花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

意外と人気の ウォールフラワー

2012年02月13日 06時31分39秒 | オレンジ・茶色・褐色の花   
とても珍しいコーヒーブラウン色で、花びらがしわしわのハイビスカス、
Wall Flower ウォールフラワー。
アオイ科フヨウ属、学名 Hibiscus cv. Wall Flower 。

ハイビスカスの中でも華やかなハワイアン系の栽培品種のひとつです。
英語で Wall Flower といえば直訳して壁の花、(パーティーで) ひとり
ぼっちの人を指す言葉ですが、花の色が珍しいのでけっこう人気が
あるようです。カメラマンが何人もこの花を撮っていました。
       (神奈川県鎌倉市 神奈川県立フラワーセンター大船植物園 
                              120128)


            鼻赤きウォールフラワー破顔せり  rocky            


                                                        
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本当のクリスマスローズ展

2012年02月12日 07時52分54秒 | 白・淡い黄の花     
とちぎフラワーセンター温室ではクリスマスローズとアザレア展を開催しています。
クリスマスローズの品種が原種を含めいろいろと展示されていました。

「クリスマスローズ」 という呼称は本来クリスマスのころに開花する ヘレボルス・
ニゲル (キンポウゲ科クリスマスローズ属 、Helleborus niger) だけを指した呼称で、
原産地はイタリア、スロベニア、オーストリア、スイス、クロアチア、ドイツなどです。
ニゲル (ニガー) は黒という意味で、白か薄緑の美しい花の名とは思えませんが、
根が黒いことによる命名で、昔は薬草として利用されていたこともあるそうです。

春に咲き、英語で レンテン・ローズ Lenten Rose と呼ばれる ヘレボルス・オリエン
タリス H. orientalis なども日本では クリスマス・ローズ の名前で出回ります。これは
イギリスでレント (Lent、四旬節) の頃に咲くのでそう名付けられたもので、Lent は
ゲルマン語で春を表す言葉に由来しているそうです。

四旬節は各国で呼び方が異なりますが、復活祭の46日前の水曜日から復活祭の
前日の土曜日までの45日間 で、時期は年によって異なり、2月4日から3月10日
のいずれかの日に始まるとのことです。
日本でいえば立春頃から春分、穀雨のあたりでしょうか。
       (栃木県岩舟町 とちぎフラワーセンター 120210)

                                                  
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上3枚がニゲル、下3枚がオリエンタリスです。
違いがあまり分かりませんが、ニゲルの丈は低いようです。







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羽衣のように優美な グレビレア の花

2012年02月11日 06時48分30秒 | ピンク・うす紫の花    
昨日は休暇を取ってのんびりと館林つつじが岡〜とちぎフラワーセンターへ
ハシゴするつもりで出かけたのですが、館林つつじが岡公園温室はなんと
閉館していました。事前にチェックしたのですが、2010年6月で閉館、と書か
れたサイトを見落としました。オフィシャルサイトは廃止されていたようです。
仕方なくとちぎフラワーセンターへ。こちらはしっかり営業中。以前見たより
も内容が充実していた感じなのは館林のあとのせいでしょうか。ただし、
品種名の表示は不十分です。

これは花びらのように見えるピンクの総苞から赤いシベが羽毛ブラシのよう
に広がって優美な、グレビレア。150cmほどもある株から30cm近くある長い
花序が横や下向きに伸びています。プレートには書いてありませんが、調べ
てみると園芸品種 ロビン・ゴードンのようです。
ヤマモガシ科グレビレア 属、学名 Grevillea cv. Robyn Gordon。
 
館林の温室が閉館と知っていたらここまで来ることはなく、この美しい花を
見ることはなかったでしょうから、むしろ幸運だったかもしれません。ケガの
功名、ということでしょう。
葉が細かく裂ことけているので、和名でハゴロモノキ属と呼び、観葉植物と
して扱われているようです。

グレビレアはオーストラリアからパプアニューギニアを中心として250〜300種
ほどもあり、花型も多彩で、総苞の色はこの株のピンクのほか、赤色や黄色、
白色などがあるそうです。
シベが目立つ花はオーストラリア方面に多く、ヤマモガシ科バンクシアやフト
モモ科ブラシノキがありますが、グレビレアはずっと優美です。

グレビレアという名はイギリス王立園芸協会 The Royal Horticultural Society の
創設者の1人チャールズ・グレビル Charles Francis Greville (1749–1809) を
記念して名づけられました。
       (栃木県岩舟町 とちぎフラワーセンター 120210)


           偶然もきっと運命 グレビレア  rocky

                                                  
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花盛りの ウラムラサキ

2012年02月10日 07時18分35秒 | 青・みずいろの花    
見た目そのままシンプルなネーミングの 「うらむらさき」。 キツネノマゴ科
ストロビランテス属、ストロビランテス・ディエリアヌス Strobilanthes dyerianus 。

ミャンマー原産で、濃い紫の葉の裏だけでなく若葉の表も紫色を帯びる
ようです。観葉植物として販売されているようですが、ちょうど花盛りでした。
花色はやや薄い青紫です。
Strobilanthes はギリシャ語の strobilos (球果) と anthos (花) のことだそう
ですが、球果状の花という感じはあまりしませんね。

なお日本のサイトでは Strobiranthes という綴りがときどき見受けられますが、
海外サイトにはありません。 ranthes ではなく lanthes が正しいです。

       (神奈川県鎌倉市 神奈川県立フラワーセンター大船植物園 
                              120128)


           ウラムラサキ 若葉の表は薄むらさき   rocky

                                                  
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名前の通り、葉裏が紫色です。


若葉は表も紫色。
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コブラ! オーキッド !!

2012年02月09日 07時46分56秒 | らん       
コブラオーキッドと呼ばれる、中央〜西アフリカ 原産の珍しいラン、メガクリニウム
プルプレオラキス  Megaclinium purpureo-rachis。

Megaclinium の花は赤褐色の扁平な花茎の両面に小さな花を一列ずつ付け、下から順に
咲きあがります。その様子はコブラが頭を上げたように見えます。
プルプレオラキスは2006年に世界らん展日本大賞に出展されていたそうです。
       (埼玉県川口市 埼玉県花と緑の振興センター らん展 120205)

                                                  
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爽やかな熱帯スイレン、 謎のドウベニアーナ

2012年02月08日 06時36分02秒 | 蓮・スイレン  
白の花弁と、黄色のシベの先にも淡いブルーがかかる爽やかな熱帯スイレン、
ドウベン (ドーベン)  Nymphaea ‘Dauben' 。
正式にはドウベニアーナ 'Daubenyana' というそうです。

スイレンに詳しい宮川花園HPによると、1863年に 「フランス人のドウベニーに
よって作られた。 (中略) 花は10〜12センチほど。耐寒性が非常に高く、条件が
揃えば春先に温帯性のスイレンより早く開花し始め、秋も11月、12月まで開花
する。」 とあります。

しかし Water Gardeners International によると、1864年 (又は1956年以降) 初出
とされるこの品種はドイツで配合作出されたという記事もあるが、紹介者は
オックスフォード植物園の管理官 (在職1813〜1848) を退官したバクスター氏
William T. Baxter (1788-1871) で、27才でオックスフォード大学化学科教授に
なった (在職1822〜1855) ドーベニー氏 Charles G. B. Daubeny (1795-1867) の
名を採ったものだそうです。
今日でも栽培されているこの品種は1851年に生まれた最初のスイレンのハイ
ブリッド種 N. 'Devoniensis’ に続く第2世代と目されるそうですが、N. caerulea と
N. micrantha の配合か、あるいは N. micrantha の自然配合なのか確定できない
そうです。作出者が誰かも不明のようです。

「フランス人ドウベニー」 というのは出典が明示されておらず、残念ながら確認
できません。
       (神奈川県鎌倉市 神奈川県立フラワーセンター大船植物園 120128)

                                                  
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空中に漂うクラゲ !!!

2012年02月07日 06時51分39秒 | 赤 の花         
なんと空中に漂う赤クラゲ! と驚いた、カランコエ・ツビフローラ。
ベンケイソウ科カランコエ属 (リュウキュウベンケイ属) 、学名 Kalanchoe tubiflora 。
細長い茎は高いもので3m近くもあり、長くなりすぎて倒れてまた起き上がっている
茎もあります。茎の先にオレンジレッドの花がフサフサとさがっっています。カランコエ
の仲間とはとても思えません。

tubiflora は筒状の花、という意味があるようで、マダガスカル島の南部に分布する
多肉植物です。和名を錦蝶 (きんちょう) というそうです。

よく似た花にカランコエ・ラウヒーという種がありますが、ツビフローラは釘のような
独特の葉が茎の下のほうに生えているのが見分けるポイントで、1枚の写真に写っ
ていました。ラウヒーは根元に肉厚の尖った葉があるのですが、それらしいものは
ありませんでした。
       (さいたま市 大宮グリーンセンター温室 120205) 


             空中のクラゲにあらずカランコエ  rocky

                                                  
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左下のほうに釘のような独特の葉が写っていました。


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川口グリーンセンターの蘭展

2012年02月06日 07時05分13秒 | らん       
川口グリーンセンターでは、川口市・鳩ヶ谷市合併記念として2月4日から
今日6日まで3日間ラン展を開催しているというので、昨日行ってみました。
パフィオペディラムが20種以上あり、また戦前はラン育成のメッカだった
という新宿御苑のランも2種ほど展示されていました。

それらの中から、先ず パフィオペディラム ヘラス ‘ウェストンバート’
Paphiopedilum (Paph.) Hellas ‘Westonbirt’。
Hellas とは 古代ギリシア語でギリシア全土を指す言葉です。

「1940年登録。背がく片の中央部がマホガニー色で、周辺が幅広く白色。
極大輪花。稔性が良く、大輪花を生じる親として今日でも多用されている。」
とあります。

パフィオペディラムは布袋様のような袋状の唇弁に虫を誘い込んで授粉
させるそうで、まったく自然の造形は不思議ですね。
       (埼玉県川口市 川口グリーンセンター 120205)
 
                                                  
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淡いオレンジ色の スタントンズ・グローリー

2012年02月05日 08時33分58秒 | オレンジ・茶色・褐色の花   
淡いオレンジ色のシャクナゲ、ロードデンドロン スタントンズ・グローリー
Stanton's Glory (スタントンの栄誉)。 

これはツツジ科 ツツジ属 Rhododendron ツツジ亜属 Rhododendron ビレイア
Vireya 節に属する園芸品種のひとつで、ビレイアの原種はニューギニアや
オーストラリアに分布するそうです。(ビレア、ヴィレイア、ヴィレアとも表記
されます。)

米国カリフォルニア州オレンジ郡に Stanton という町がありますが、ひょっと
してこの町で生まれ、名づけられた品種かもしれませんね。
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温室の雪?! ホワイトキャンドル

2012年02月04日 06時52分01秒 | 白・淡い黄の花     
故郷新潟は記録的豪雪だそうです。来週妻が実家へ行く予定ですが、
来週末はまた雪になりそうとのこと、大変です。


白い鞘から先端が5裂する純白の筒状花が伸び開く、ホワイトキャンドル
white candles。
確かにキャンドルの雰囲気があります。

キツネノマゴ科 ウィットフィールディア (ホワイトフィルディア) 属、学名
Whitfieldia elongata, または リュエリア属 Ruellia graecizans var.'Albiflora' 。
 
熱帯アフリカ原産で、パッと見は草に思えたのですが常緑低木で、12℃
あれば通年開花するそうです。
1月30日にアップしたツンベルギア・マイソレンシスもそうですが、キツネ
ノマゴ科は変化の幅が大きいようです。名前がキツネの一族ですから
当然かもしれませんね。
       (神奈川県鎌倉市 神奈川県立フラワーセンター大船植物園 120128)


           温室に雪と見えたりホワイトキャンドル  rocky

                                                  
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