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DCコミックス アンソロジー

2016-03-24 | 漫画
いよいよ明日公開となった「バットマンvsスーパーマン」。
寝坊さえしなければ初日初回を見に行く予定でございます。
DCエクステンデットユニバース(DCEU)第2作(1作目は「マン・オブ・スティール」)となる今作にあわせ、
DCユニバースの中でも重要なポイントとなった話を集めたアンソロジーが発売されました。
それがこの1冊です。

前巻である「バットマン アンソロジー」と同じくフランスで刊行されたアンソロジーを
解説付きで邦訳するという作品となっているわけですが、
ゴールデンエイジ、シルバーエイジ、ブロンズエイジ(所謂「クライシス」前)、
モダンエイジ(「クライシス」後~「フラッシュポイント」まで)、ルネサンス(NEW52)と
5つの時代区分に合わせ、様々なヒーローのオリジンや重要話を収録しているそんな1冊でございます。

まずゴールデンエイジはスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンの誕生秘話に
スーパーマン&バットマンの「宿敵同士」の初タッグ回を収録。
スーパーマンのオリジンは2ページのみ、
バットマンは以前に「エバートールド」で邦訳された話ですが
黎明期ならではの空気感が楽しめる作品となっています。

続くシルバーエイジは「平行世界」が形成された新旧フラッシュ共演作、
初代ジャスティス・リーグ結成秘話、
新旧グリーンランタンの共演とともに宇宙の平和を守るガーディアンの誕生秘話が語られる3作を収録。
ユニバースや平行世界といった現代のアメコミの概念がこの頃に固まっていったことがわかります。

ブロンズエイジはバットマンに同格のライバルであるラーズ・アル・グールが登場した回
(「テイルズ・オブ・デーモン」に収録されているものと同じ)、
実験的手法でスーパーマンの子孫たちの未来を描くスーパーマン400号記念収録作、
そしてアラン・ムーアによる先代グリーンランタン、アビン・サーの死を描いた作品の3本。
だんだんと複雑さと陰鬱さがストーリーに増してきていることを伺えるように思います。

平行世界の一斉処分、「クライシス・オン・インフィニット・アース」を経たモダンエイジは
ジョン・バーンによるスーパーマンとワンダーウーマンの関係を描いた作品、
グラント・モリソンとマーク・ミラーという二人のライター共作で書かれた新生JLA誕生を描いた事件、
今作表紙も描いているアレックス・ロスの白黒で描かれたジョーカー誕生の物語
(「バットマン:ブラックアンドホワイト」収録と同じ)
グリーンランタン最凶の敵といわれるシネストロの過去を描いた一編、
そしてワンダーウーマンの一区切り、となる1作。

「フラッシュポイント」による世界の再生を経て、
ジャスティス・リーグの再スタート(「ジャスティス・リーグ:誕生」収録)で締めくくられる今作。
思っていたよりはあっさりとした1冊、という印象ですが、
ここをとっかかりにいろんなタイトルに興味を持っていってね!という
入り口としての1冊、というポジションなのかなぁ、と思いました。

そしてこの1冊でDCユニバースの広い世界を知った上で映画を見るもよし、
映画を見てから読む・・・には「DCキャラクターズ:オリジン」のほうがいいのかもw
アメコミの歴史と世界の楽しさの一端を味わうのにおすすめの1冊です。


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