PM10

2015-12-20 09:50:06 | 日記
浮遊粒子状物質のうち、捕集効率が50%となる空気動力学的粒子径が10mmとなる粒子。注記)黄砂、海塩など自然発生するものも含む。

アセトアルデヒド

2015-12-20 09:48:34 | 日記
悪臭の原因物質のひとつ。青ぐさい刺激臭のある無色の化学物質で沸点は20.8℃、融点は-123.3℃、化学式はCH3CHO、エチレンを酸化する方法などによって合成され、酢酸、ブタノール、合成高分子などの製造原料となる。
大気中への排出は、アセトアルデヒドの製造工程、アセトアルデヒドを原料とする物質の製造工程から、また、自動車排出ガスやたばこの煙から、などがある。
悪臭防止法の特定悪臭物質に指定されている。臭気を感知できる濃度(検知閾値濃度)は0.002ppm、悪臭防止法により都道府県知事が規制基準として定めることのできる濃度範囲(臭気強度2.5~3.5)は0.05~0.5ppmである。また、2002年1月には、シックハウス(室内空気汚染)に係る室内濃度指針値として48μg/m3(0.03ppm)が設定されている。

廃食用油

2015-12-20 09:46:59 | 日記
てんぷら油など食用油の使用後の油を廃食用油という。
これを生活排水として公共用水域に排出すると水質が汚濁する。そこで水質浄化及び資源の業務再利用の面から、廃食用油を回収・再生し、飼料、塗料、石けん等の原料として有効利用される。
特に苛性ソーダと反応させて作る石けんは 水質汚濁の進んだ千葉県手賀沼や琵琶湖などで市民運動としての広がりを見せてきた。
近年は、廃食用油のメチルエステル化による軽油代替燃料としての研究開発・実用化なども進んできている。廃食用油によるディーゼルエンジン燃料(バイオディーゼル燃料、BDF)は、排気ガス中にSOxが発生せず、CO2や黒煙も軽油より少ないことに加え、植物起源の原料(=バイオマス)であることから、カーボンニュートラルとみなせ、地球温暖化対策としても注目を集める。