暴露評価

2018-11-09 15:02:45 | 日記

暴露評価とは、作業環境や一般環境において、ヒトが肺、皮膚、口から体内に取り込む化学物質の量、またはヒトが浴びる放射線、電磁波、紫外線などの量を推定する作業のこと。
化学物質の暴露評価では、対象となる化学物質の環境濃度の測定値や予測値、個人サンプラーを用いた個体ごとの暴露量の測定値、血液や尿中に含まれる化学物質またはその代謝物の濃度などに基づき行われる。暴露評価に当たっては、暴露経路(大気、水、食物)の寄与の程度とともに、生活様式等の違いによる暴露量の変動の両方を考慮する必要がある。

堆肥

2018-11-09 15:01:13 | 日記

落ち葉などを自然に腐敗発酵させて作った肥料のこと。
有機質は適当な湿度と温度、空気(酸素)があると好気性微生物の作用によって発酵分解して植物などに吸収されやすい状態になる。そうした自然界の法則を利用して、作物の残滓・落葉・枝・野草・厨芥などを農地の片隅に積み上げ、腐敗醗酵させて得られた有機肥料は、耕作農家にとっては貴重な自給肥料となった。
肥料成分は一定していないが、厩肥とともに古くから使われてきた肥料のひとつで、播種や移植前に元肥として施す。
堆肥は、土壌を柔らかくし土壌中の微生物の活動を活発にするため、有機農業には必須で、土壌改良剤としての効果が大きく、化学肥料に較べて地力を維持培養する点で優れ、地下水を汚染することも少ない。
最近では生ごみを発酵させて堆肥にする技術が注目されている。

アスベスト

2018-11-09 14:59:25 | 日記
石綿(アスベスト)は、蛇紋岩や角閃岩が繊維状に変形した鉱物で、耐熱性、耐薬品性などの特性に優れ、建設資材(断熱材や防火材)、電気製品、自動車、家庭用品などに広く使用されたが、空気中に飛散した繊維を長期間吸入すると肺がんや中皮種になることがわかり、2006年9月から、シール材など5製品を除き原則禁止。しかし、その後2011年度を目処に全廃することになった。
 クリソタイル:蛇紋石系アスベストの一種で、その形状が、中空間の繊維状であり、柔軟で曲線を描くもの。白石綿ともいう。アスベスト需要のほとんどを占めていた。2004年10月に使用禁止。
 クロシドライト:角閃岩系アスベストの一種。青石綿ともいう。最も毒性が強く、1995年から使用も製造も禁止された。
 アモサイト:角閃岩系アスベストの一種。茶石綿ともいう。1995年から使用も製造も禁止された。