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大都会の闇と影

2013-09-03 | 漫画
同じ街を舞台にした邦訳アメコミを2冊買ってきました。

1冊目は「バットマン:梟の夜」。
梟の法廷」「梟の街」に続く・・・というか
「梟の街」冒頭で発生した梟の法廷によるゴッサム有力者への一斉攻撃に対し
バットマン以外のバットファミリーたちがどう立ち向かったのか・・・を描く
スピンオフ集といった立ち位置になる1冊です。

初代ロビンであり、梟の法廷への関わりも深いナイトウィング。
半身不随から復活し、再びコスチュームを纏ったバットガール。
法人組織バットマン・インクのアフリカ代表、バットウィング。
ブルース・ウェインとタリアの息子であり、暗殺術と戦闘術を仕込まれた少年、ロビン。
2代目ロビンとしての死からの復活、そして善悪の彼岸を彷徨うレッドフード。
バットガール、ブラックキャナリー、そしてポイズンアイビーも所属する
ヴィジランテヒロインチーム、バーズ・オブ・プレイ。
盗みはするが根っからの悪党ではない怪盗・キャットウーマン。
そして開拓時代のゴッサムで活躍した荒くれガンマン、ジョナ・ヘックス。

そんな彼らが梟の法廷の暗殺者・タロンとどう戦ったのか、
そしてその戦いの中で何を感じたのか・・・
それぞれのキャラの顔見世としても楽しめるとともに
バットマン世界の広がりを感じられる1冊としてもおすすめの1冊です。

・・・ところで旧設定の3代目ロビンこと現レッドロビン、どこいったw


そして同じゴッサムシティの裏通りには、こんな人たちもいます。

吸血宇宙人に襲われた結果テレパシーと透視能力を身に着け、
「超人専門の殺し屋」として金で殺しを請け負うも、
善人は殺せないし友情には篤く、女性には優しい、
しかし野球賭博で金をすってしまう悪癖だけは治らない男、
トミー・モナハンことヒットマン。

そんな彼の日常には、常に銃弾と血、超人、ときどきバットマン。
あとは行きつけの酒場で殺し屋仲間とだべる時間と、時々のデート。

暴力的でありながらも、笑えて、すかっとできて、時々胸が熱くなる。
それが「HITMAN」です。

ツイッター(の一部)を中心に『犬溶接マン』が話題になったことで邦訳が実現。
犬溶接マンたちが登場する「ヒットマン/ロボ」も特別収録と
(ロボがあんなことになるなんて・・・w)
3000円と少々お値段は張りますが、価格以上の満足感を味わえる1冊ですので
Togetterの熱気で気になった方は、ぜひ手に取っていただければと思います。
翻訳担当は我々世代には「Nori's Amecomi Page」や小プロX-MENやサンドマンの翻訳・・・
最近では「翠星のガルガンティア」ノベライズ&脚本参加でおなじみであり
今回のTogetterの火付け役にもなった海法紀光氏。
まさかの「犬溶接マン」も訳語として正式採用されていますw

しかし同じゴッサムシティという町のヒーローでも、これだけテイスト違うんだなぁ・・・w

・・・そして今月末にはマーベルを代表するお喋りな殺し屋こと、あいつがやってくる・・・!
最近の邦訳の質と量の両立はすげぇなぁ(金がんがん飛んでいきますが)

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