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ジャスティス・リーグ:魔性の旅路

2013-06-29 | 漫画
ジャスティス・リーグ:誕生」から(劇中時間で)5年。
当時はルーキーだったヒーローたちもそれぞれに経験を重ねてきました。
そしてこの5年の間には、様々なことが起こりました。

多くのヒーローたちの出現。
国連主導のチーム、ジャスティス・リーグ・インターナショナルの設立。
ジャスティス・リーグへのマーシャン・マンハンターの加入と脱退。
アマゾンの島を発見し、ワンダーウーマン、そしてJLの政府との接点となった
トレバー大佐とワンダーウーマンとの関係にも、
そして、あの事件でヒーロー達の活躍を間近に見、
「ジャスティス・リーグ」の名付け親となった作家・デヴィッド・グレイブスの身にも。

あの後、原因不明の白血病的な病気で妻と二人の子を喪い、
自分自身も瀕死となっているグレイブス。
彼の絶望が、JLを揺るがす大事件へと繋がっていくのです・・・

王道ヒーローものの前巻に対し、今回はいかにもアメコミ、といった感じの
「チーム内の人間関係の変化」や「市民たちからの視点の変化」、
そして「ヒーロー達の精神を攻めてくる敵」といった展開が
若干しんどい話になったなー、とも思えたり。

グリーンアローはある程度ドラマ版設定に歩み寄るような形で若返ったり
火星人さんが元ストームウォッチ(元別会社のヒーローチーム)だったり
こっちの世界ではあの人たちがすでに亡くなっている、ということに驚いたり
そしてどうしてもあの二人をくっつけたくなるんだなー、と思ったり
(DK2とかキンカムとか・・・)

そして本編ラストのこれからの展開予告・・・
トレバーとアローの動きはこういうことだったのか!と驚き。
NEW52版JL2年目、3年目も邦訳が続くのかはわかりませんが
これからの展開も楽しみでございます。

さ、来月は今作でも少し繋がったバットマンの「梟」3部作2作目発売。
こちらも楽しみで仕方ありませぬ。

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