地震も なんとか落ち着いてきて 普段の生活も
戻って来た感のある この頃。。。
しかし 天変地異が起ころうと 不変のものもある
それが 亭主
相変わらず・・・だった
孫との同居生活で 息を吹き返したかのような 好好爺を演じた亭主
それが いなくなったら ハイ元通りとばかりに 虚勢を張る日々
家族ごっこが通じないとみるや またも ヘソクリ 後始末できないの
オンパレード
今回のヘソクリは 謝礼のパクリである
多少なりとも 業界(ちっこい)での肩書があるもんだから
口先だけは達者な亭主の一方的な 講釈(口釈でいいか)なら
言いたいだけ言わせとけば 延々続くから 会としても利用価値が
あるんだろうか
長年 パクってきた亭主は ひとつうまくパクれたと思うと
増長して 売り上げからもパクっていた
しかも 延々と 家族会議で話し合いをしながらも
納得 反省したといいながら その陰で続けていた
もちろん 秘かにスケジュールは手に入れてるからわかっているので
ここで ヤツの運命の分かれ道・・high&low
言わなくても出すならば 殊勝なりと誉めて 反省の意を汲み取ろう
しかし 出さないならば 不埒な考えありと揶揄されるところだ
一番タチが悪いのは 言っても出すことを断固拒む時だ 確信犯なり
今回も帰宅するまで 何も言わないでいた
ところが 亭主はそのまま自室にフェイドアウトしていくではないか
「あらぁ ちょっと 講師代は?」
階段途中の亭主は 足を止めて ひと息の間をおいて言い放った
「出さん!!」
隠しおおせないと踏んだね
「あっらぁ~~ それはダメだって 子供らとも話したよね?
封筒で頂いた分は ひとまず ワタシに渡すって
それから 必要な分を 渡しましょうって」
そう それが順序ってもんだよ
「出さんもんは出さん」
フ~ン そうきたか 戦闘開始やな
「おやおや 子供の言い訳じゃあるまいし 守れなきゃ
話した意味ないじゃないさ
そもそも 信用ないんだからさ ひとつずつ積み重ねて
いかないと せっかくの家族ごっこもムダになるわね」
「(家族なんか)せんでいい」
段々自室に にじりよっていくのか 声が遠くなる
「それに するたんびに会計さんやら 会長さんにまで
いろいろ聞くハメになるんだけどね?」
実際 そうなってるし
「別に構わんよ 今更」
「今更って困るのは自分じゃないの 恥かくんだからさ」
「・・・・・」バタン!!(ドアの閉まる音)
あら? 入っちゃったのかい
もう言い訳 思いつかんのかね
さて その後の亭主は 平気なフリして 夕飯も食し
洗面所で入れ歯を 派手な音を立てて洗い・・
いつもより 大きな音にしておりますぅ~~~ってカサ回すヒトいたよね
排水口の始末さえ してない
トイレは 汚し放題だし・・バッチィ。。。
お風呂じゃ フタを広げて乾燥させるのもしないし
これらは すべて 亭主なりの ささやかな仕返しの一環である
こういうヤツなんだわさ
セコイことこの上なし
世間には 似たものが多いと言うが
そういや 亭主も公私混同が激しいオトコだったよね
いやぁ~~ 世間的にはこんなのがイッパイいるんだねぇ
昔の川柳にこんなのがあったっけ
先生と呼ばれるほどのバカじゃなし・・・
みんなに 乗せられていい気になってると 謙虚さもなくなり
厚顔無恥のままに 生きられる 御仁を指すのだが
それを地でいく 我が同居人
世間も嫁も そう甘くはないと いい加減 知らないとねぇ
「いっときの 好好爺も 修羅に帰す」
つまらない駄作より こういうことわざがふさわしいかも
『下がるほど 人の見上げる 藤の花』
あ、もったいないか ごもっとも~~