注目すべきは、この後。電話番号を、間違えて、かけてしまったわけだが、間違えられた先、たまたま、ダストボックスは、存在せず、そのことを告げると、三億円事件犯人、「何を言っているんだ、お前のところにはあるじゃないか」と、怒鳴りだした、ということだ(一橋本、80頁)。それは、自分が、脅迫状を、置いた、というところからではないだろうか。第三回多磨農協脅迫事件のときのように、別人が、置いたとするなら、もう少し、違う、対応を見せたように、思う。もっとも、たとえそうだったにせよ、やはり、冷静に、対処したことだろうけど。
(2013年12月記)
(2013年12月記)