ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

歴史④

2005-05-30 10:40:04 | 歴史
また新しい一週間が始まった。
亭主の気分の浮き沈みに翻弄された週末だったが
今朝は夢見がよかったので 気分がいい
あの頃も さして気分のいい日ばかりじゃなかったけど
まだ若さも気力もバッチリだったなぁ

世はバブル崩壊となって我が家もその荒波の影響を受けていった。
自然と無駄を少なくするには 必要じゃない亭主の遠出から省いていった。
家計を担っている私が 優先順位をつけていけば 出た答えだった。 
しかし亭主は やたら不足を言った。「付き合いは大事」
そりゃ 昔を彷彿させてくれる環境を失くすのはイヤだったろうね
でも現実に生きる方が大事でしょ?
しかし亭主にはその不満が大きくなって実入りが減っているにも関わらず 
ヤリクリできない私が悪いのだと目の仇にし始めるのである

どう考え立って育ち盛りの子供を三人も抱え 支出は増えていく時期に 
年に何度もなけなしのお金使われるのは困る。
すると家庭で使うものですら買うのに「ムダだ」と不平を言い始めた。
そんな亭主に不可解さを覚えながらも 男ってそんなものかと思っていた。
根底ではちゃんと理解してくれているのだと かなりの甘ちゃんだった

ヤツが理解ある亭主じゃないと気づいたのは義母や義父を送った後だった。
労いどころか「アンタの思うようになったな」だった 



心の中を冷たい風が吹き抜けるってのを 初めて経験した。
その日から亭主は心の支えにはなり得ないのだと。。。
そして今度は私が自分救いを始める番だった  

日曜日

2005-05-29 11:15:57 | モラ?
朝早くから そばの土手の高く伸びた雑草を刈り草払い機で
刈る音で目が覚めた。


学童の親たちが登校路を4.5人でエンジン音も高く
並んで刈っている。時間はまだ六時である
田舎だから こんなことはよくあるが折角の休日にはつらい



でも仕方ないからと起きて 台所でいつもよりか早くに朝餉の用意。
ついでだからヘアダイも始めた。ちょっと明るめの色にして
気分も軽くしよう



そこへ亭主も目が覚めたとかで作業着(庭仕事用)は
どこにあるかと聞く。
昨日 息子と亭主に生ゴミ用ポットの新しい設置場所の穴を
掘ってほしいと言ってたので そのことかと



朝ごはんも食べずに庭に出た亭主は 穴掘りじゃなく
庭の雑草を刈り始めた
穴掘りはすぐに終わるが 草刈りは時間がかかるんだよね
息子はまだ寝ているし 私はヘアダイしてたし 


どうして この亭主は
いつも人の思惑も考えないでするんだろうか



洗髪 洗濯といつもの家事もこなしながら息子に声をかける。
昨日は友人らと遊んできたので疲れてる様子だけど 
知らん顔は出来ないし。
息子はボヤキつつも起きてきて 取り合えず朝ごはんを
食べて庭に出る。
ほぼ終わってるので 穴掘りを担当。
私はその間に冷たいものをと近くのコンビにへ



大人ふたりだと仕事も早い。
帰るとすでに終わっていて息子はシャワー 亭主は
庭でびわの実なんぞ ちぎっている。
氷を浮かせた飲み物を手に庭の亭主のところへ・・


「お疲れさま」と差し出すも 身体をそむけて
「腹壊してるから 冷たいものはいい」はぁ?


なんですかぁ?拒否ですかぁ? なんのつもりですかぁ?
ケンカ売ってる?



ったく構わないとひがむし 下手にでりゃ付け上がるし 
なんだろこの亭主は


お陰で またつまらない休日になってしまった



挨拶運動&歴史③

2005-05-28 10:32:06 | 歴史
何やら夕べから またも亭主のご機嫌が斜めのよう。
何か気に障ることあったっけ?
この前から亭主の愛読書に何やら哲学書めいたのが増えた。
その前までは 戦術の本だったからちっと精神修養の気になった?

なのに???であるが やっぱ自分には向いてないと自覚した?
今朝などは 私のことは完全無視で 出かける際の挨拶もなし
おぉ~い どないしたんでっか?
そんなにクルクル勝手に機嫌が変わったらもついていけんがな

いつからあんな風になったのかと思い返すと義母の病気悪化で帰ってからかも。
帰ってからの亭主は 腑抜けになったかのような自閉気味だった・・らしい
どうしたって父親との軋轢が解決できなく 使い走りみたいな扱いを受けたて
いたからである。

ひどい時は 記念の掛け時計まで動かなくなったと言って勝手に粗大ゴミに
出されたりした。しかし亭主は反抗することもせず 卑屈に黙ったまま。

代わりに私がゴミ置き場から拾ってきて 義父に言った。
「息子の大事なものを よくゴミに出来ますね?」
義父は「動かなくなったなら ただの粗大ゴミだろう?」と。
でも亭主にとっては かけがえのない勲章にも等しいものだった。
何かある度に 義父は周りに「外にやったのは間違いだった」と吹聴した。
今思えば 亭主の屁理屈上達と浮気の記念でもあったのだから 
あんなに庇うことはなかったのである

しかし普通なら男子たるもの 侮蔑を受ければ それをそそぐべく奮起するであろうに。
やはり「三つ子の魂百まで」と言ったように 習性は変えられないらしい。
途端に卑屈になって 被害者意識ばかり強くなって 何をするのも屁理屈が先に
立つ。気に入らないと溺れるように酒を呑む。結果 自分のことしか見えなくなって
家庭を無視し始めたのである

何のために帰ってきたのかと問えば 亭主はふくれて「親のため」と言う。
ふん?親のこともあるけれど 自分たちの家庭を新たに築くためでもあるでしょ?
しかし亭主には届かなかった。

「家庭はオマエに任せていたから」とか
「あの頃は自閉気味だった」とか

つい最近の亭主の言い訳である
ただ単に自分が可愛かっただけである。

自分救いに夢中になっていた亭主には 家庭は自分が自由に振舞えるところであり
嫁がいちいちうるさく意見するところではなかったらしい。
勉強会やら研修会やら やたらお勉強の会に出ることが増え 新しい友達も増えて
かつての自分の姿の片鱗を追っていた

私はと言えば 義父と亭主の狭間でどうしたらいいかと頭を悩ませていた

歴史②

2005-05-26 11:16:51 | 歴史
大きな会社に入れてもらって しばらくして亭主がしたことは結婚指環をはずすことだった
仕事に邪魔だということで 私もさして気にする方じゃなかったので「いいじゃない?」
しかし 今思うに独身を気取りたかったよう。
まぁそれでもささやかな家庭作りが始まって 貧乏だったけどちっとも苦にならなかった。
愛する亭主と子供がいれば シアワセと言う小さな国が手元にあったから

都合7年いたが その間に3人の子も生まれ そのまま子育ての7年になった。
そのまま永住もいいかなと思っていた頃に 義母の持病が悪化して帰るハメに。
そして亭主の夢もそこで終わり ワンマン親父とのせめぎ合いの日々に
戻っていったのである。

しかし亭主は私が引越しの荷物を作っている間 なけなしの退職金で欧州旅行をしていた。
帰ったらもう行けないかもと泣きつかれたからだが 亭主の性格上 行かせなかったら
いつまでも文句を垂れるだろうと。そして私の仏心もあって 亭主の記念旅行になった。

しかし 亭主の記念は まだあったのはそれから20年もしてから判ったのである。
長年アシストしてくれた既婚女と記念にホテル(某有名ホテル)で一夜過したのである。
その女とは家族ぐるみの付き合いであったのだが。。。
絵に描いた様なしたたかな人間が そばにいたとは思っても見なかった頃だった

多忙

2005-05-25 17:12:14 | バトル
先週末から怒涛の如く忙しい。
お陰で 亭主の機嫌も少しいい
たまには こんな日もないとやってられない。


お風呂の一件から ちと軟化傾向。
子供らも顔色を伺いつつも 父親の機嫌がいいのに
ホッとしている・・なんて親なんだろうか



しかしみんな知ってる。
このご機嫌がいつまで持つんだろうかって
そんなイヤな習慣になってしまっているのに 
亭主はひと晩経ったら すべてリセットできていると思っている。
そのくせ自分は 積年の恨みの如く いつまでも引きずってるし。



この前の騒動のことも
「たまたま警察沙汰になっただけ 
オマエがハサミを突きつけたのと同じだろ」



はぁ~?どこが?私のは正当防衛っていうのじゃないの?


殴りかからんばかりに迫ってきたから 脅しに使っただけじゃん
そばに寄らないでって忠告したんじゃん。



騒動の時だって 暴れるアンタをどうやったらケガもなく
押さえ付けられるか 子供も私も冷静だったよ。
何かに頼って甘えるなんてしてないよ。


「酒の勢いだ」「記憶がない」と言い逃れするアンタが許せないんだよ



そのくせ酔いも引いた後でも悪口雑言して 
まだ掴みかかろうとしてたよね。
その時私言ったっけ?
「それも酔いの勢いなの?記憶がないとは言えないよね?」


自分のしたことが どんなことか反省でもすれば 
まだ見込みはあるけど それを逆手にとって 
力で封じようなんて時代錯誤も甚だしい



まぁしばらくは多忙みたいだから しっかり慰謝料分働いてね
お酒買っといたからさ・・


どんどん呑んで呑まれない練習するんだね  



歴史①

2005-05-24 11:40:47 | 歴史
何とか 恙無く平常の生活が戻ってきた。
しかし亭主の変貌を思うと どこで間違ったのかと考えてしまう

実家の跡継ぎをするのに帰ってきてから 亭主は少しずつ変わっていった。
これは今だから思うのであって その頃は義母の世話 子育て 自分たちの
家庭の安定といくつも問題に追われて ろくに疑いの目でものを考えたことは無かった。
それに亭主を補佐すべく田舎に戻ってきたという自負もあって 大車輪で動いていた

まず同居は しないということに。結婚して半年は同居していたが
その間 何かにつけて私と義父がぶつかってしまってた。
ワンマンだった義父には当時 私以外は逆らえない状況にあったのを 
知らなかったのである。

同居といえど結婚したからには 親とは別所帯の独立した家庭の寄り合いだと
考えていたし、亭主も付き合っていた頃から 仲間うちでもリーダーシップを取って
いたので 父親の前では借りてきた猫状態になるのには まったくたまげた
それだけ家長制度の強い家だった。しかしそんなことでメゲル私ではない

何度も 男尊女卑と封建制度の名残りを振り回す義父とぶつかったけれど
そのたび事態は収拾できないまま 亭主はとんずらしてしまうのであった。
そう 初めから亭主は家庭を作るのではなく 親の傘下に従うだけでいいと
思っていたのである。孤軍奮闘って言葉のまんま
とにかく亭主と義母は荒だてないで平穏に過すことに慣れていたのである。
亭主の外での活躍は 家での裏返しに過ぎなかったみたい。
荒だてない=ガマンすることであり ワンマンな父に服従するということだった。
ばら色の結婚生活はこうして微塵にもはかなく破れ去ったのである

しかし独立できる機会が半年後にやってきた。
亭主の師から来ないかとの打電で 私の知らない間にとんとん拍子に話が
まとまり 二年で帰るということで自由の天地に旅立った。
私にとっては家庭を一から作る喜びいっぱいだった。 おなかにはすでに長男がいたし。
亭主も同じ気持ちだと思っていたが 亭主にとっては親離れできる一歩だった。
それは輝かしい自由の世界に飛び出すことであり 何を夢見て動くことも可能な
大きな一歩だった。
そして裏切りの一歩でもあった


閑話休題

2005-05-23 10:58:37 | モラ?
一触即発の危機に見舞われていた週末も 
一種のガス抜きの様相に。


昨日 子供と気晴らしに遠地にドライブがてら
出かけたが 亭主ひとりの留守番状態なんで 
破棄されたら困る書付やら記録の類は
子供にはナイショで持って出た。


子供はそこまで亭主がやりかねない状態なのを知らない。 
父親は父親だから



しかし 亭主は反抗期の最中にあって 
逐一亭主に楯突いてた子供の一大事の時 
一番支えになって欲しかったのに 見てみぬフリを
したことがある。


おそらく内心(ざまぁみろ)と思っているように見えた



亭主の父親も自分に楯突く者は 子供であっても
人前で「敵」呼ばわりしてたから
こりゃ遺伝かね。



でも普通は 自分がされてイヤな思いをしたら 
子にはするまい。
そこのところの情の欠落が 結婚当初から
気になるところだった。
時に見せる冷たさはいったい何だろうと



こういった性格の亭主に合わせようとした努力も虚しく 
亭主は気遣ってもらって当たり前ということしかなくて 
じゃお返しに思いやりをという風にはならなかった。



だから そんな亭主が気晴らしのドライブから戻った時に 
お風呂をいれてくれてたのは
まさに晴天の霹靂で すぐにこれは亭主なりの一時休戦
白旗にも似た特別の慈悲なんだろうと思った。



しかしまたしても肩透かし になってしまった感がある。
夫婦の根底にある信頼関係の復活には程遠い 
うやむやでよしとしろと言うメッセージなのかと思うと 
またも堂々巡りでごまかすのかと
ほっとした反面悪い方にとってしまう。


そこには どうしてもこちらの言い分には
耳を貸さない姿勢が見えて 振り出しに
戻された気がして腹立たしい



そんなことで解決できないことはよく知ってるくせに 
同じ事を繰り返すのは
明らかに 自分の非を認めていない現われだと思う。
こちらにだけ譲歩を求める どこかの国と似てないか。



やっぱり亭主とは未来永劫 相容れない関係でしか
ないようだと新たな怒りに火がつく。


これって可愛げがないということ?
しかし論ずるレベルが違いすぎる気がする。






友人

2005-05-22 08:26:13 | 不遜
夕べは亭主とはケンカ別れ状態で送り出した


亭主の友人に話したのが気に入らなかったのだろう。
最近はこの亭主 酔った勢いというのが好きらしく 
何につけてもそれを匂わすのが小癪に障る
随分と舐められたもんだ。


そんなもので夫婦の力関係を有利にしようとする
亭主の浅はかさがムカつく。


しかし 夕べは大して酔わずに戻ってきた。
さすがに友人の手前 こちらの挑発には乗れなかったらしい



その友人も話の端々から都合のいい話だけを聞いてるらしくて
相変わらず「追い詰めちゃいかんよ」としか言わない。
発覚一年後に 盛大に禊達成の祝賀会を計画してたらしいけど
ポシャったことが気になってたらしい。



その頃 亭主は複数の不倫女たちの連絡先を隠し持っていたのが
露見して こっちはってやっぱり名前だけで 
七転八倒の一年が無意味だったのだと愕然としてた 
亭主の友人はその事実を知らない



亭主の言い分を聞いて 片手落ちな判断で 
ひどい嫁だと思ってたのが昨日の話から伝わってきたが 
果たしてこんな相手にこっちの想いがどこまで伝わるか疑問。
同じ穴のむじなって言うし。



自分のしたこと棚に上げて 一年経ったのに
許さないのをひどいと言う亭主と友人。


あんたらの間違った友情が亭主を増長してたんだね


許すのは簡単なんだよ。真摯な態度で向き合ってくれればね。
それを上っ面だけで済まそうとする狡さがイヤなんだよね。
男のプライドがどうのこうのと息巻くけれど 女だってプライドあるんだよね


さぁ ヤなことは忘れて遊んでくるかな。
しかし退屈しない人生選んだもんだ



反撃?

2005-05-21 16:04:28 | バトル
今夜は会合がある。
最近 役職を担ってから頓に増えた。
早い食事をさせて呑まないで帰れるように段取りをしたが
どうやら仲間と 乗り合わせて行くとか



ここのところの亭主の機嫌の流れは 危険度3ぐらいだから
「用意してるけど」と水を向けたら
「・・会合が終わってから食事してくる」と 客の前で宣言した。


確信犯か


お~し そうきたか 
じゃ早くに迎えに来る仲間に言っておくかな。


「最近 呑まれることが多くて 酩酊しないうちに帰してください」って


件の騒動の顛末は知っている仲間だが 
なんせ亭主贔屓の手合いだから。
しかし釘を刺しておかないとねぇ



あぁ~いっそ帰ってこなきゃいいのに。
安心して眠りたいからね。


今夜は危険物の撤去に 万一のことを考えてヒモでも用意しとくかな






合言葉

2005-05-21 11:14:02 | 包丁事件
息子が起き抜けに聞く「機嫌はどう?」
何だか合言葉になってしまっている。
一月の騒動以来 息子にはきっとトラウマになってるのでは?





酔って焦点の合わない目で見据えて包丁かざした格好は
そりゃ忘れようにも忘れられない
息子に羽交い絞めされながら「親に向かって!!」
叫ぶ亭主に 息子は「親なら親らしくしろ!」 と。
情けない姿を わが子に晒すのを平気になってしまうほど
鈍磨した倫理観に成り果ててしまった亭主

ひと晩お世話になった警察に迎えに行く家族の心境など
思いやることもなく 帰ってからも毒づくことしきり。
私の母がいる前でも 口汚くののしっていたが
これもあれも 全ては私が至らないからだと喚く

だから同じ事を言ったらいいと 亭主の叔母を呼んだ。
お利口で出来た甥の仮面は剥がされて さすがにおとなしくなった





以来まだ3ヶ月しか経たない・・遠い日のような気も
するし今朝の亭主の様子を見れば 昨日のような気もする。



明日私が娘と出かけるのが気に入らないようで 
朝になって降りてきたら
「このカーテン洗って」とレースのカーテンを一枚はずしてきた。
自ら家のことで何かリアクションがあるのは 未だかってなかった。
明らかに含むところがあるのは見え見え



いつも何がしかで仇をとるのは 亭主のパターン
肝心な夫婦の話し合いも出来ないくせに こういう低レベルなことは
思いつくらしい。
何ならいない間に 全部洗っておいてくれたらいいけど


「オレは仕事 オマエは家事 
お互い口を挟まないようにしたらいい」

とは亭主の弁。
なのに人の領域を犯しているのは亭主の方。
まるでガキのすることである。

最近 亭主が毎朝出かける時に 聞こえないように言う。
「もう帰らなくていいからね」