ブタクサ

2018-11-29 14:48:03 | 日記
北アメリカ原産の1年生の草。和名は英名のHogweedを直訳したもの。高さ0.3?1.5m。葉は下部では対生(2枚向かい合って茎に付く)、上部では互生(茎の節ごとに互い違いに付く)し、羽状に分かれている。
代表的な外来種で、明治初期に関東・中部地方で見つかり、昭和に入って全国に広がった。関東以西に多く、空き地や放置された畑、道端などに生える。花期は夏?秋。花粉は、オオブタクサとともに花粉症の原因として有名。オオブタクサは葉が掌状に3?7つに分かれている。近年、北米でブタクサを食草とするブタクサハムシが日本に入ってきて、日本でもブタクサを食している。

森林浴

2018-11-29 14:46:13 | 日記

森林のすがすがしさや、新鮮な空気、静けさなどを求めて森林を散策等して、心身のリフレッシュや健康の維持を図ること。森林浴の効果は、森林の音の伝達を遮断し静寂さを保つ働き、蒸散作用等によって気温を低く保つ働き、緑の色が目の疲れを癒す働き、森林の樹木が放出するテルペン類を主体とした揮発性成分が気分を快適にさせる働きなどが複合したものである。森林浴とともに近年普及した言葉にフィトンチッドがある。これはフィトン(植物)とチッド(殺す)の合成語で、植物が生産・放出するテンペル、アルカロイド、脂肪酸、などの物質を指し、森林欲に効果をもたらすといわれているが、森林内で多いのはテンペル類である。

アジュバント

2018-11-29 14:44:30 | 日記
 アジュバントは、ワクチン投与において免疫力を高めるために添加される物質。日本語に訳して「補助剤」と言われることもある。
 1920年代にミョウバン(アルミニュウム塩)をジフテリアや破傷風のワクチンに添加されたのがはじまりといわれている。今日では日本でも、百日咳、肝炎、肺炎球菌や子宮頸がんワクチンにも使用されている。
 アジュバントはそれ自体が免疫力を高めるのではなく、組織を損傷させ組織や白血球からDNAを放出させ、それがタンパク質と結合して作用が発揮される。即ちアジュバントは、組織傷害性(毒性)と免疫力増強性を合わせ持つことになる。従って毒性が強く出ると、血圧の低下によるショック状態を引き起こすことになる。また、最近認可された子宮頸がんワクチン(HPV: ヒブワクチン)でも、その副作用が問題になっている。
 一方、アレルギー反応においてディーゼル排ガスの微粒子が抗体酸性を高めるといわれていがこのような場合もアジュバント作用と呼ばれている。
 また、がん治療において再発防止のために行われる化学療法のことをアジュバント療法(補助治療)と呼んでいる。