life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

そして週末は穏やかに

2004-09-18 23:59:59 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
 昨日から札幌に来てて一緒に試合を観た関西の友人と会うため、いつもと同じ時間ぐらいに目覚めてみる。で、年休取得の連絡を入れる。その時に「明日は(一応、試合があるかもしれなかったので)休むと言っていたが、出られるようになったので出ても良いか」と訊ねるとOKだったので、とりあえず小金を稼ぐあてはできた。そうでなきゃ寝正月状態になるところだった明日である。

 13時ごろに友人と落ち合い、少し遅めの昼食に、市内ではわりと有名な某パスタ屋さんの「うにのバター醤油スパゲティ」を賞味させてみる。個人的にはこれ、素のままだと若干しょっぱい感じなのだが、粉チーズをかけると味がまろやかになり、さらに胡椒をふると全体の味が引き締まって良い感じでお気に入り。なかなか好評で良かった。そもそも私自身の引き出しが少ないので(笑)
 食事しながら、昨夜の古田会長の様子とかNPBの出したふざけたプレスリリースとかについて語る。2人して牛ファンなのでもう、たまたまインタビューされていたどこそこのファンに腹立ったとかぶっちゃけまくり(笑)。あんたら来年あるからええやん、うちらにはもう来年はないねんで! と、まあ、敢えて言わせてもらえればそういうことなのだが。これが牛ファン的にはいちばん切実な叫びなのだ。

 その後、15時過ぎに友人は函館に経つので、少し余った時間を潰しに駅ビルのカフェコムサでお茶する。

友人「来年札幌来ることあるんかなあ」
私「来年大阪行くことあるんかなあ」

 正直、大阪ドームには来年以降は絶対に行きたくないというところで意見は一致。ハコ的に最悪いうのもあるんやけど(笑)。マリスタとかは行きたいねんけどなあ、モツ煮食べたいしなあとか真剣なんだかそうでないのかわからない話でも一致したけど(笑)。
 あと、「今後、西武百貨店では絶対に買い物しない」と言っては「しかしLOFTが使えなくなるとちょっと厳しいな」とか、「ダイエーでも物買わん」と言っては「でも西日本はダイエー強いから厳しいところもあるなぁ」とか(私の生活範囲ではダイエーは数年前に閉店したので問題ないんだが)、あとは「もう近鉄百貨店使う用事もないし、近鉄乗る必要もないからええな」とか「都ホテルはええホテルやと思うけど、もう2度と使わんな」とか、出るわ出るわ牛ファンのネガティブキャンペーン(笑)。あ、あとオリックスレンタカーは絶対に使わない言うのもあったな。ローン会社のお世話になるつもりは今のところないからレンタカーぐらいだし。

 それでもまあ、いずれ野球抜きでも遊びに来ることはあるかもしれないし、その時はよろしく。ということで駅でお見送りして別れたのだが、とりあえず次、22・23日の大阪ドームでまた会うことにはなっている(笑)。24日行けないのが本当に痛い……今、CATVビデオに撮れないしよー!!(泣)と泣きついたら「覚えてたら撮っといたげる」と言ってもらえましたけど(笑)スカイA、試合後の挨拶とかノーカットで最後まで放送してくれるだろうか……。
 牛の残り試合が6試合、実はそのうち5試合がブルーウェーブ戦である。順位も5位と6位で、プレーオフ圏外。関わるのは個人のタイトルぐらい。もはや合併がどうあっても覆らないのであれば、この状態でその5試合をやる意味はあるのか。これ以上に虚しい試合はあるのだろうか? 個人的には、この5試合について両チームの選手会で単独スト行ってもいいんじゃないかと思ってるぐらいだ。

 今でも、昨日の古田会長の涙を思い出すと泣けてきそうになる。
 ライトスタンドに深々と頭を下げた礒部の姿を思い出すと、何故その願いが聞き届けられないのかと憤る。

「礒部怒りに声震わせ『来季の参入をなぜ認めない』」(ニッカン)

「きょう(17日)も団体交渉に加わりたい。でもぼくは野球選手。仕事を放り出すわけには行かないから」

 どんなにか辛かっただろうし、気を揉んだだろうし、セの出席者に気を遣っただろうと思う。べっちが今までどれだけ頑張ってきたか、みんなわかってる。だからせめてこの2日間だけでも、少しだけでも気持ちを安らかにしてください。まだ戦いは続いていくから。

「ファンの皆様へ」(NPB)

 私どもは、話合いを望んでおります。いかなる困難があっても、プロ野球を愛するファンのために最善を尽くすことをお約束申し上げます

 裁判所に言われなければ、同じテーブルにつくことなんて絶対にしなかっただろうに。
 あんたらの口から「ファンのために」?
 吐き気がする。

「新規参入の時期めぐり決裂 経営者側も意見割れる」(asahi.com)

 野崎氏は「(近鉄とオリックスの合併を承認した)初動で間違えました。球団数を維持することを最優先にして判断すべきだった」。

 怒りを通り越して失笑すら覚えた。
 後悔なんて、言うだけならなんぼでも言えるよ。そんなこと子どもにだってできる。
 本当にそう思うなら、今からでも行動を起こすべきじゃないのか。起こせる力も、起こす気もないのなら、声をあげた後進にとっとと道を譲れと言いたい。野崎社長だけじゃない、そう思いつつ何も結果として残してこなかった経営陣はみんな。
 あなたたちが、自分たちのものだと思っているプロ野球を、あなたたち自身が殺すんだ。

 バファローズもブルーウェーブも、もう2度と還ってはこない。
 来年、そこにあの愛すべき「チーム」を見ることはもうない。
 それをただの無駄死ににするか、次代への礎にするかは、あなたたち次第なんですよ。

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