◎ルフェビュール(P)(coupd'archet、DRS2)1955/1/8・CD
デッドな響きの中、物凄い勢いで指が回り凄まじくリズミカルに演奏が繰り出されていく。付点音符付フレーズの舞踏的な表現が特に素晴らしく、ヴィニェスもかくやと思わせる熱気とテクニックだ。歌いながら力みながら鍵盤をかなでていくルフューブルの表現はただメイエルのように押せ押せでいくのではなく、緩徐主題では自然に、しかし明確に表現を変え、ほのかな情感を漂わせ気品が放たれる。異様な迫力であり、この曲にそれがあっているのかどうかわからないが、純粋に音の律動として魅力的であり、なおかつそこにはぬくもりもある。◎。
※2008-02-18 19:05:09の記事です
デッドな響きの中、物凄い勢いで指が回り凄まじくリズミカルに演奏が繰り出されていく。付点音符付フレーズの舞踏的な表現が特に素晴らしく、ヴィニェスもかくやと思わせる熱気とテクニックだ。歌いながら力みながら鍵盤をかなでていくルフューブルの表現はただメイエルのように押せ押せでいくのではなく、緩徐主題では自然に、しかし明確に表現を変え、ほのかな情感を漂わせ気品が放たれる。異様な迫力であり、この曲にそれがあっているのかどうかわからないが、純粋に音の律動として魅力的であり、なおかつそこにはぬくもりもある。◎。
※2008-02-18 19:05:09の記事です
こう言うのは理解しようと思ってはいけないのだな。
こう言うもんだって思わないと。
なんで?って思ってしまうともう弾けなくなる。
コルトーの女性的というかむにゃむにゃ(「夢見るように、曲に浸って」とか)した指導ぶりに対し、てきぱき「ただ弾くのじゃだめ」とか言っちゃうのが面白い。
いや、この演奏も好きですよ。