Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

「翔んで埼玉」 愛あるディスりに面白く💖

2019-10-28 | た行の映画



監督
:武内英樹
出演:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌、中尾彬、間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹

おはなし 東京都民から冷遇され続けてきた埼玉県民は、身を潜めるように暮らしていた。東京都知事の息子で東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、容姿端麗なアメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)と出会い、惹(ひ)かれ合う。しかし、麗が埼玉出身であることが発覚し……。







監督さんは テルマエ・ロマエ
知らなかったけど 「パタリロ!」の作者・魔夜峰央のギャグ漫画を実写映画化だったのね
魔夜峰央さんの『パタリロ!』を読んでいたので
奇想天外で面白いに違いないと(笑)

東京都民から埼玉が酷な差別をされたら・・・
ん~確かに 東京は上野鶯谷は根岸で
代々続く 生まれもそ育ちのワタシは
埼玉って よく分らんのよね(笑)
亡き祖父と現在は、とても元気な祖母は介護付きホームに入って
(よく祖母の所に遊びに行く私達家族。)
大宮市に住んでいたのだが・・・
行くのに 遠い(;^_^A アセアセ・・・(;^_^A アセアセ・・・
ついでに帰りにq両親と一緒に買い物をすると
野菜が安っっっっ💖💖💖新鮮っっっ💖となる



さて。この映画は (笑)(笑)(笑)
「さいたま市」に関する登場人物の
千葉vs埼玉の有名人対決
冒頭、学園部分は、明らかに宝塚歌劇団と宝塚音楽学校のパロディーでしょ
深谷ねぎや草加せんべい 草加煎餅の踏み絵、秘境群馬
小ネタ炸裂
大真面目な伝説物語
ラジオから都市伝説(笑)明らかに、時代考証が違う(笑)
やめて~~ツッコミどころフルで、くだらなさ、ど・max
世界観とキャラクタービジュアルも、ウケる(笑)
真面目~に描いているけど、おバカ炸裂で面白い
おバカ炸裂で笑えてたまらん



そしてキャストの皆さま
真顔で出る役者には感心
Gackt氏など、少女漫画登場のCGかとも思ったり
いやはや 40過ぎで高校生(笑)って
しかも、都会メーターの高いと見えて
隠れサイタマ(笑)(笑)
二階堂ふみ女史は、エリートで都知事の息子
将来都知事になることで埼玉の地位改善を目的として潜入
何気にキャラ被ってる 伝説の埼玉県人・埼玉デュークは
京本正樹氏 
伊勢谷祐介氏など、壇ノ浦家の執事(笑)(笑)

五家寶って埼玉のだったのね~。
ちょっと埼玉県在住の人達が羨ましいというか(笑)
ここまで、ディスっても良いんだし
おバカ炸裂だけど、愛があって良かったな~~

蛇足 ラストのはなわのエンディング曲


「ジェミニマン」

2019-10-28 | さ行の作品

監督:アン・リー
出演:ウィル・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライヴ・オーウェン、ベネディクト・ウォン

お話 腕利きのスナイパーとして、その名をとどろかせるヘンリー(ウィル・スミス)は、政府からのミッションに臨むが、正体不明の人物から襲撃を受ける。自分の動きや考えを見越しているだけでなく、バイクを使った武術を繰り出す襲撃者にヘンリーは苦戦を強いられる。やがてヘンリーは襲撃者を追い詰め、襲撃者の正体が若いころの自身のクローンだと知る。

現在のウィル・スミスと青年のウィル・スミス
51歳と23歳の彼のバトルの近未来アクション
50を過ぎて、リタイアを考えている彼
若い日の自分の動き
クローンと人間の対決
「あんたは勝てるわけがない」
彼は体力もある修羅場を潜り抜けた自分の経験もある
クローン相手ではなき「人間」相手で良い
ヘンリーの青二才
物分かりの良過ぎでしょー
ストーレーら目新しさは感じなかったけど
目線を変えて「現代~将来の人とクローン」なかなか面白さがあった

アン・リー監督はライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日 」でも
人間とトラの「共存」を見事に実現していた
この作品でも CGを使いながら
監督の特徴だと思うヒューマニズムも出ていた
人とクローン
この先の将来、如何に一緒に生きていくか
この作品で「しあわせ」を生み出していたと感じた

しかし。
私は、クローンを人細胞に対して行う事は
絶対に 反対している
それは「人として」の尊厳を犯す事になると思っているから
つくづく感じている人生に
命を運ぶ で 運命
その運転手は自分
どんなにクローンが開発されて行っても
人に対して行うのは絶対に許せない


ジョーカー 切なさは重く痛い苦しみとともに

2019-10-26 | さ行の作品

監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ
お話 孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。


今作はホアキン・フェニックスがジョーカーを演じる
宿敵バットマンとしてじゃなく
如何にして「ジョーカーになったか」を描いている

ヴィラン、バットマンの宿敵「ジョーカー」に変貌するまでの物語
彼は精神の病を抱えて薬を処方されており、
神経の障害のせいで時々笑いの発作が止まらなくなる。
「普通」とされている振る舞いのできない彼
経済格差が拡大し、行政システムも崩壊するゴッサム・シティ
アーサーはたびたびゴミ同然の扱いを受ける。
恐怖や哀しみ アーサーの笑い
母に言われていて コメディアンを目指していた
何度も頭をガラスに打ちつける
自らを解放された存在にしたいかのような・・・
心優しいアーサーがジョーカーへと変貌する
思うに
社会の閉塞感に追い詰められ、差別と抑圧された結果か
信頼していた人物の裏切り

陰鬱で汚くて暗い景色や部屋ばかりなのに、ダンスを踊るジョーカー
何故か 美しく感じ 鳥肌が立つ

アーサーの生い立ち・生活
アーサーの出生の秘密をめぐるミステリー
ひとりの孤独な男の内面を描く
私たちの生きる現代にある延長にあるかのような世界だろうか
私たちが目にしてきた凶悪な姿のみならず
人々が日々対面する生活や仕事
人間関係について目の当たりに苦悩などを見事に表現…
切なく寂しげな姿がそこにはあった

彼の歩く姿とそのときの表情

怒りなのか、悲しみなのか、とにかく辛い

素敵な曲に乗せて彼は化していく。
彼は「犯罪」から、世間大勢から認められていたのだ

何故か、私は涙を流してしまった


ジョン・ウィック パラペラム 多彩なアクション満載

2019-10-26 | さ行の作品

監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、マーク・ダカスコス、エイジア・ケイト・ディロン、ランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストン
ストーリー 裏社会の聖域コンチネンタルホテルでの不殺のおきてを破ってしまった殺し屋のジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、裏社会を束ねる組織の粛清の対象になる。1,400万ドルの賞金を懸けられ、刺客たちと壮絶な死闘を繰り広げて満身創痍のジョンは、以前“血の誓印”を交わしたソフィア(ハル・ベリー)の協力を得ようとモロッコへ向かう。



回を進めるにつれて派手になっていくジョン・ウィック
前作の驚きのラスト、猶予1時間から始まっていく
1作目 愛犬の復讐。2作目は、自宅を破壊された復讐
前作で掟を破り、癒しの場を失ったジョンウィック
多くの刺客たちから命を狙われ続けてきた敏腕の「殺し屋」
一流殺し屋が集う「コンチネンタルホテル」の掟
「ホテル内で殺しは行ってはいけない」を破った彼
武器を調達できない彼は、どんな戦法で立ち向かうか

今回も4作目を匂わすラストに、あれぇぇぇぇ!!!!と来る

彼は命より重い殺し屋のルールを破った男
定めは 殺し屋に永遠に狙われ続ける
1400万ドルという懸賞金
ジョン・ウィックの本名

アクション・ドンパチだーーーーーーーい好きなワタクシ
アクション面は更に過激に相変わらずの無敵っぷり
その場にあるものだけ
刺さる刺さる(笑)
定番のガンフーアクション
バイクで斬り合う「カー・フー」
本にナイフに馬、使えるものは何でも使う
不死身なんだけど(笑) あれって普通だったら死ぬよ
ジョン・ウィックがちょっと街を流しただけで
刺されるわ殴られるわ車に跳ねられるんだもん
叩いて、どついて、撃って、刺して、大暴れ
図書館でのまさかの“本アクション”
わんわんちゃん達の躾は、ばっっちり。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
賢いワンちゃんと大活躍~~
ソフィアも、かっちょ良すぎ
アイディァが これまた面白い
唐突なにんじゃりばんばん♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦良いのよね☆
相変わらずドス効きも半端無い殺し屋達も健在 ←好きだぞ
組織のメンツはタクシーにも!!!!
始まって来る殺し達

意外な場所でのバトルもジョン・ウィックならでは。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。

特に美術面は凄いステキで素晴らしいのだ 

バレエ団の少女
コンチネンタルホテルでレコードを掛けて
ホテルのガラス部屋でみょーな日本語を使うニンジャ刺客
まんま浮世絵や、日本画の様に見えて、ぴったり

違和感バリバリな日本風味

寿司屋の日本人。何故か 後ろでは、どっっっちゃ降りの雨(笑)

さてさてツッコミ所もあるけれど
パワー上げ上げ(´∀`∩)↑age↑
ジョン・ウィックは、休む間も無く狙われドンパチ
反対の腹部を撃たれて、落ちた!!!!!(・3・) アルェー
ちゃんと傷を治して頂いて、次にも大活躍して頂かなくてはね
いや。その前に 中・高年齢域の ど真ん中のキアヌ
何時まで出来るか!!!!!
それはそれで 楽しみなんだけどね゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚

蛇足 組織の裁定人 どんだけ詳しいのだ(笑)



楽園 何時か何処かに作ろう。怖い「真実」

2019-10-25 | ら・を・ん の 作品

監督 瀬々敬久
キャスト 柄本明 綾野剛、杉咲花、佐藤浩市、片岡礼子 村上虹郎 黒澤あすか

お話 12年前、青田に囲まれたY字路で幼女の誘拐事件が発生した。事件が起こる直前までその幼女といたことで心に傷を負った紡(杉咲花)は、祭りの準備中に孤独な豪士(綾野剛)と出会う。そして祭りの日、あのY字路で再び少女が行方不明になり、豪士は犯人として疑われる。1年後、Y字路へ続く集落で暮らす養蜂家の善次郎(佐藤浩市)は、ある出来事をきっかけに、村八分にされてしまう。


監督・脚本は『64-ロクヨン- 前編/後編』『友罪』などの瀬々敬久。
『悪人』『怒り』の吉田修一の「犯罪小説集」を原作
申し訳ないが、私は吉田氏の作品とソリが合わないのである(;^_^A アセアセ・・・

映画は5つの短編から足利事件をモデルの「青田Y字路」
山口連続殺人放火事件がモデルの「万屋善次郎」
この2編を合わせて映画は作ってある
実は・・・私は、果たしてこの重苦しい実はの事件を
合わせてあるのは、どうかと思っている

事件はあくまできっかけであり
メインは「事件が起こした影響」
実際に起きた事件なので、緊迫感というものではない
青緑の、輝く田畑と、建物の高いものも存在しない世界に
空は青く、美しくあり、ストーリーの切なさを感じ行く
重厚さを感じる
ただし、景色の素晴らしさに反比例して
そこは「限界集落」なのだ

Y字路で起きた事件。少女は失踪し地域住民の捜索も虚しく
見つからないまま、時は12年が流れる
同じY字路で再び少女が失踪
無事発見・保護される
祖父は人格者であったが、孫を失ったことを責めて生きていた
二度目の少女失踪事件

彼は幼いころ母親とともにタイから日本にやってきた
その彼が犯人に仕立て上げられる
平屋のアパートに一人暮らしをする彼
片言や表情で感情を表す意味は日本語が上手では無い。

よそ者は格下で金があるなら、ここに住んでも良いぞ
住まわせてやるから恩に着ろよ
住民からの陰湿な村八分
「ここは日本だから、日本人だけの場所」
そういう集団の気持ちが蹂躙されることが感じられる

彼は犯人として集中攻撃を受けていく
なのにそれは原因のない「かもしれない」という事だろう
この「かもしれない」は 集団の気持ちから発生している

定食屋に逃げ込む。緊迫する

不気味さを醸し出すムードに、どきり

彼は母の目の前で焼身自殺を図る
事件に対して真犯人「かもしれない」事を謎のまま終了する
まさしく、これは、集団心理だ

別に嫌いじゃないけど「あの人が嫌って言ったから私も、私も」
弱きものに対する仲間外し
誰でも良い。自分たちよりも金銭が乏しい、生活がおつる
そのような人に「根拠もない責任」を勝手に押し付ける
本当の「真実」は、これで良いよね。
と終わりにする
これは、小学生や中学生といった子供達の世界で言う
いじめ、ハブするという事・・・
公園デビューのママ達、それこそママ友の世界

精神を保つために植樹をする男
村人は掘り起こす

事は起きた

どこに住んでも一緒だ。

3人の希望
何故か 素晴らしい。

犯人の生死はわからない

責めるだけ自分を責めていた彼女
祭を抜け出した彼女が辿り着いた現場

祖父と話し、絶望の真っ只中で生きていたが、少しの希望を見出す

希望を抱いて「生きていく」

彼の書いた言葉が、彼女に希望をもたらしたと感じた

とにかく 役者の秘めたる「静かなるパワー」で表すのが素晴らしい!!!!
死の時を表す素晴らしさ
痛み、恐怖を表す 表現

シロツメクサを編んだ花冠
車の荷台に沢山積んだ真新しい養蜂箱
レオ

蛇足 ラストが、なんだかなぁ・・・だったな