Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

おしゃべりな傭兵、世にはばかる

2014-10-01 | 漫画
・・・ディスクウォーズ・アベンジャーズでえらいことが起こった日でございましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

Merc with a mouth・・・「お喋りな傭兵」であり
後付の超回復能力と脳を含む全身に転移した癌細胞のせめぎ合いの結果
精神のバランスを崩し「第4の壁」を崩す・・・
つまり「読者」や「視聴者」が見え、ナレーションと会話ができる
そんな能力をも身に着けてしまった、マーベル究極のメタフィクションキャラ。
ウェイド・ウイルソン、a.k.a.デッドプール。

金(を含めた己の欲望)次第でどの勢力にもつき、
その殺戮の腕を(ナレーションの吹き出しと会話しつつ)容赦なく振るう
ヒーロー、とは言い難いキャラではあるのですが、
ポップカルチャーのボンクラかつ多彩な引用(邦訳の解説の半分が元ネタ解説で埋まるレベル)に
嫌悪感を感じさせない軽さが最大の魅力となっております。

格闘ゲーム「MARVELvsCAPCOM3」にも参戦(昇竜拳はパクるわ体力バーで殴るわプレイヤーに文句言うわ・・・)
邦訳作も小学館集英社プロダクション、ヴィレッジブックスからそれぞれ出ているわけですが
小プロからの「マーク・ウィズ・ア・マウス」「スーサイド・キングス」が
今回のアニメで彼を知った人がその魅力を味わう入門編にはぴったりだと思います。
(どちらも1冊で完結してる話だし、「スーサイド~」にはスパイダーマンやパニッシャーも登場!)

2016年には初の実写映画化も決定、とこれからも注目のキャラですので
(「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は・・・いや、うん)
話題になっている今、ぜひ邦訳アメコミにも触れてくださいませ。

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