気温の乱高下で、体調を崩しておられる方もあるかと思います。
また、花粉もいろいろ飛んでいるようで、
なかなか体調万全とまでは行きにくいのが、
この4月という月。
新年度、新学期の緊張がボチボチ解けてくる時期でもあり、
疲れが出てきそうな予感。
目の前のことに追われそうになりますが、
そんな時こそ、
外を歩く、立ち止まる、窓の外に目をやる、
そんなちょっとした時間を意識してとりたいと思います。
かく言うわたしも、
どこに行くにも車生活で、
外出といえば、職場とスーパーとを行ったりきたりの単純な生活を1週間。
そんなにいろんな用事が詰まっているわけではないのに、
内向きになりがちな生活。
マーさんも、横になってることが多くて、
食べては寝、寝ては食べの生活でよくないなあと思い、
わたしが休みの日に、散歩に誘いました。
そうしたらですね〜〜、
思わず叫びたくなるような景色と出会っちゃったんです！
マーさん「わー綺麗！！！」
公園横のお宅を眺めながら、
「この並びのお家に住みたい〜〜」と大騒ぎ。
公園を1週すると約300メートルくらいなんですけど、
マーさん、この距離が歩けない。
ちょっと歩くとゼイゼイ言ってます。
途中で椅子に座ってのんびり。
自転車に乗ったり、走り回ったりする幼稚園生を眺めながら、
子供の頃の話がどんどん出てくる・・・。
何度も何度も聞いてきた話だけれど、
いい思い出だったんだなあと思います。
近くでは、シートを敷いてお母さんたちがお昼を食べてます。
その姿を見ながら、
わたしも息子との日々を懐かしく思い出していました。
息子を連れて毎日のようにきていた公園。
まだおすわりして砂を触っていた時期から
幼稚園に入るまで、特にお世話になりました。
10時頃砂場に行くと、
近所の親子が何組も来て、
一緒に砂遊びやブランコなどをして遊び、
お昼は持ってきたおにぎりやお弁当をわいわい言いながら食べ、
また1時間ほど遊んで解散。
それから家に帰って昼寝タイム。
この公園での集団遊び、誰が声をかけるともなく続き、
それが日課になっていました。
あの頃は、まだこの公園も若く、
新しく植えられた木々はまだ小さかったので、
すごく綺麗だったという印象はなかったのですが、
それでも、どんぐりを拾ったり、葉っぱを集めたり、
キラキラ輝く芝生の上を走り回ったり、桜吹雪をキャッチしたり、
暑すぎて熱中症になりかけて、公園の水道を全開にして水をかぶったり、
霜柱を踏んで歩いたり、
子供と四季を目一杯楽しんでいたなあと
昔のことをいろいろ思い出しました。
あれから、20年近く経ち、
公園も成熟してきました。
今、息子ではなく、義母のマーさんと公園でのんびり思い出話をして過ごしています。
車ではなく、足で歩く。
通り過ぎるのではなく、立ち止まる。
しゃがんだり、座ってみたりする。
ちょっと違った道を通ってみる。
目的の場所に行くことばかり考えず、
その途中を楽しんでみる。
年なんてあっという間にとってしまう。
バタバタしているうちにお迎えが来てしまったなんてことがないように、
限りある生命の中で、
四季の美しさ、楽しさ、厳しさをしっかり味わっていきたいなと思いました。
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