ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

お悔やみ

2016-01-31 12:03:58 | 家族


お嫁ちゃんの 婆ちゃんが亡くなった

齢98歳 数えで 99歳=白寿だった

『今年は お祝いだわねぇと お正月に

みんなで話したばかりだった


この半年は 施設でお世話になっていたようだ

初めはショートステイだったらしいが 

母上が腰を痛めてから 子供たちも同居してないしで 

施設のお世話に なることになったとか

 

車椅子でも ず~っとお元気だったらしいが 

この寒さのせいか 風邪から肺炎になって 

3日ほど 別病院に入院してたらしいのだが

あっけなく身罷られた

大往生といってもいいくらいである

 

それを聞いた亭主 お祭りオトコならぬ 葬礼オトコなもんで

「挨拶しに行こうと言いだした

「え?なんでさ?」

「親戚になったんだから 挨拶はしないと・・

「はぁ? あちらメインのことで 今はバタバタしてて 

 挨拶だけに駆けつけても 却ってメイワクなだけなんちゃう?

 お通夜には行くんだし 挨拶は電話で済む話でしょ?」

「・・・・・

 

あちらに どなたも身内がいないと言うならともかく

ワンサと親戚がいるのに 何を采配振ろうとしている?

でしゃばる気満々じゃないか

しかもあちらまでは 車で小一時間はかかる

それよかムスコの顔をつぶさないよう おとなしく振舞う方が

いいんじゃないの?


その後 ムスコに お式の詳細を聞く時に そんな話をしたら

案の定 電話の向こうで ため息ついてるし。。。

 

ったく 自分しかない人間はこういう時困るんだよね

自分だけ 恥をかくならいいけれど その被害が こっちまで

及ぶのは ご免蒙りたいもんだ

 

 

通夜は 一緒に出かけた 

お葬式の一連のセレモニーも ところ変わればいろいろと違う


うちあたりは 葬式組があって 近所5.6軒が 

いろんな手伝いをする


そもそも大昔は 土葬だったので 男手が大いに必要だった(墓掘りに)

オンナも 遺族や弔問客への食事の世話などで 包丁やまな板持参で

100人ぐらいの食事を作ったものだった

越してきた当時も 立て続けに2軒もお手伝いするハメになって

その確率の高いことに 驚いたもんだ


えらいとこに 帰ってきたんやな

周り中 葬式予備軍ばっかりやん


以来 何軒お手伝いしたか 歌じゃないが両手でも足りない

 

今は斎場でするのが当たり前になって 場所によっては

斎場のスタッフが 世話をしてくれる

もっとも その旨を申し出しとかないといけない時もあるが

 

遺族には申し訳ないが 手伝う方は随分ラクになった

それでも 通夜 告別式の受付は オトコの役目

オンナは 遺族たちの食事のお給仕とか 式に参列するだけで

済む場合が多いので オトコ共文句を垂れる


「オンナはヒマ過ぎる なんか させること考えんとな」


元々 男尊女卑な土地柄だから オンナがラクをするのは

許せないらしいが 今までどんなにオンナが大変だったか

思い出せっちゅうの  無礼者め

 


ところが お嫁ちゃんの実家あたりは 斎場では受け付けも

身内がしていて驚いた

喪主の父上が 受付に座っておられたし 母上も そばにおられた

お嫁ちゃんの弟も そこにいた

後で お嫁ちゃんに聞いたら この辺りはみんなそうらしい


たった一時間しかかからないところなのに 地域性の違いがあって

妙な感心をしてしまった

 

お通夜だから 席はどこでもいいと言うので お嫁ちゃん共々 

親戚縁者が座る席の後ろの方に座った

下の孫が まだ2才前で 寝ぐずりしたりするので 

ムスコ夫婦が交代で 抱っこしては席を立つので 

みんなのジャマにならないようにと思ったのだ


上の孫は いつになくコーフン気味で おしゃべりも止まらないし

目を離すと広い斎場を 走り回っている

なんせ どっちのジジババ一堂に会するのは 彼にとっては

初めてのこと そこで ヒマなジジィの亭主に 即子守りを言いつけて

孫の制御をさせた


「オボウさんてダレ?」に始まり 

「ナニするの?」

「おわったら ごはん食べるの?」

「ジイチャンも食べる?」

「なんで帰るの?」

「どこに帰るの?」

「○○ちゃんちに帰る?」○○ちゃんとは うちのワンコのこと

さすがに亭主は苦笑した

「○○ちゃんちじゃなくて あそこはジイちゃんちなの」

「なんで?」

「なんでって・・・

エンドレスに続く孫との会話に 疲れ気味の亭主だった

 

通夜の読経中 孫は亭主の膝の上で ずっと座っておとなしくしていた

一度 隣りに下したら「(前が)見えない」とまた膝に乗って

至極 満足していた

孫にとっては初めてずくめのイベントだったから興味津々だった

しかもその間中 しきりにをしていたら 数日後 亭主もをし出した


可愛い孫からもらったんだから 仕方ないやね

 

その帰り道 亭主の母方の出身地あたりを通りかかった

街灯もないイナカ道だが 亭主にっては懐かしいのか

曲がりくねった 先の見えづらい暗い道を スピードも落とさずに

「ここは どこそこ  あそこはダレんち」と嬉し気に説明して

爆走するので気が気じゃない

大体知ってるし。。

 

時たま 行き交う車は きちんとアップライトしてるではないか

もちろん 車がすれ違う前には ダウンしてくれるが

それが 普通の運転だろうが亭主はダウンのまま走る

 

いくら知った道路だからって アンタの運転技術なんて

ちっとも信用してないんだから 一緒に事故るのは

まっぴらごめんだよ


しばらくは付き合ってやったが 道路の白線しか見えないので

「前照らしてよ(アップライト)」と催促する


それでも亭主は 聞こえないフリ?(隣りで言ってるし

アップライトにしないで ばく進する

それも地域の説明付きで。。。。

 

ムカついたので 言い放ってやった

「わかったから 早く照らして

やっとワタシの剣幕に気づいたのか アップライトし始めた

 


翌日の告別式は 亭主だけ参列した

ひとりだと またまた調子に乗りかねないので クギを刺しておいた

「仕事中なんだから 終わったらお膳頂かないで帰って来てな


「・・・・アンタも来れば? よそはみんなそうしてる


いや ちゃんとムスコたちには了承してもらってるし 

第一 仕事日でんがな


イタチの最後っ屁みたいに 文句を垂れるのは不満なのだ 

この後は 仕事しないでお食事でも頂きながら

親戚づきあいを密にしようと企んでるのだ


こんな慌ただしい時には 血縁のある親族だけにさせてやんなさいよ

アンタは 自分で気遣うよりも あちらの気遣いを待ってて

いつものように甘えるだけでしょうが


アンタは ムコの父親ってことだけなんだから

一歩も二歩も退いてるのがムスコのためなんだからさ

昼時なのはわかってるから お昼は早めに用意したからさ


さっさと召し上がれ

 

数日後 気疲れした あちらの母上が体調を崩されて

入院したとムスコから知らせが入った

幸いにも 数日で済むようだったが

やっぱり 亭主を遠のかせてて正解だったわさ


入院のことは まだ亭主の耳には入れていない

亭主も自分の風邪気に集中して 朝餉は要らないと自室に

こもったままなんで 丁度いい

元気だとまたまた『それ!見舞いじゃ』と大騒ぎするからである

ムスコも 母上は人一倍気遣いし過ぎて体調崩すタイプだから

退院後に電話で十分だとのことだった

 

お悔みも お見舞いも 相手を労わってこそ意味がある

気持ちの押し売りは 百害あって一利なしだ

どうしたら この亭主が そこに気づくのか不明である

 

ず~~っと 見張ってなきゃいけないんかねぇ ウザっ

  

 

    はやく 春にならないかな

 

 

 


 


2016-01-28 22:57:46 | 独り言

昨日から寒いと思ったら 今日はが舞っている

こんな時はとにかく温かいものを食べないと体の芯まで

冷えてしまう

 

最近は 鍋物をする機会が少ない

まぁまぁ暖かい日が続いていたこともあるが

一緒に つつく相手が亭主じゃねぇ

しかも 禁酒なさってるんで 酒なしの鍋は いまいち

亭主には不評のようで。。。

 

ムスメも同じ鍋をつつくのは嫌がるので ついついねぇ

だって 亭主のトイメンにムスメが座るもんで

イヤでも 亭主の一挙一動が目に付くらしい

で、亭主の食べ方も そう褒められたもんじゃなく

余計 ムスメがイヤがるのだ

 

まぁ しかし 今夜は寒いから みんなであったまろうよ

というワケで つみれ鍋風寄せ鍋 トリ団子に加え 鶏ももも

一緒に野菜どっさり鍋である

 

しかし 気遣いのない亭主だから 好きなだけバクバク

食べてはお代わりしている

猫舌なもんで 鍋からひとつまみずつポン酢につけて

食するのじゃなく 取り椀にごっそり山盛り入れて レモンと塩で

ほどほどに冷ましながらほうばるのだ

何ともねぇ その昔 仲間たちと鍋をしたら 猫舌の亭主が

気が付けば しか残ってなかったという

それで そんな食べ方になったらしい

 

鍋じゃねぇじゃん・・・

 

仕方ないから 放っているが 今回も気が付けば

鶏もも2枚分が 大方 亭主が食べてしまってた。。。

 

まぁまぁ いいさ 寒い夜ぐらい 好きなだけタァ~ンとお食べよ

 

そうじゃなきゃ 寒い夜は眠れないわさ ねぇアンタ?

 

 

    雪におどろいている

 

 

 


気分一新

2016-01-17 23:23:09 | 分析

今のところ 亭主は おとなしくしている

なんせもうすぐ 待ちに待った 楽しい仲間内の新年会だしね

久しぶりに 何の予定もない休日

 

ワタシは 普段できないところの整理にいそがしい

新聞紙をまとめて 納屋に運べば 納屋年末から手つかずで

亭主が 片づけるハズもなく 枝の伐採に使った機械を

気にせずに放り込んだような有様で すべてが投げやりである

とにかく元へ戻す習慣がないのは 生まれ持っての性格ゆえか

ワタシへの不満のあらわれか・・・後者だろうね ムカムカ

 

狭い納屋だって 片づけ次第で うまく広目に使える

ようやく 片付いて これでまた半年は広く使える

おかげで 気分転換が出来た

一旦 片づけ始めると クセになるのか やたらあちこちの

いじりたくなるのが ワタシのクセ

おかげで 家族は とっとと姿を消すのが常である

 

うちの一族は ひとから命令されるのを イヤがる傾向が強い

亭主は その筆頭で 卒婚(家庭内離婚)以来 自室の掃除

自分でさせているが 腹立たしいらしく 掃除機を扱うのも乱暴

階下にいても えらく響くほどだ

 

亭主用の掃除機は 買い換えた前の古い方 

吸引力が弱くなったので買ったのだが 

前もっての相談がなかったことに えらくご立腹

オレのカネを勝手に使いやがって になるらしい

そのくせ 相談なんぞしようものなら 家電=ワタシが使うモノだから

難癖つけては 買うのをためらわせようとする

だから 卒婚を決めて以来 相談じゃなく 「買うからと宣言して

速攻で勝手に選ぶことにしている

 

亭主はなんにしても 時間がかかるタイプ

口喧嘩になっても いったんトイレ

自分の考え整理してからでないと言い返せない

 

きっと 小さい時から ワンマン義父のいいなりでしか

動くことが許されなかったことが大いに関係してるのではないかな

 

おかげで こっちは喧嘩しても優位である

不倫が発覚した時も 亭主よか 早く判断して動けた

あの時 複数の相手引導を渡すのに亭主が言ったのは

「時間をくれたら きちんと始末つけるから。。

で、ワタシが答えた

「ナニ 寝言言うてんのん? アンタにさせたらいつまで経っても

終わらんがな

結構な権幕だったらしく 以後亭主は何も言わなくなった

そりゃそうだろう 何十年も 信頼を裏切ってたのがバレたんだから

怒髪天を衝くって感じだったからねぇ

現に その後すぐに 息子飛行機の予約を取ってもらい

下のムスメ(コワイ方・・今では)が無理やりくっついてきた

ひとりで行かせたら 事件になるかもと心配したらしい

 

イヤイヤ 案外冷静にひとりずつ引導渡して ケリつけた自分に

驚いたもんだった

 

くっついてきたムスメも ワタシの冷静な対処に舌を巻いたっけ

相手がこっちの電話に無視したことで 安心してたらしく

いきなり遠路はるばる 目の前に現れたので 仰天してたが 

きっちり念書まで書かせた時に相手のブラウスの胸元

荒い息づかいバタバタしてたのを 静かに見て 

心の中でニンマリしたこと覚えている

 

どんな言い訳したって 不倫はアカンのんよ

ええ薬になったでしょ?

 

しかし 亭主も亭主だ いくら相手に事欠いたからって

こんな化粧っ気もない分厚いソックス履いてるバアサンまで

相手にしてたなんて 正直 ガッカリだよ

こっちが悔しいと思えるような いいオンナと不倫でもしたら

褒めてやるのに やっぱり大したオトコじゃなかったんだね

 

話がかなり脱線してしまったが 何につけてもすることに

時間がかかる亭主だから 生活面でも困って助けが欲しくても

相手にならない

だから家のことは たいてい自分でしてしまうことが増えた

亭主もそれで満足してたハズなのに ちょっと気に入らない

途端に オトコの沽券にかかわるとでも言いたいのか

やたら 文句をつけたがる

 

そりゃ 浮気を全部つぶされて 火種の方も片っ端から

消してしまったから ムカつくわなぁ

勝手な理屈を展開しては ワタシへの復讐を願ってたようだ

しかし 未だに それが完遂できた試しがなく

却って返り討ちにあう始末なんで ストレス溜まってるみたい

 

だから 掃除機ひとつにも何かしら鬱憤晴らしをしたいようで

新しいのを使うのを 拒否ってるのだ

 

古い掃除機をまだ使えるのにとばかりに ガタガタ

大きな音を立てて これみよがしに使っている

どこからか空気ももれているから 余計に騒々しい

 

いやぁ こっちとしては 別にカマワンのだがね

扱いが乱暴だから 亭主が使う機械類は 寿命が短いし

出来ることなら 触らないでほしいからね

 

フマンたらたら 掃除が済んだら 仕事場で用事があると

言って出かけて行った

たぶん これ以上命令されたくないからだろうが

今 仕事場に置いてるプリンター(2台)がどちらも不調

こっそり 部品を注文したりしている=転送メール

プリンタの修理部門からのレスが面白い

『必要以上に 分解されますと非常にキケンですので

 ご注意ください』 ですと

どこいじってるんだかね?

 

しかし 仕事場での用事が何なのか 具体的に言わない(ワザと)ので

丁度いい機会だと「ムスコんち新しくなってから行ってないでしょ?

ヒマだったら 見てくればいいじゃない?」と勧めてみた

工事中には こっそり眺めに行ったらしいが完成してからは行っていない

 

お祝いはお正月に渡したから 堂々と行ってくればいいのに

やっぱり「禁酒宣言」を お嫁ちゃんや おムコどのの前で

させられたせいか(させられたと思っている)どうやら行きづらい?

どっちにしたって 自分で蒔いたタネなんだから いつも通り

厚顔無恥を装って(得意なんでしょうが?)行けばいいのにねぇ

 

その日は夕飯時まで 仕事場から帰ってこなかった

ま、自由にパソコンいじれるしね 

お互い 顔を見ない時間が シアワセな時間だしね

 

この先は もっと生きやすいように 工夫しまひょか・・ねぇ?

 

※ テンプレートも一新して気分を変えようと思うけど

  中々 しっくりこないので また変わるかも。。。

 


おとなの対応

2016-01-14 22:54:41 | 分析

昨年から 結構いろんな人に ワケありのメールを送ることが増えた

しかし今回も下書きを書いてても 何ら バツの悪さを覚えない

いよいよワタシも どこか神経が鈍麻してきたのか?

 

一般常識で考えれば こんなに亭主のことで あちこちに

言い訳やら 威嚇めいた説明やらをするのは

恥をまき散らしているに過ぎないと 情けなく思う

 

これが 何十年と心許して添ってきた亭主の成れの果てかと

思うと いかに我が心眼のなさを 呪いたくなる

とはいうものの ひとり抱えて 悶々とするタイプではないので

目には目 歯には歯で しっかり ひとつずつ問題はクリアさせて

もらうことにする

 

ということで 勉強会仲間に宛てて メールをしたためた

 

軽く 年頭の挨拶から始めて 率直に 旧友からの賀状

ことで 亭主がメイワクをかけたことを謝り

愚妻のグチとして この十数年の亭主の体たらくを嘆き

別の会での 酒の上での失態続きを述べ 警察にも

お世話になったことを 仄めかし

年末の 泥酔いの挙句の 道端で寝込んだいきさつを説明し

家族の前で「禁酒宣言」したことを報告し

それでも家族の知らないところで 飲酒による失態を続けんと

するやもと 心配で仕方ないのだと書いた

かくなる上は 無理を承知で 亭主の禁酒宣言浸透するかを

見守っていただけないかと懇願して 理解を求めた

もうひとつ 次期会長への任の重さに亭主が耐えられないことも

示唆しといた

ただし オンナ関係の話は 次のステップまで

伏せることにした

 

普段 現会長の彼にとっては 亭主は先輩でもあるので

男社会での 彼の立場上 そこまで踏み入ってもらうのは

気の毒であるし 亭主の別の顔を見せるショックは計り知れない

からである

 

そして 賽は振られたのである

 

レスが来たのは 一日経ってからで 彼もいろいろ考えてのことだと

思った

 

彼からのレスは 温かく真摯であった

ワタシや家族の心労を労わり 亭主の「禁酒宣言」

しかと心に留めておくことを約束してくれた

 

ヨッシャ まず一段階 クリアである

 

そして 次の段階 まだオンナ関係は伝えはしない

亭主が きっちり仲間に 禁酒宣言を伝えるかどうかである

 

レスへの感謝を伝えつつ 本日の勉強会での集まりで

亭主が果たして みんなに伝えることができるかどうか

(新年会をする前に 確実のものとしなくては ホンモノでは

ないからである)

心配だと訴えたら すぐにレスがきた

 

『了解いたしました』

 

そして 亭主が出かけた

どうせ テキトーに自分の都合で言うか シカトするのだろう

 

しかし亭主が帰りつく前に 思いがけず レスが届いた

 

『先ほど 帰られる前に しっかり禁酒(断酒)宣言をなさいました

ご安心ください』

 

彼も 大いに気にかけていたのだろう 

おぉ~~~ なんと いい人たちばかりなんだ

会計氏といい 会長といい なんて オトナなひとたちだろうか

 

亭主よ 彼らの爪の垢でも煎じて飲むがいい

 

これが おとなの対応というものだと 思った

 

しかしである 亭主のこの一見 まじめな禁酒宣言

そのまま受け取っていいものか

いやいや ヤツには まだ次期会長を担って 全国に粉をかける

という不埒な野心があるに違いない

もうそれしか ヤツの楽しみは残ってないからねぇ

 

その時には みんなに過去のオンナ関係を暴露して

いかに その任を担える立場ではないと 阻止する覚悟である

その品のない貶めるやり方に みんな幻滅することだろう

 

果たしてこれが社会的制裁の完結になるかどうかは

わからない

 

亭主よ 妻を甘く見ると臍を噛むことになるのだよ

 

ワタシには 今更失うものなんて殆どないし

毒を喰らわば皿まで ということわざもあるではないか

 

 

 


密告前夜

2016-01-13 10:59:31 | バトル

さてと 今年に入って 初めての新年会の日

これは小さな組織の方だから 礼儀的な付き合いの度合いが濃い

しかし これが曲者で この組織は 故義父が長く会長を

務めた会で 亭主も会員だったが その後を再三頼まれて 

会長職を引き受けた経緯がある

それ故か いわゆるヨイショの会になり果てて その上にあぐらを

かいて とんだ失態ばかりを仕出かすことにもなった会である

 

そんなこんなで その当日 休日ということもあって 

亭主は朝から 無線のことで忙しいらしい

転送メールで交信イベントがあるとかで 仲間にワザワザ呼びかけてた

夕方の新年会まで 遊ぶつもりかいなと そうはさせじ

知らぬ顔で 亭主に言う

「ねぇ お天気もいいし 年末に伐採した枝の処理してくれない?」

「・・・・・まるっきり つもりはないみたい

「あのまま ほったらかしじゃ 片付かないでしょ?

「燃やせばどうか?

「あのね 近隣のメイワクも考えて うちは燃やさないことにしてるの

後日のこと ご近所の奥さんに聞いたら 年末の地区の忘年会の時に

庭や畑で燃やさないようにと区長から話があったそうな

ナニ 聞いとんねん

 

しかし 朝から無線があるから したくないとあって

「日中温かくなってからする。。。」と自室にお茶持参でこもった

 

とりあえず 仕事は頼んだ その間 買い物でもしとこう

そして帰ったら 庭で奮闘する亭主がいて 木っ端になった枝を

指定ごみ袋にいくつも詰めていた

少しは もかたづいて すっきりしたが まだ半分残ってるし

また次回ってことで・・・

 

そうこうしてるうちに 夕方になったが亭主はまだ動かない

ふ~~ん 近いから ギリギリまで遊ぶんか・・とほっといた

しかし 時間になっても動かず 行かないことに決めた?

思ったら 電話が鳴った

ヨイショの御仁からで まだ来ないと催促だった

 

自室の亭主に 行かないのかと尋ねたら 口アングリで見てる

オヤオヤ すっかり忘れてたのかい

大慌てで用意して クルマ飛ばしてお出かけになりました

早くに帰ったのには 思わず笑いが出たが

なんの 本命がもうすぐあるから 切り捨てたに過ぎない

残されたヨイショの御仁は さぞや拍子抜けしたことだろう

 

別の会(本命)の新年会が決まった

どうやら 今回は縮小しようと話になっていたらしいが 

久しぶりに顔を合わす仲間から ぜひにとせがまれた結果

いつものように 泊まりですることが決まったのだ

渡りに船とはこのことで 諸手を挙げて采配したのは亭主である

しかも 巧妙に 自分は水を向けただけで仕方なく参加の態を

とっているのが 転送メールから見て取れるからおかしい

 

しかし決まったのに いつまでもワタシに言わない

それからして コイツは反省どころか またも仕返しの

機会をともくろんでるに違いない

家族みんなが 亭主のいないところで ささやいていたのだ

『ゆめゆめ 油断せぬように こんなに信用されてないとはね

 

だからそれとなく こっちから水を向けてみた

「いつもある アンタの会の新年会は今年はしないの?」

ワタシも中々意地が悪い しかし モノには順序ってものがあるしな

「・・・あるよフムフム

「あら?スケジュール表に書いてないやん?」 

「今日 決まった。。。」 ウソつけ 一昨日やがな決まったんは

「じゃ その日(飲まないなら)クルマで行くの?」さぁさぁ どうする?

「いや 泊まる・・・

そこで ムスメが急遽 参加

「それじゃ 飲んでも うちらにはわかれへんやん?

「飲まなきゃいいんだから。。。いつもの言いぐさかね

ワタシが言う

「みんな 飲みたいひとばかりで 酒の肴を持ち寄って

料理するひとたちなんだから ひとり飲まないってある?

 

「飲まなきゃいい・・アホのひとつ覚えだね

 

自信ないやろ?特別おいしいお酒もあるんやしね

まさに山海の珍味の大盛りの会なのである

しかも それ用の仲間の別宅でするのだから ダレのジャマ

入らないし。。。

こんなチャンスを 亭主が逃すワケはない

 

ここは ちと作戦を考えないと なし崩しに禁酒はないことになるな

 

年賀状に 「聞いた」と名指しで『酒の飲み方注意』

言ってくれた旧友の心配にも応えるためにも その名指しされた

仲間に禁酒の件を前もって知らせとこうと思った

新年会のメンバーでもある

きっと旧友に会ったのは 全国的な会合があった時のようで

亭主の話題になった時に 亭主の酒の飲み方の話になったのだろう

 

年末の忘年会のうちの最初の方にあった後 翌日に亭主から

酔った謝罪を彼にメールしていて レスも「お体 大事に」

言葉短いものだった

いつも飲んでる仲間で 謝罪なんかしたことないから

余程 失態したに違いない

なのに その舌の根も乾かないうちに 泥酔いして道端に寝るか

 

そういうことで 禁酒の話は彼が一番適任だと思った

身内の恥をさらすのは かなり勇気がいる

かつて子供らがまだ小学生だった頃 仲間内でファミリーキャンプ

した人でもあるから 今更ながら 体裁も悪い

 

しかし この機を逃せば 亭主の思うがままになるのは必至である

 

彼は勉強会の仲間でもあるが 大きな組織での現会長でもある

どうやら 勉強会仲間がこの組織で 各役職を担っているようで

(各々 理屈が立つ所以かも)その仲間でまだ会長になっていないのは

残るは 亭主だけなのだ

今は を務めているが 順番からすれば 来期には会長職が回ってくる

公算が強い

亭主が 小さい組織(ヨイショの会)の会長を受けた時も ワタシには

事後承諾だったことを考えれば ヨイショの会の会長職を降りたのも 

いずれ こっちの会長職がやってくるのを見越してのことだと思われる

それも 決まってから事後承諾させれば 口出しできないと踏んでいる

 

こっちの会は大きな組織だから 会合だって 全国的にある

そうなりゃ 昔取った杵柄みたく あっちこっちに粉かけまくるのは

見えている(オンナの話

それも見込んでの 亭主の思惑歯止めをかけるのは今しかないのだ

 

いわゆる 社会的制裁を加えるしか 止める手だてはない

亭主が社会的に恥をかこうが ワタシ的には

痛くもかゆくもない

ただ それをするのが妻として辛いのだという顔をしとけばいい

 

それも 家族もろとも 了解済みだから いよいよ亭主は四面楚歌である

 

人間 悪いことをしたら 責任とって罪を償わないといけないんだよ

今まで なぁなぁでごまかしてきた清算を する時がきたのだよ

さぁて どんな風に 書こうかな

 

おお コワヤコワヤ 妻を怒らせるとロクなことはないよねぇ

 

 

 


松の内 2

2016-01-09 23:30:36 | バトル

亭主の禁酒宣言は どうも胡散臭い

いつもながら 厚顔無恥なんで 上っ面だけの話にすぎないと

信用していない

なんせ 昨年の一月失態を起こしながら 一年間 自宅での飲酒

控えていたのに 一年経とうとするときに 最大の「したらアカン失態」

してしまったのだから せっかくの努力も 水の泡

もっとも 亭主には努力してるつもりもなく 「させられてる」という

被害妄想的な思いしかないのだろう

 

それに加えて 出張サービスの相手から わざわざ「電話繋がりませんが?」

メールがくる始末だから 亭主にとっては 踏んだり蹴ったりの年末になった

 

しかし 相手も相手

あんなに遠回しのメールを 嫁のワタシから差し上げたのに??

わかっとらん??

 

ならばと 今回は相手のPCではなく携帯の方にメールをした

『受信拒否についてのお尋ねですが やむなくさせて頂くことに

なってしまいました。申訳ありません。』

事務的に送ったら 携帯だったせいか 夜中にも関わらず 即レスが来た

あいにく こっちはPCからだったので 翌日の夜まで気づかなかった

『なにか落ち度がありましたでしょうか?』と聞いてきた

まぁ 百歩譲って 亭主が仕掛けた恋模様だわね

個人的なメールから始まって 仕事にかこつけて

会うという手段に進んだ亭主の手順は いつもの不埒なニオイ

プンプンしてるのは間違いない

 

しかし 相手にすれば (なんで仕事上なのに?)

不思議だと思ったようだが 齢50を過ぎたオンナが

理解できないとは ちと考えにくい

今までの転送メールのやりとりの中にも 要注意のニュアンス

見え隠れしてきていたし

 

それを敢えてシカトして聞いてくるのは このひとはハッキリ伝えないと

ワカラナイひとなのだと判断した

 

というワケで  理由を懇切丁寧にメールにしたためた

携帯に送るには長すぎたので 相手のPCに送った

まぁ亭主の悪口になったが それも相手を傷つけない為である 

『そういうことで ごメイワクをかける前に 仕事でのお付き合いも 

遠慮せざるを得ないことを了解していただけないか』

真綿でくるむように 謝りつつのメールを送った

一応 気は遣ったつもりだが どうも通じなかったのか

それとも 年は食っても礼儀は知らないのか 

レスもないまま今に至っている 

ま、いずれにしても ひとつ 罪を作らせないで済んだと安心した

しかし その分 亭主へのムカつきは益々澱のように 

重くのしかかってきている

 

亭主はと言えば 相手からのメールに応えたのかどうかワカラナイ

PCチェックはメンドウだしね 

ただ 電話が通じないと言ってたから 亭主から電話をしてるかもと

調べたら していない(履歴確認)

たぶん受信拒否の設定をワタシがしたのだと やっと気づいてビビった?

今更 下手な言い訳をしても 余計に墓穴を掘るしね

 

なにもやましくないのなら 正々堂々としてればいいものを

どこまでも 後始末もできないオトコだよ

 

さて ひとつは片付いたが 禁酒宣言の方は 抜け道を探っている

様子である

宣言したのだから 当然 呑み会には欠席かと思ってたら

「呑み会には出る 呑まなきゃいいんだからと子供みたいなことを

言い始めた

ふつうは遠慮するだろう

それに 泥酔いした後の朝に「新年会(数回ある)はやめたがいいね

促したら承知したのに 今になって 「記憶がない」と言い張る

 

ええぃ~~~ どこまでも 女々しく 卑しいヤツめ

 

「じゃぁさ 家族のうちらに どうしたら飲まなかったとわかる?」

「呑んだか呑まなかったか 後でみんなに聞けばいい」と 嘯くから 

笑ってしまった

 

「あのね フフン 同じ穴のムジナのお仲間なら 口裏を合わせるに

違いないじゃない?

だから 家族の前で宣言したのだから 仲間内にメールでいいから

禁酒したって 事前に回してちょうだい

遠地の友人からの年賀状に『今年はお酒に注意の年ですね』

ってあったでしょ? それも呑んだくれたのを勉強会仲間の人から

聞いたって名前入りで書いてあったよね

どれだけお酒でメイワクかけたかわかるよ

それも気になってるから その勉強会仲間に直に聞こうと思ってるのよね

だから丁度いいでしょ? 」

亭主は黙って頷いた そこで念押しした

「早めにメーリングしといてな押し黙る亭主

 

ムスメがスケジュール表を見て言った

「この次 勉強会あるやん」

「じゃ その後 聞いてみるわな

 「・・・・・・

 

いくら家族の前で 宣言したって 家族から見えないところじゃ

わからない 

それを見込んでの呑み会参加は コイツのズルイところなのだ

バレなきゃいい・・・これが信条だから

 

今度ばかりは しっかり追い詰めようと思っている

亭主の立場を考えて のところでは 黙認してたのに

自ら それをも無くしてしまうとは ったく お気楽なオトコだぁね

 

さぁ いよいよ 社会的制裁の鉄槌を打つ時がやってきた

 

いざ 亭主どの お覚悟なされよ。。。。  

 

 

 


松の内

2016-01-09 22:13:47 | 独り言

無事に三が日も済み やっと日常が戻ってきた

しかし 5歳児ふたり 2歳児 1歳児 孫も4人となり

各々が動き回れるようになると こんなにも賑やかを

通り過ぎて まるで保育園がやってきた状態になるのは

覚悟はしていても 目まいが起きそうになる

 

5歳児も一緒に遊べるようになり 室内遊具の組み立て式ジャングルジムを

ナゼか 火事場に設定してふたりで消火ごっこしてるし

加担しようと2歳児の孫娘が 簡易に立てかけた板を登ろうとしては

兄たちに止められ(アブナイから)親も見とがめて飛んでくるわで

いつもは静かな部屋が 阿鼻叫喚のるつぼに化する

 

しかし ありがたいことに ムスメ(コワイ方)も含め

お嫁ちゃんや 長女が 今回はよく動いてくれて 助かった

子供らのお守りも オトコどもに任せりゃよくなったせいだな

 

痛む腰と 膝をかばいつつも 八面六臂の体で 作ったおせちと

巻きずしも セルフで詰めて帰ったので 手間もかからず

・・・しかし 元旦で終了の憂き目となって嬉しい誤算だった

おかげで 二日目も朝から 巻きずしを作って 計17本巻いたことになるか

   こちらは実母の元日の朝用

たぶん年々 巻く数は増えつつあるな

ここ数年 牛モモのたたきも結構な量を作り置きするのだが

終わってみれば 亭主ですら 「ほとんど食べとらん。。。

張り込んだイクラ5歳児ふたりが 食べきったし

紅白なますに関しては いつも亭主しかつつかなかったのに

今年は ムスメたちが 食わず嫌いだったのが「おいしいじゃん

みんなに勧めるものだから 速攻終了した

またも亭主曰く「・・・今年は少ない?

イヤイヤ 食べる口が増えたんですがな

そんなこんなで お正月は つつがなく過ぎた

 

ひとつを除いてはだ。。。。そう 亭主のこと

年末の 酔いつぶれ事件が 子供たち一家にも浸透し・・させたんだが

 

あの後 例の包丁事件の時に お世話になった叔母のところに

お歳暮を届けがてら グチったら 珍しく叔母が怒って

「今から電話して 説教してやる あ~~気色の悪いったらとプリプリ

あ、ついでに出張サービスの話もしたもんで 叔母さんの烈火に追い風

なったようだった

 

この数年 叔母も体調不良で入退院を繰り返していて 唯一の親族

亭主を 身内だけで思い出話でもするがいいわと 盆暮れの挨拶

兼て 亭主に行かせてたのだ

今回もと思ったが いつも自分の都合のいいことしか話してるだろうから

今回はワタシが行くと決めたのだった

リハビリも兼て 水泳(歩くだけ)やらダンスやら社交的なひとだから

少しボケてたのが シャキっとしてたのには驚いた

やっぱり 人間 年取ったら 引きこもりはいかんのだよね

見習わないと・・ と思った

 

かくして 数日経って叔母が 挨拶がてらやってきて 意見してくれたらしい

ワタシはワザと留守をして 多少なりとも 亭主の居心地の悪さ

軽減してやったが どうだろうかと思っていたら

叔母から電話がきて「言うてやったからね またおいでと言ってくれた

 

年明けにも電話してきて 「オヤジどのは おとなしくしてますか?

気にかけてくれた

 

さて お正月の話だが 一応 当主なもんで お屠蘇を回してから

年頭の挨拶(超カンタン)で乾杯(今回はジュース)になるのだが

自分の失態のことはスルーしそうになったので すかさず

「あなたも言わなきゃいけないことあったんじゃないの?と冷たい目で

促したら 観念したのか

「え~~ 昨年は お酒で失態いたしましたので 禁酒することに

しました と半分ヤケクソみたいに宣言した

途端に 孫までワケもわからず 一斉に大拍手が起こった

亭主はと見れば 面白くもないというような顔である

そりゃね 嫁に誘導されて 言わされちゃな 面白ないわな

 

まぁ それもこれも アンさんが招いた結果ですやん

せいぜい 反省兼てガンバリなはれや~~~