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ガイマン賞、結果発表

2015-12-14 | 漫画
当ブログでもノミネート発表投票締め切り5日前時点での集計
追いかけてまいりました邦訳海外漫画の人気投票「ガイマン賞」。
11日にベスト10が発表されました。

1位 さよなら セプテンバー 1 / 2 / 3

2位 シャザム! :魔法の守護者(THE NEW 52!)

3位 トランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン

小野耕世特別賞 タウンボーイ

4位 サーガ vol.1 / vol.2

5位 ブラックサッド 黒猫探偵 / 極北の国

6位 ザ・フィフスビートル ブライアン・エプスタインストーリー

7位 マウス・ガード 1152 秋

8位 デッドリー・クラス 1

9位 フィニアスとファーブ 最強ゴキゲンコミック
 ラディアン 1
 フォーエバー・イービル(THE NEW 52!)

10位 クライシス・オン・インフィニット・アース
 ジェーンとキツネとわたし

締切5日前の公開コメント集計からかなり順位の変動があり、
1位はスウェーデンの漫画専門学校を舞台にした青春群像「さよならセプテンバー」、
2位は王道ど真ん中ヒーローアメコミ「シャザム!」、
3位は日本中の玩具好きが待ってたTFアメコミ翻訳「オール・ヘイル・メガトロン」と
今年も面白い結果になりました。

本国では賞取りまくりの「サーガ」が日本では4位どまりだったのは
やはり映画きっかけで読む人が増えたと思われる現状では
「ヒーローもの」以外のアメコミは難しいのかなぁ、とか
(出版社側からも「思ってたより売り上げが伸びないので3巻で中断」と発言が・・・)
中間集計ではもっと伸びてくるかと思ってた「フィフス・ビートル」が6位か、とか
(この国のビートルマニアの多さと金払いの良さから予想してたんですが・・・)
amazonとブリスター、あと電書という限られた流通の「デッドリー・クラス」が8位に入ったりと
現在の日本の海外コミック事情がうかがえる結果でもあるかな、と思ったり。

おそらく近日中に投票数込の全結果も発表されるはずですので、
その際にまた結果についての記事も書きたいなぁ、と思っております。

(12/14追記)
総合集計結果が発表されました。

1位の「さよならセプテンバー」と2位の「シャザム!」は9票差、
そしてどちらもほとんどがWebでの得票(各漫画図書館、あんまり集票に影響ない模様・・・)
内容もありますが「さよセプ」は作者さんがブログ開設して現在日本生活を4コマ漫画で連載中、
「シャザム!」は邦訳持ち込んだ内藤(SEN)さんがTwitterで宣伝芸といえるレベルで宣伝中と
『発信力』が上位陣の結果に結び付いたのでは、と分析してみます。
(AHMもアメコミ/TFファンが集まるイベント集計がほとんどだったみたいですしね)

今年もやってみるアメコミ出版社別順位は
DC
1位 シャザム!(2位)
2位 FE(9位)
3位 クライシス(10位)
4位 リル・ゴッサム(11位)
5位 ニューフロンティア(12位)
6位 フラッシュ(16位)
7位 ゼロイヤー(22位)

MARVEL
1位 ホークアイ(13位)
2位 アントマン(19位)
3位 デッドプール:DHR(20位)
4位 シージ、AvX(ともに25位)

イメージがサーガ(4位)、デッドリー・クラス(8位)、ファタール(23位)、
IDWがオールヘイルメガトロン(3位)、ロック&キー(17位)、
ダークホースは螺子頭(18位)、シンシティ(24位)、
ヴァリアントもクァンタム&ウッディ(18位)がランクイン。

マーベルは刊行タイトルは多かった分、票が割れたのかなぁ・・・
特に去年のホークアイを踏まえると、
アントマンはもっと上位に行ってもよかった内容だと思いますが。
(俺は迷った末、シャザム、リルゴ、ニューフロに入れました)

現在も多数の傑作が発売されている邦訳海外コミック。
年末年始に、ぜひお手に取って読んでみてください。
新刊以外にも小学館プロダクションから名作タイトルが続々重版されているようですし
(「バットマンvsスーパーマン」前に読みたい「ダークナイト」も!)
少しお値段は高めですが、その分じっくり読めますよ!

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