携帯で出かけてた?



う~~ん アホやろ・・クセ付けできないのって犬にも劣るんじゃ?
気をよくした亭主は ワタシが軟化したと思ったのか 下りてくるなり



「パソコンで 天気見て」と ド厚かましいことを言う
夕飯前に聞いた時には 明日は上がるって横着に言ってたクセに
また 気分が変わったのか?



でも さっき仲間からの転送メールじゃ 午後には晴れるとあったけどね
あ~ ワリい ワリい 
自宅のアンタのパソは ネット繋いでなかったっけね
お先にメールを拝見したとは 言えんわな


というのもその昔 息子とワタシが ネットをしたいと言ったら 
亭主は 理不尽に反対した経緯がある
理由は 費用がかかるからと言うが 実はワタシがパソをいじるのが
気に入らないのだ
それだけである・・・けちんぼの上に了見もチョー狭いのだ



だから息子とネット代諸々は折半である・・・名目上
もちろん家計から出しているのだが 亭主は気づいてないから
文句の言いようもないという計算


そういったことで 亭主がネットを引きたいと言った時には
反対に不倫発覚後であることを理由に 許可しなかった
メール合戦されては またぞろってことも有りうるからである


すべては 亭主自身が招いた結果である・・・気の毒なことだ
その後の亭主の体たらくで 未だ許可申請は下りていない・・たぶん将来も





天に唾吐くって こういうことなんやねぇ~~







反省会

2008-05-24 12:10:49 | バトル
火付け騒動以来 寡黙になった亭主・・・非常に静かでよい
その分 仕事場では ふんぞり返って客相手に 丁々発止である


あ~~ぁ~ 客も気の毒なことだ。。。



ムカつくのが納まらないこっちは 逆シカトに入っている
もちろん いつもの家事はこなして きちんと食事はあてがってはいる


そんなワタシの気配に 亭主も居丈高に構えている・・・おバカ
それがクビを絞めるってこと まぁだワカンナイのかぃ
よって おやつはナッシングゥ~~~


大体 この前から用意してあったおやつ(餡子もの)をこの時節
日持ちしないのに 冷蔵庫に入れて帰ることもしないまま
テーブルの上に放置している


あぁ いらないのか火付けのこともあって
くず入れに見えるように捨てた・・いい気味だ 
すると亭主は元来卑しいのか 封が開いてなかったからと食べてた(翌日)
速攻 残りは廃棄したが この時節食中毒になりたい?
しかし なんともないらしいから 意外と丈夫だ・・・ふむ


おやつもなければないで不満だし 
あればあるで 甘いもの攻めでオレを糖尿にするのか
と また不満
今度から与えない方がいいか?・・・腐らせるほどの余裕もないしね


そしてその夜


一日中ワタシには ダンマリを通したせいか 子供ら相手に テレビの
クイズに笑い声さえ立てている


ふん? なんじゃ? 
コイツはワタシとの対応の差を見せ付けて家族ごっこかい?
じゃきっちり カタをつけようじゃないの




「ねぇ この前のこと どう思ってんの?」
「えぇっ?(なんのこと?)」 すっとぼけ戦法か
「一昨日の騒動よ」
「ただ 周りの草を刈っただけ・・」なんだとぉ?



一方の当事者だった息子がさすがに気色ばんで言った



「それじゃなくて 枯れ枝燃やしたことだよ
あれは よくないと思うけど・・アブナイよ

「そうかぁ?」



クビをかしげて まるで大騒ぎする方が悪いといわないばかり
なんで素直に謝らないのか フシギだが これも いつも通りか
ひとこと『ゴメン』といえば 済むものを大仰に責任転嫁するとは
どんな神経してんだか




「非常識じゃないの? ちょっと間違ったらえらい事になってたんじゃない?」
「そんなことないと思うけど?」 まだ言うか
「なんでよ もう少しでコンポート(生ゴミのポット)が燃えて
溶けるとこだったじゃん」

「そんなことないよ 草があっちこっちあるから燃えないハズ」
「はぁ? 燃えやすいスダレを巻きつけてたのに?
酔って 冷静な判断ができないところで 勢いだけで
するのは おかしくない?
燃えない手立てをしてからするのが普通でしょ?」

「ハハハ 花火と同じや」・・・冗談じゃないってば



返事をしなくなった亭主に 娘が声をかけるが 
無視 聞こえないフリである
それでも声をかけ続けると やっと気が付いたかのように言う


「なに?」
今度は娘が怒る
「聞こえてるのに なんで返事しないの?
そんなことばかりしてるから 家族ができないんじゃない?」

おっ 正解だけど 逆効果だよん


しかしつい またまた禁句を発してしまった
この際 言ってしまえってか


「あのね 酔った勢いで メイワクなことするのは 
アンタが包丁振り回した時と ちっとも変らないってことよ




相変わらずシカトするので半分ヤケクソで続けてみた



「何年経っても 同じ態度で ちっとも悪びれないね
アンタも 曲がりなりにも肩書き持ってるんだからさ
何をするにしても責任取れることしないとねぇ
これじゃ いつまで経っても家族に戻れないわね・・・




聞こえないフリの亭主は 勝手にお茶を注ぎ足して 
そのまま まるで愉快なことがあったかのように
「ごちそうさんと言い置いて
自室にフェイドアウトしていった
たぶん オレって四面楚歌で可哀想だ ぐらいにしか
思ってないのは 今までの習いである


どうしても普通の会話はしたくないらしい
自分の負けが見えてしまうからであるが
さすがモラ亭主だけあって 勝ち負けにこだわるようだ


ひと息ついたら また孤独な中にいる自分に気づくだろうに
それをしてまでも 自分の正当性を保とうとするなんて 
人間的に アカンやろ?
第一 何が正当なんだか さっぱりワカランし・・



不倫発覚時と同じだね
しかし 久しぶりに言いたいこと言ってお蔭でなんだか清々した
・・こっちのストレスを解消するのが一番大事なことだねぇ
後は 慰謝料代わりの 月々のささやかなお給料が 滞らないように
するしか あなたの存在価値がないよね? どうするよ?





さぁさぁ しっかり気張らんと払えまへんで 慰謝料~~














 

祭りの後 ②

2008-05-19 18:00:05 | バトル
出かけていた息子も帰っていて 聞いてみたら
皮肉まじりに答えた 

 
亭主は帰ってくるなり自室のベランダで山の道具も
陰干しし ついで見下ろした庭に 次のターゲット
見つけたらしいのだ
先日 息子と二人で草取りして まだキレイなんだけれどね



先日ワタシが使った電動の芝刈り機が どうやらご執心なのだ
いつもは亭主か息子が 刈り草払い機で芝を刈っていたのだが 
トラ刈りは避けられなかった 
それがこのが 納屋から古い芝刈り機を引っ張りだして しただけなのに 
仕上げは 自分よりも上等だったのが ちと気に入らなかった
らしいってことか?


まぁその位で 発奮するなら この次からヨロシクだわねと 
また窓から見たら ふん?作業するのに着てるそのポロシャツは 
会合に着て行ったもの?
それって この前 ワタシが買ってきてあげた おニューじゃんか


速攻 窓を開け放って 亭主に問うた 


「ねぇ そのポロシャツ 今日着てったヤツ?」
「うん」
「それは 外出用で 作業用じゃないんだけどね」
「ふ~~ん」 カエルのツラになんとかである


かように この亭主は ひとの思いを平気で踏みにじるのである


それでもガマンして 早く庭仕事が終るのを待つことにした
しばし時間の経過があって 庭から 何やらバチバチと音がする
犬もネコも 何やら外が気になるらしく ソワソワしている?



なんだかイヤな予感がぁ~~ 



窓から見てみたら なんと このバカ亭主は またも自分が植えた
大事な柿の木のそばで 積み上げた枯れ枝を燃やし始めたではないか
おまけに 反対には 生ゴミ用のポットもあって目隠しに
古いすだれを巻きつけてある・・・乾燥しまくっているすだれである



窓を開けて叫んだ




「ちょっとぉ~~ 
そこで燃やすのは止めてって言ってたでしょう
 


酔いでふらつきながらも 振り返った亭主 
その目はどんよりしていて何も写ってないように見えた
しかもシカトである


案の定 は見る見る燃え広がって 柿の葉が 
しなっとしてきた
反対にあるポットにも あと数センチに迫っているではないか
巻いてあるすだれに燃え移るのは必至である




隣室にいる息子を呼びながら 庭に飛び出た
先日 酔いどれた亭主が抱きかかえていた 庭用の水撒ホースを 手荒く
引き出し 亭主を突き飛ばして 放水開始である





間一髪で ポットの方は無事だったが 片や柿の葉っぱの方が
危ういではないか 
反対側へ ホースを振り向けて放水するも 枯れた枝や芝が山になってて
中々捗らない


そこへ 息子がやってきてバトンタッチ その間数分もなかったろう


「いいよ いいよ オレがするからさ 消防団でなれてるし

息子はボンヤリたたずむ亭主を睨みつけて 放水は続いた
亭主の 酔いで鈍麻したアタマでは キケンが察知できないのか
不満気である



だから一喝してやった



「アンタね 何でも酔った勢いでするの止めてよね
「・・なにがぁ?」
「何がって 見てワカラナイ? 
この前も言ったでしょ
枯れた枝を燃やす時は 焼却場でしてねって
何回 柿の木燃やしたら気が済むんだか・・・バッカじゃないの
 



庭の片隅には ブロックで囲ったタタミ一枚分弱の紙くずを燃やす焼却場
作ってある
数日前に 何気に亭主に 『枯れた枝も処分しないとね』
言ったばかりだがバカ亭主燃やすことしか頭に残らなかったようだ


まことに学習能力のなさにはウンザリするが 
コトはコトであるから きっちり言わせて貰った


「もう酔ってから 何かするのは止めてよね
「うん? 何が?」
「何がって?
後先考えないでするから この始末じゃんメイワクなの」 

「ダレがぁ?」
「ワタシらが このバカチン 
「・・・ふ~ん そうですかぁ じゃ後はヨロシクぅ~」 


とぼけた亭主だ では言わせてもらうよ
と 禁断のひと言を亭主に投げてやった 



「アンタはね 火遊びはムリってことなの」



アンタのお粗末な火遊びの後始末は このワタシが
したんだったよね?



しっかり 肝に銘じることだわね






祭りの後 ①

2008-05-19 17:27:07 | バトル
楽しいリフレッシュデーも終って 余韻の覚めやらぬ中
またまた亭主が やってくれた


どうやったら この亭主の頭の中を整理できるか知りたいもんだ


リフレッシュデーの翌日 嫁いだ娘から誘いのメール
「遅ればせの『母の日』のプレゼント用意できたから 
お使いがてら出てこない?



あのね こちとら連日クルマの運転で お疲れモードなんだよね


でも なんかくれるんなら 行かずばなるまいね


で 大きなモールで待ち合わせ
リフレッシュのフォトなど 見せたり一緒に食事 買い物と 
オンナ同士の楽しい時間を過ごして 帰りがけに
もらったプレゼントは サーモスの『カップ』
これからの季節 冷たいビールは 日ごろのストレス解消
アイテムである 


それを知った上での娘の心憎い配慮であった
娘のところも重宝しているとか・・お揃いだね
そうしたら 娘が言った


「『母の日』したら 『父の日』もせなあかんね?
「いいよ わざわざ言うことないわさ」 
「そう?そうしとく?

先日のクルマの件もあって 未だ娘はちょいオカンムリである


貰うことや 気を遣われることには 貪欲な亭主だが 
自ら気を遣うのはまったくの不得手っていうか
意識的かもと最近は思っている
母の日だから貰ったなんて言えば またヒガミの素になるのは
否めない


しばし母娘の楽しい語らいも終え 夕飯の買い物に
興じた後で分かれた
何となく 寂しいが これも娘がシアワセだから 
大いに安心である


さて 早くに帰ったら 亭主が活躍中・・・ほぉ~~?


亭主は この日は早朝から 近くの山に出かけた 
ワタシのリフレッシュへの代償なのだ・・ノープロブレムだよん
午前中には帰ってきて その後 業界の会合に出かけた



会合は食事会も兼ねていて もちろん お酒も出る
たぶん その上がりに お酒で気分いいんで
庭仕事ってことらしい


声をかけたら え?目が泳いでるし?? 
かなりの酒量なんじゃ?


そのせいで いつもはムッツリなのに ワタシを見るなり 
片手を挙げた


「ヨッ!!」 なんじゃ? どうした?
「なに?」 何か聞きたいことあるん?
「いや・・・・挙げただけ。。。」 ふ~~ん 酔ってるけど大丈夫かいな



いやいや 大丈夫じゃなくなるのは もうすぐだったのだ



劣等感?

2008-05-16 00:00:20 | 分析
亭主のテンションがやけにハイになっている 
相変わらずのアップダウンの急変は 
いつも夕飯事にわかる

TVに冗舌になって一人で相づち打ちまくるのだ 
その度合いが強いほど 他の家族が各々頭の中で
亭主を分析するのだ 


なぜ?そしてそのゆくえは?


子供らと目線で話し合う どこまでの危険レベルかと 
それで思い当たることがあれば全員それで納得するのだ 
警戒警報の解除である



この気分の変動を不自然なものだと亭主自身は
気付いていない?・・本当に気付いていない?
亭主が意識的に家族を翻弄させて屈伏させたいと
する手段なのか?


ここまできたら もう病的かも・・・亭主じゃなく うちらが


しかし些細なことで常に優位に立とうとするのは 
いわば自分の劣等感への反動かも知れない 
勝ったからといって家族が尊敬するわけがない 
却って軽蔑の対象にしかならないのに 



家族と気持ちの交換が出来ないということは
他人とも出来ない 
それは亭主が 必ず立場が優位でないと気がすまないから?



だから客相手に専門知識をひけらかしては相手から
付け入る隙を与えないのだね?

 
最近ナゼ亭主が疎ましいのかと理由を探してみた 
不倫したってワケじゃない 
亭主がそれに至るまでの考えのプロセスのお粗末さにあると気付いた 



多少なりとも亭主が見せる教養者ぶり
表面的だったのに驚いたが イコールそれはひいては
自分の見る目のなさに他ならないことなのだ 



ワタシが望んでいた家庭とは 大したことを
望んでいたのじゃない 
似た価値観を持ち 同じものに共感を覚えて…
なぁんては はかなく消えた 


それに腹が立つのだろう 
この数年間 亭主には幾度となくチャンスはあったし
与えていた 
それをことごとく裏切ったことに腹をたてているのだ


人間だから 完璧なものはいない
しかし 相手の信頼を裏切っても 必ずどこかで
やりなおすチャンスは あるはず


それを 却ってややこしく自分のクビを益々絞めるような
自虐行為といっても過言ではない・・・ヤケクソともいう?
そんな行為にしか自分を主張できないのは ナゼ?



そこに亭主を疎んじる理由がある



気の弱さゆえか こちらの顔色を伺いつつも ちょっと気を
許すと 途端に豹変したかのように 自己主張に走る
そして 元の好き勝手生活を手に入れたいと画策するのだ



おい! 亭主よ!!言っておくが もう元には戻れないのだよ
なんで そこんところがワカランのかねぇ



未練? 
オトコは時として過去を引きずり オンナはサッサと過去を
切り捨てて前進すると言う


もうそろそろ 新しいステップに入ろうじゃない?
アンタが面子を潰さない程度に 家庭を演じるからさ
アンタも ワタシを認めるフリぐらいは できるでしょ?


あ、明日と明後日は 今年初めてのワタシの自由時間
頂戴しますからね
そのために アンタの好き勝手をガマンしてたのだから
今度は アンタが ガマンしなはれ




じゃ お留守番よろしくね









諸行無常 

2008-05-10 17:48:59 | 独り言
亭主の勉強会仲間に 異変が続いている


自殺未遂と離婚   

うちだって偉そうなこと言えないが 何だかなぁ


自殺未遂の方は 仕事で出入りしている業者の社員である
業者の社長とは 亭主が郷里へ「都落ち」(亭主の言)した頃に
知り合い 亭主の奨めで業界での覚えもよくなったいきさつがある


ウマが合ったのか ふたりして呑み仲間になって 
酔った挙句に見知らぬ大学生らの酔いどれ一団とケンカになり 
多勢に無勢で叩きのめされたこともある


お蔭で メガネは壊されるわ 青タンできるわで散々だった
いちおう警察には被害届は出したものの お互いさまなんじゃ?
亭主は酔うほどに 目が据わるタイプで 絡むのか絡まれたのか
以前にも似たことがあったし・・


しかし目は大事だから とりあえず近くの眼科に行ったら
呑み仲間のその業者も来ていて 揃って青タン仲間になっていた



 




それからそこの会社も大きくなったが その頃からの古株の社員が 
彼なのだ
昔気質で 腰の低いマジメなひと
晩婚で 亭主の知り合いと結婚して 子供はいない


どうも 社長のバカ息子と意見が合わないってことで肩たたきされたらしい
ここの社長(青タン仲間)の浅はかさに腹が立つ
バカなことをしたものだと思った
長年の商売のノウハウをしっかり持っている大事な社員で
バカ息子を育てるのに どれだけ力を持っているのかを
見抜けないとは ひとを上手く使えない輩なのだと思う


そのショックなのか うつ傾向になってしまって 違う仕事に就いても
うまくいかずに辞めてしまい ますます自信を
無くしてしまったのだとか


さいわい大したことにはならなかったが 多少後遺症もあるとか
亭主にだけメールで知らせてきて 『心配かけてすいません』とあった


大体のいきさつは 転送メールで知っていたが 
言いたがらない亭主が果たしてワタシに
言うだろうかと思ったら 珍しく数日後に話してきた
ワタシの姉が 自殺しているので言いにくいかと思いきや
そうでもなかったらしい


ワタシは原因のひとつでもある社長に 大いに立腹してみせた


「この事実を 社長が知らないなんて ヘンよ
知らないなら あなたが教えてやるべきだわ 
見舞金でも出させりゃいいのよ」 



ワタシの憤激に 急に弱気になった亭主は 
モゴモゴしながら言った


「また そのうち来るだろうから 言うよ 


ふん 『そのうち』って永遠に来ない 『そのうち』 だわね
肝心なところで 弱腰になるのは昔からだったよね


亭主にだけ話すってことは そこに何らかの含みがあるのでは
ないかと思う
いわば SOSの信号


だから亭主に言った


「業者であっても あなたたちにとっては仲間でしょ?
そうしたら あなた方が 今 何をしてやれるか
考えるところでしょ?」



その結果が 今回のだった模様
しかし 後遺症の波があって うつ傾向があるせいか
彼からのメールは 途切れている


どうか生き抜いてもらいたいものである



  



離婚の方は 同じ業界の仲間である
仲間内じゃ一番の晩婚で 子供がまだ小六だとか


何が理由なのか判らないが もう元のさやには戻らないようだ
いつもは そんな仲間内の話なんぞしない亭主が
帰ってくるなり キッチンにいたワタシに まるで秘密
話すかのように 声を潜めて言うからおかしい


うちだって そんな平和な時じゃないのに まるでそんなことは
ないというような顔をするのがおかしい
だから つい本音が出た


「いいんじゃない? おカネがあるところは カンタンに別れられてさ。。
奥さんだって ワタシよかう~~んと若いんだから 
思い切って出直すほうが正解かもよ・・

(ワタシだって若くて 慰謝料たっぷり頂ければねぇ)



ようやく気づいた亭主は ダンマリになって退出なさいました


人のフリ見て 我がフリ直せ だわさ 


そこんちは 仕事しなくたって不動産があるから
経済的には大丈夫なお家
そこの奥さんは 山に登る前日に出て行ったそうだ


そんなことが続いたせいか 亭主は何やら下手に出ている
・・キモイ
たぶん 仲間から言われたか?


アレだけの修羅場をくぐりながら まだ奥さん(ワタシ)が
いてくれるのを感謝しろよってか?




何はともあれ 出て行くだけのおカネもなければ 若さもないしねぇ


あ、ここんとこの慰謝料代わりのスズメの涙(給料ともいう)の支払い
滞ってますがな


ガンバって お気張りやす~~~~ 



娘の成長

2008-05-09 11:35:03 | 独り言
我が家の短いGWも終ったが 嫁いだ娘も
帰ってきたし・・婿は自分の実家に帰ったのだ


あちらの両親がケンカでもしたかと心配なさったとか
ふ~む たぶん今風なのかも
お蔭で 気を遣わないでラクチンだったが
昔に戻ったかのような娘に ついグチが・・


「アンタさぁ 何か昔に戻ってない?」
「そうなんだよねぇ あっち(婿との生活)にいると
なんだか疲れるのよね」

「え? なんでぇ?」楽しい時期だろうにね
「だって監視しとかないと 何しでかすか判らないんだもん」
「え~~?


うちの中で 一番甘えっ子だった娘が これまた
甘えっ子の婿のメンドウを見るのは 試練なのかも


人が来ると婿が その場の雰囲気で娘に相談もしないで
いろんな本や ゲーム機を貸したりしたりするとか


いやいや昔の亭主を見てるようだ
オトコってついつい嫁の前では ふんぞり返ってみたく
なるのだろう


娘に言った


「オトコってそんなとこあるわよ
でもね 『鉄は熱いうちに打て』っていうからさ
うちみたいに間に合わないようにならないでね
 


そうそう反面教師でお願いね


翌日に亭主が山に行ってる間に 娘んちに寄ってみたら
なんと すっかりキレイに片付いていたのだ
あちらの両親が遊びに来ると言うので 婿のお尻を叩いて
片付けたのだとか しかも食事の接待までしたらしい


残ったのを試食したら 美味しかったのでまたビックリ
やっぱ やる時はやるんだね
さすがワタシの子だわん




 



亭主が山でどんちゃん騒ぎをして帰ってきた夜に
娘の手料理を 並べたら 数日経ってからワタシに言った


「すっかり主婦してるなぁ・・」と感慨深げ

そりゃそうよ 何たってワタシの血を引いてるんだから

しかし ナゼ娘に言わない?・・あぁ天敵2号だったね



子供だと思ってた娘が かように育ってるのに引き換え
アンタは ちっとも育ってないやね
でもね これも反面教師のお手本があればこそやも


あ、そうだ 久しぶりにこの娘と一緒にお使いしたら
貰ったクルマのキズバレてしまった 
できるなら知らないままの方が 娘が傷つかないと
黙っていたのだが


娘が亭主に文句を言う前に 亭主に耳打ちしておいた




「クルマのキズ バレたから 一応謝ったがいいよ




元は娘のクルマで大事に乗っていたからねぇ
神妙に頷いた亭主は 娘と二人になるのを見計らって
世間話から入った・・今までに無いパターンだ 
そして突然に「クルマのこと ごめんね」だって
よく出来ました
って散々ストレス解消した後じゃ これぐらい屁のカッパか?


しかし娘はカンタンに許さず 詰問開始


「なんで ああなるん?」
「・・いやぁ 早くハンドル切り過ぎたのかな?」
「自分のクルマじゃ しなかったじゃん?
ひとのだと出来るんだね・・・すっごく傷ついてるよ アタシ

「・・・・・」
「今度から気をつけてね」おっ 説教が終了したね 


まるで親子の逆転劇のよう
洗面所でハラハラしながら聞いてたが ホッである


そして後日の「主婦してる」発言なんで 亭主も娘の
言うことなら いちおう頭に入るようだね



あんたも 今から見習えば決してムダにはならないかもよ










今年のGW

2008-05-03 14:05:36 | 独り言
世間ではGWも後半に入ったらしいが 我が家では今日からだ
しかも土日の二日間・・・ショボぃなぁ


亭主は速攻 仲間と山へキャンプ・・一泊なのがザンネン
このことに関しても いつもの如く 口にしたのは前日である
とっくに転送メールで把握はしていたが 亭主がカレンダー
書き込んだのは 4月の末日で めくらないと見えない


しかしそれで告知は済んだとばかりにしきりにメール
仲間内とキャンプの相談 
勉強会もその打ち合わせなのは歴然であった
だって 翌日には具体的な計画のメールが ラッシュ
入ってきてたからおかしい


どうしたってこちらに細かい動きは悟られたくないらしい
のだが こちらになんの弊害もなければ
別に構わないが 肝心なのは 共有しているクルマ
ことである


家事全般をこなす身には お使いの足の確保も基本であるから
突然 明日から二日間もなくなるとなれば 前もっての準備もある
だから どういったって前もって知らせないのでは 
毎度こちらが口角泡を飛ばすのも疲れるので 
つい転送メールで予測するクセがついてる


お蔭で二日分の必要な食材と雑貨類は間に合った



ところで今回のキャンプも 亭主らは山海の珍味とばかりに
刺身やら焼き物などの手配をしているらしい
亭主の持分は お米と野菜だ たぶんお酒も・・


以前ならば ワタシにお使いのついでに買って来いと居丈高に
言っていた
しかも買ってきたら買ってきたで これはもう少し
こうだったのにとか これしかなかったのか?
などと
不平ばかり吐くので 発覚以後は拒否ってやったら
コソコソと自分で買いに走っている


これは何にでも通じることで 日曜大工用品ですら 
こっちに用意させては 文句をつけることが普通だったので
これもパスすることにしている


娘が言う
「当たり前やん 自分の遊びやん 
お母さんがしてやるから調子に乗るんや

 
ふ~む もっともなことだ
そこに気づくのに 何十年かかったんか
ふふん 不倫さま さまやな


ま、そんなワケで 早朝から出立していった
お蔭で 朝からなんだか気分がいい・・・帰ってこないことが大きな要因
今夜は 嫁いだ娘も帰ってくるとかなので
うん ご馳走やね 亭主抜きの一家団欒 



お互い 羽伸ばしまひょかぁ~~~