ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

理解不能

2016-05-27 11:35:33 | 分析

地震も なんとか落ち着いてきて 普段の生活

戻って来た感のある この頃。。。

しかし 天変地異が起ころうと 不変のものもある

それが 亭主

 

相変わらず・・・だった

孫との同居生活で 息を吹き返したかのような 好好爺を演じた亭主

それが いなくなったら ハイ元通りとばかりに 虚勢を張る日々

 

家族ごっこが通じないとみるや またも ヘソクリ 後始末できないの

オンパレード

今回のヘソクリは 謝礼のパクリである

多少なりとも 業界(ちっこい)での肩書があるもんだから

口先だけは達者な亭主の一方的な 講釈(口釈でいいか)なら

言いたいだけ言わせとけば 延々続くから 会としても利用価値

あるんだろうか

 

長年 パクってきた亭主は ひとつうまくパクれたと思うと

増長して 売り上げからもパクっていた

しかも 延々と 家族会議で話し合いをしながらも 

納得 反省したといいながら その陰で続けていた

 

もちろん 秘かにスケジュールは手に入れてるからわかっているので

ここで ヤツの運命の分かれ道・・high&low

言わなくても出すならば 殊勝なりと誉めて 反省の意を汲み取ろう

しかし 出さないならば 不埒な考えありと揶揄されるところだ

一番タチが悪いのは 言っても出すことを断固拒む時だ  確信犯なり

 

今回も帰宅するまで 何も言わないでいた

ところが 亭主はそのまま自室にフェイドアウトしていくではないか

 

「あらぁ ちょっと 講師代は?

階段途中の亭主は 足を止めて ひと息の間をおいて言い放った

「出さん!!

隠しおおせないと踏んだね

「あっらぁ~~ それはダメだって 子供らとも話したよね?

封筒で頂いた分は ひとまず ワタシに渡すって

それから 必要な分を 渡しましょうって

そう それが順序ってもんだよ

「出さんもんは出さん

フ~ン そうきたか 戦闘開始やな

「おやおや 子供の言い訳じゃあるまいし 守れなきゃ

話した意味ないじゃないさ

そもそも 信用ないんだからさ ひとつずつ積み重ねて

いかないと せっかくの家族ごっこもムダになるわね」

「(家族なんか)せんでいい

段々自室に にじりよっていくのか 声が遠くなる

「それに するたんびに会計さんやら 会長さんにまで

いろいろ聞くハメになるんだけどね?」

実際 そうなってるし

「別に構わんよ 今更

「今更って困るのは自分じゃないの 恥かくんだからさ

「・・・・・バタン!!(ドアの閉まる音)

あら? 入っちゃったのかい

もう言い訳 思いつかんのかね

 

さて その後の亭主は 平気なフリして 夕飯も食し

洗面所で入れ歯を 派手な音を立てて洗い・・

いつもより 大きな音にしておりますぅ~~~ってカサ回すヒトいたよね

 

排水口の始末さえ してない

トイレは 汚し放題だし・・バッチィ。。。

お風呂じゃ フタを広げて乾燥させるのもしないし

これらは すべて 亭主なりの ささやかな仕返しの一環である

 

こういうヤツなんだわさ

セコイことこの上なし

世間には 似たものが多いと言うが

そういや 亭主も公私混同が激しいオトコだったよね

いやぁ~~ 世間的にはこんなのがイッパイいるんだねぇ

 

昔の川柳にこんなのがあったっけ

先生と呼ばれるほどのバカじゃなし・・・

みんなに 乗せられていい気になってると 謙虚さもなくなり

厚顔無恥のままに 生きられる 御仁を指すのだが

それを地でいく 我が同居人 

世間も嫁も そう甘くはないと いい加減 知らないとねぇ

 

「いっときの 好好爺も 修羅に帰す」 

つまらない駄作より こういうことわざがふさわしいかも

『下がるほど 人の見上げる 藤の花』

あ、もったいないか  ごもっとも~~

 

       

 


予後

2016-05-14 16:47:58 | 独り言

また一週間が経った

余震の数は かなり減ったが 就寝中だと

ドキッとする

 

週末は うちは仕事日だが 後片付けばかり続いたので

勝手にワタシだけ 休みをとった

「ムスメの買い物に付き合うからとは 方便である

今日も 後片付けの延長というか 居間の掃き出し窓に貼った

プチプチが古くなったので 新しく別のシートを貼ったのだ

いちいち 亭主に説明するのもメンドウだったし

いつも 聞きたくない顔をされるんでね 

 

いやいや とりあえず 帰って行った子供たちの後片付け

結構な仕事量だった

とにかく 狭い部屋に(元ムスコの部屋)にちっこいのを含め

4人が寝泊まりしてたからねぇ

突然の地震だったんで 元々空き部屋になったムスコの部屋

すっかりワタシの予備室券納戸替わりに成り果てていたから

 ムスコ一家が避難してきた時には 引っ越しのごとく

大慌てで 四方八方にモノは分配して 彼らの寝るスペース

確保したのだった 

 

彼らが引き上げてから 布団やシーツ タオル類を洗ったり

干したり ついでだからと押入の整理までした

それは 仕事場も同じことで 尚且つ この時期になると

使わないストーブや そのガード(2個)なども 

片づけなきゃならなかったので  やや お疲れ気味である

腰だってイタイ・・

 

なのに 亭主はというと その間にプリンターを2個も立て続けに

壊してしまい・・

 

ナゼか亭主がいじる機械類は すぐ壊れるのだ

きっと 負のオーラ 全開なんじゃな

 

新しいプリンターの空き箱や 溜まったインクカートリッジ

(ショッピング袋2個分 ナゼそこまで溜めるんじゃまで 

ついでにワタシが片づけるだろうと 置いてあったのには 

マジ切れしそうになった

 

言うのも 腹が立つので メモに 「分別すること!」

書いて空き箱に貼っておいた

 

しかし数日経過しても そんまんまなんで ついにキレ

「アンタね ヒマなんだから(ここがミソ・・敢えて言う) 

ここにメモ張ってるヤツ 分別してよ

当然 分別するってことは 納戸に収納するところまでを言う

これが 通常人のモノの考え方だが 亭主は違った

言いおいて 帰って さて翌日 見てガックリである

アンポンタンなのか ただ空き箱は畳んだままだし

カートリッジの袋はそのまんま その横に並べて置いてあった

 

再々度 ムカついた

「あのね 段ボールは 納戸にある袋に入れて カートリッジも

ちゃんと処分してくれないとさ」

 いちいち指図せんと動けないのかね・・・ったく

ワタシはワタシで 座敷を大掃除中だというに。。。

で、横目で見てたら 納戸にある段ボールを入れた袋

奥から出さずに ムリヤリ突っ込もうとしてるではないか

それも結構な勢いで・・・

「あのさ それ出さんと袋 破れると思うがな

亭主は 無言でガタピシしながら 袋の前にあるモノ

イヤそうに出して やっとこさ袋を出して 入れた

 

そのまま 仕事場に入ろうとするんで

「あ、それは?」カートリッジの袋を指さすと

もったいつけたようにヤツが言った

「これはねぇ 電器屋に持っていこうと思ってるんだが

すぐにはムリだと言いたいらしい・・そうはいかんのじゃ

「あらぁ もうお昼なんだから 食べる前にクルマで どうぞ

「・・・・

「ハイ いってらっしゃ~~い

たまにはサッサと 片づけてしまわんかな

 

やれやれ これで少しは片付いたな・・腰はイタイけど

 

しかし することは一杯あって 片づけついでに あっちもこっちも

今までしてこなかったところも気になって 勢いがついてる間

しとこうと・・・

 

さて居間のプチプチシートも 目隠しも兼て 案外使えてたが 

さすがに見た目も悪くなったし が ホジホジと端っこから

剥がしてしまったので 

いい機会だと 長女と こじゃれたのに張り替えた

おかげで 見た目もキレイになって 気分一新

 

とりあえず 結果オーライだったら よしとするかな

 

   光に透かすと プリズムのようでキレイ

 

 

 


母の日

2016-05-09 08:32:29 | 独り言

母の日は 午後遅くからになった

しかも 家にはワタシだけ・・・後 ワンコとニャンコ

ムスコ一家も ライフラインの復旧の数日後に引き上げたので

・・・・静けさが 心地いい。。。

 

野生のウグイスが 懸命にさえずっているが まだ おぼつかなげだ

毎年 来るが みんな鳴き方が違うから テリトリー争いで勝ったのが

来るんかな

そもそも ウグイスって8年ほどの寿命らしいから 去年上手だったのは

どっか別のところで鳴いてるのかな

しかし こっちのウグイスも日々 うまくなってるから ガンバレ~~~

 

トンビも この数年 この辺りにいる

ヒョロ~ ヒョロ~と鳴いては悠然と飛んでいるのを見ると

気持ちよさげ

そのせいか カラスが少なくなった気がする

毎夏 ワタシのベッド際の窓に近い 亭主の無線アンテナ

数羽が朝早くから 止まって会議するのだ

これも だみ声やら 可愛らしい声のやら いろいろだが

起こされるのは ムカつく

アンテナさえなければ 集まらないからだ

無線仲間が いつか言っていた

『こんなに高いアンテナはいらん 半分の高さで充分』

 

 

さて ムスメは 美容院の予約日だとかで出かけ

亭主は 「雨になる前に近場の山に登ってくる」

フ~~ン 結構なこっちゃな・・することいっぱいやのに

 

庭の草は日々 はびこってきていて 亭主がいるときは

せっせと草刈りしてた・・・孫が遊ぶ範囲だけ。。。。

玄関周りや 花壇奥はオレには関係ないとばかりに知らん顔

ムスメがいるなら 花壇の中だけでもと思っていたが

いないとなれば・・・この腰がなければねぇ やっつけちゃうのだが

どうも腰が引けてしまう デヘヘ

なんて ダジャレを言ってる場合じゃなく 気になる。。。

 

この時節 シルバーさんに頼むのもムリそうだしな

いっそ なんでも屋さんに頼んだらいいんかな・・

それとも 伸びるだけ伸ばして ムスメをアテにするか

ったく 不甲斐ないワタシがウザい・・・

 

しかし なんと言っても このところの一大事腰の按配

ヒヤヒヤもんで 今日は動かないで安静にしとこうと

思っていた時 キッチンガタンと大きな音がした

 

ナニがぁ~~~???と見れば 換気扇周りの 手製ガード

落っこちたのだった

 

うちは何かと手製が多い

それもワタシのつたない知恵から絞り出した いい加減なモノ

 

いちおう 某有名メーカーシステムキッチンの初期のもので 

初期故に 換気扇部分にはフマンがあった

フードは引き上げタイプで2段階に広がる・・ライティングデスク

開け閉めできる天板の逆版なのだが 目一杯開けても コンロ全部

カバーできない代物で たぶん台所を使わないヒト考案したのかも

油煙がどうしてもはみ出して汚れが広がるのだ

 

フ~ム なんとかならんかと考えた挙句 引き上げ金具を外して

ウンと引き上げて広がったところを両端に伸縮棒でもって支え

できた横の隙間を 不燃の軽い板で覆ったのだ

当然いい加減な工作なんで ステンテープ磁石を使ってベタベタと

くっつけたが それなりに役には立っていた

 

以前 その某有名メーカーの女性の新しい担当が 挨拶に来た時に

苦心の策を見せたら 妙な感心をしてたっけ・・するしかないか

今は おしゃれで機能的なレンジフードが出ているから 

そんな苦労はないが・・・築30年じゃ もう工作で押し通すしかないな

 

 

しかし 今回の地震の影響なのか ガンバりきれないと落ちたようだ

結局 休日も動かざるを得ないのだと 重い腰をあげて

工作のし直しと換気扇の掃除をしたら すでにグッタリ バッタリ。。。

 

横になりながらボンヤリ考える・・

あんなにお世話したムスコからは なしのつぶてだ。。。

いつものことだが フン恩知らずが・・

ま、しばらくは 子供とお嫁ちゃん相手に奮闘してるだろうから 

大目に見てやるわ

 

コワイ方のムスメは 時々出来るときにって たまにお小遣い

くれるから 時にうるさいけれど 許してやるよ

 

長女の方は なんせ派遣だから この先のことも考えてムリは

言えないしなぁ

あぁ~~~ 悩み多き年頃になってしもうたのぉ。。。

 

ところが 夕方になって帰ってきた その長女

夕飯用にと お刺身を買ってきてくれた

な、なんと 大トロって 書いてあるではないか

しかも目玉が飛び出るような お値段ではないか

 

ダ、ダイジョウブかぁ~~?? ムスメ?

 

そういえば 亭主のヤツは 今夜 理事会とかで会食があるんだった

夕飯はムスメとふたりってこと

そっか そっか ありがとね ウルウル・・・ってことにはならないが

ムスメなりの 日頃の感謝なんだろうと ありがたく思った

ムスメ曰く「今回だけだからね ウン 聞き流しとく

 

ところが 思いがけないことが続いた

 禁酒している(させられている)亭主が 会食から早めに帰って来た

ドタドタと相変わらず ガサツなオトコだが

テーブルに どんと食べなかった料理の残りを持って帰って来たのだ

 

おぉ~~~~~~~~~~~~っ どうしたのじゃ

なんだか懐かしい光景じゃないかえ

 

その昔 まだ 信頼していた頃 ヤツもシッポを出してなかった頃

法事とか 会食とかで箸をつけなかった料理を 

よく持って帰って来てたっけ

まだ幼い子供らが 先を争って つついてたもんだ

 

なんでっ?(目は剥かないが・・)

母の日だから? 

そういや昼間に 珍しく母をお使いに連れて行こうかなって言ってた

に連絡したら 「ウ~~ン 今日は間に合ってるしな???との

つれない返事だった

前日に ワタシが一日早く 母の日だからと お寿司と惣菜 甘味

渡しといたから 食事の心配はなかったせいもある

・・が 突然 優しいこと言われても 不審になるのは否めないがな

 

亭主のこの変わり身はいったい??・・孫たちの効果かいな?

しばらくなりとも 大家族の雰囲気味わったからねぇ

 それとも またぞろ なんか下心あんのか???

 

どこまでも 信用されない哀しい亭主だった

・・イヤ 気持ちは頂いとくよ

 

明日は ちょっとチェックしとくかな・・・あちこち。。な?

 

 

  根が出た・・小鉢に植えるかな

   ↓

 約一ヵ月前

 

 


日常

2016-05-08 11:06:26 | 独り言

余震は まだ収まりそうにないが どうにか日常

返って来た

それはペットたちにもわかるらしく 各々いつもの

ペースになってきた

ワンコは 大好きなムスコさまが以前のように居るのが

とっても嬉しいらしく 最初ははしゃいでいた

その大事なムスコさまに ちっこいのが2個くっついていて

それたちが 最初は遠慮がちだったのに 慣れとは恐ろしいもので

ず~~~っと くっついてきては やたら撫でたり ポンポンと叩くのだ

 

その上 大事なムスコさまさえ そっちのちっこいのを大事にして

すぐオイラをないがしろにするんで 口あんぐりだったワン

オイラ もう年だから ちっこいのには付き合えないから

コタツの中に退避してたんだが すぐ見つかっちまって

落ち着かないったらありゃしないワン

カアチャンがこたつ布団片づけてしまった時には 居場所がなくて

困ったけど また掛けてくれたんで助かったんだワン

やっと静かな日が戻ってきたけど 大事なムスコさまのニオイの

残る部屋も すっかり片付いてしまったから もういいワン

 

ニャンコもムスコ一家が 来てからは エサは寝床のあるムスメの

部屋で食べさせることにした

階段のところが定位置なんだが 孫たちの出入りで落ち着かないから

いっさい下りてこなくなったのだ

ジャマされないで食べられるせいか 毎回 完食してた

 

この数日 また元の階段のところに戻したら 不服なのか

上に持ってきてニャン~~と叫んでるが ムシ

甘くすると つけあがるのは 人もペットも同じみたい。。。

 

数日経って 彼らがず~~っといるのに気づいてから 観念したのか 

孫たちが寝静まってから こっそり下りてきては 居間を徘徊して

何やら確認していた

 

ウン テリトリーは荒らされてないニャン

見慣れないオモチャが 転がってるが これは無害だニャン

しかし 早々にオモチャ箱に片づけてもらいたいもんだニャン

 

この数日 彼らの気配がないので 安心して下りてくるようになった

なんせ上の孫は ニャンコに触りたいと 何度も寝込みを襲うように来ては

ムスメの布団の中で 逃げられなくて固まってるニャンコを 

そっとなでたりしてたから 油断も隙もあったもんじゃなかった

 

帰った今 孫はどうやら ワンコを飼うとダダをこねてるらしい

フフフ こりゃ時間の問題だな

一戸建てなんだから ガンバって飼いなよ ムスコさまよ

 

二度手間の食事の世話もなく 大洗濯の山もなく 自分のペース

家事が出来るのが こんなにありがたいことだったのだと

つくづく思う

 

避難所で暮らしている方が多い中 贅沢なことだと思う

仮設住宅の設営が急がれる中 先だって キャンピングカーの話が

テレビであったが とても有効なことだと思う 

設置もカンタン 取り壊すムダもなく 使いまわしを考えれば

とても節約につながるし 最も重要なのは 困ってるひとたちが

安心して手足を伸ばせるということ プライバシーも守れるしね

狭い日本だというが まだまだ場所はあるんだから 前向き

考えればいいのじゃないかと思った

 

今 静かに暮らせるのを楽しんでいる

多少の余震は しかたない

あの 時に阿鼻叫喚の 孫たちの喧噪の中で過ごすことは

中々しんどいことである

昔 都会から帰ってきて 義父母たちと一緒に食事する中で

子供優先のペースで 騒々しい食事をする中 義父が言ってたっけ

「お前たちは いつもこんなうるさい中で 食事してるのか?」

まさに 同じ思いをしたワケで きっとムスコたちも 遠い将来

同じことを経験するんだろうなと思うとおかしい

 

知り合いが 言ってた

「孫は 来てよし 帰ってよし」

「孫の世話は 一週間がちょうどいい」

 

フムフム 実感でんな~~~

 

  ブーゲンビリア 数年の冬越しで今年は花がたくさん

  室内栽培で冬越ししたバジル 

  伸びたので葉差しで発根中

 


避難生活

2016-05-03 15:49:43 | 家族

地震発生後から 余震が頻発していて あると不安

ないと デカイのがまた来る?不安で 落ち着かない

 

しかし うちはライフラインが滞らなかったお陰で 毎日の

生活はさして変化はない

スーパーの品数も元に戻ってきた

ただムスコ一家がうちへ引き取ったせいで 二重生活が続いて

もう20日足らずである

途中 お嫁ちゃんの実家に泊りに行った時に ムスメんち(コワイ方)

様子を見に行ってきた・・・飲み水のペットボトルのケースを持って

復旧したものの 場所によっては濁っていて まだ飲み水には使えない

 

ムスメんちも 内装の壁紙の亀裂や キッチンのカウンターの仕切り壁

一部 壊れていた

しかし すっかり いつもの生活を取り戻しつつあって 孫たちも

元気そうだった

孫娘が昼寝してる間に 余震がきた

上の孫は 「ア、ユレテル・・」と固まったが 大人たちが

口々に「ダイジョウブ」揺れが収まるまで言い続けたら

何ごともなく 鼻歌を歌いながら 細かいブロックの作り物

再開した

鼻歌は ナゼか「ひな祭り」だった

ムスメがいうには 「ああして気を散らしているのよ

 

フ~ム 親が動揺しないで 対処すれば子供も安心するんだな

 

それに引き換え ムスコ一家は夫婦して「今日は何回揺れた」

常に地震のお知らせチェックに余念がない

それでも GW中に生活を取り戻そうと 昼間は自宅に戻り

慣れさせようとしている

が、遊ばせて 風呂まで入れて うちに帰ってくるのはいいが

子供らは クルマに揺られて寝てしまい 着くのは夕飯の時間

とっくに過ぎた時間

半分 寝とぼけ乍らの食事は 大半を残し もロクに磨かないまま

布団に入る

 

こりゃ もうムスコに引導を渡す時が来たな

 

翌朝 起きてきたムスコに 気持ちばかりの お見舞いを渡して言った

「今日から 自宅で寝起きしなはれ 子供らが可哀想や

これで食料買って ガンバんなさい

「え?・・・あ、サンキュー。。。。。

 もし 子供らがこっちに帰りたいって言うたら 来てええか?」

腕で しっかりバッテンして言った

「アカン

「エ~~ ダメ???

40を過ぎたオトコが 不安そうな顔で甘えんじゃないったら

「親が動揺してどないすんねん 子供にも伝わるし 

普段の生活を立て直すには このGWが最適やな

アンタとこから近い 妹らかてガンバってるんやから ダイジョウブや

 

第一 ワタシの腰が 毎日のおさんどんと洗濯物山で アウトなんやがな

なんぼKY(空気読めない)なお坊ちゃまでも それぐらいは気づくやろ

 

せっかく建てた 我が家があるではないか

しっかり主として 腹を据えてかかりなはれ

 

これが いわゆる『獅子の子落とし(故事)』かな

いや 獅子ではないな ブタか・・なんでもええわ

 

気の弱いところがあるムスコには 家族を守る一心

連れてきたのはいいのだが 「ボチボチ慣らす」という生ぬるいことを

言うし お嫁ちゃんはムスコに 右に習えみたく 自分の意見を言わないし

孫たちも ワガママになっている

なんせ ジジババは甘いからねぇ

 

やっぱり ここいらで 自立してもらいまひょか 

 

※獅子の子落とし

 獅子とは百獣の王ライオンのことだが、実際にライオンが子を深い谷に

 落とすかというと、母親は非常に子煩悩で、父親は見た目によらず

 意気地がないから出来ない。可愛いわが子にあえて試練を与えて試すと

 いうことが出来るのは、深い知恵や道理を持つ人間なのである。

 (故事 ことわざ事典より)

 

 

 カーポートの亀裂=広がって盛り上がった

 

 1センチぐらい盛り上がった